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SWALLOW、初のワンマン2DAYSで見せた“陰”と“陽”

SWALLOW「わたしの宇宙 -陰-」の様子。
12分前2026年05月11日 10:01

SWALLOWが5月5、6日の2日間にわたり、地元である青森・青森Quarterにて4thワンマンライブ「わたしの宇宙 -陰-」「わたしの宇宙 -陽-」を開催した。

SWALLOWにとって初のワンマン2DAYSとなった本公演。工藤帆乃佳(Vo, G)、安部遥音(G)、種市悠人(Key)の3人はサポートミュージシャンを迎えたフルバンド編成でステージに臨み、各日で異なるメンバーがバンドマスターを務めるというスタイルでライブを展開した。

初日公演「-陰-」では種市がバンドマスターを担当。この日のために8曲をリアレンジし、従来のSWALLOWのイメージを更新する試みも随所に散りばめた。安部と種市、サポートミュージシャンは「陰」をイメージした黒い衣装で登場。工藤は自身の従姉妹が卒業制作で手がけたという白いドレスを身にまとって姿を現した。メンバーは壮大なバラード「パスポート」やサンバ風のリアレンジを施した「THE ORCHID GREENHOUSE」などを披露。「田舎者」は洗練されたアッパーチューンへと変貌を遂げ、「青く短い春」にはミドルテンポのダンサブルなアレンジが施された。

赤いワンピースに衣装チェンジした工藤は、前身バンド・No title時代のデビュー曲「rain stops, good-bye」を歌唱。ライブ後半には楽器隊によるセッションを経て、「紛い者の万年筆」を高らかに歌い上げた。ライブ本編のラストを飾ったのは「SWALLOW」。3人はローテンポかつエモーショナルなアプローチでこの曲を披露した。

アンコールではメンバーが中学3年生の文化祭でバンドを結成してから10周年を迎えたことについて言及。安部が「10年もやっている感じがしない」と話すと、工藤は「成長はしたよ」と返して笑みを浮かべた。

2日目のバンドマスターを務めたのは安部。彼は書き下ろしの“詩”とSEを軸に、まるで舞台監督のような視点でライブ全体の世界観を紡ぎ上げた。3人は「田舎者」「北へ」「ねがいごと」といったアップテンポの楽曲を立て続けに演奏し、会場の熱気を一気に引き上げていく。工藤が「『わたしの宇宙 -陽-』にお越しいただきありがとうございます。ここで一番新しい曲をやります」と告げると、最新曲「私のために泣いて」をライブで初披露した。

「ライブは原曲で聴きたい派」を公言する安部がこの日唯一アレンジを加えたのは「涙雨」。原曲が持つ切なさを残しながらも、さわやかな抜け感を加えた新機軸のサウンドで観客を魅了した。安部は2日目の「わたしの宇宙 -陽-」に込めた思いについて「このライブを通して、自分と重なる部分があった。音楽だけで生きているわけじゃなく、いろいろなことをしながら生きている中で、自分が陰なのか陽なのかわからなくなるときもある。でも、こうしてライブをして、皆さんの顔を見ると、またがんばりたい、続けたいと思える」と語った。

アンコールの最後にメンバーは「ULTRA MARINE」をパフォーマンス。会場にシンガロングを巻き起こし、ワンマンライブを締めくくった。

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