HYDEが昨日5月17日に故郷・和歌山にある和歌山県民文化会館にて、一夜限りの特別公演「HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL in Wakayama」を行った。
故郷・和歌山で公開リハーサル
この公演は、オーケストラツアー「HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL」の最終公演として行われるウィーン公演「HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL in Wien」の“架け橋”として急遽企画されたもの。HYDEとJEKYLLバンドは、ストリングスのシーケンスを合図に最新アルバム「JEKYLL」のオープニングナンバーである「DIE HAPPILY」を歌唱。観客は、シックなハットと黒のロングコートに身を包んだHYDEの甘い声で「JEKYLL」の世界へと誘われていく。
MCで「私は今、和歌山市の観光大使ではなくオーストリアの観光大使なんですが(笑)。音楽の都、ウィーンでのツアーファイナルを控えて、その公開リハーサルを和歌山で急遽行うことが決まりました」と語ったHYDE。オーケストラの姿はないながらも、「想像力を膨らませてください(笑)。この形式(JEKYLLバンドの演奏のみ)でやるのは和歌山だけ!というふうに考えていきましょう」と特別な一夜であることをアピールし、「今日は親戚も観に来てるので」と凱旋公演ならではのトークも展開する。
和歌山名物「グリーンソフト」をステージで
オーケストラツアーの本編では「各地の名物を演奏の合間に食べる」のが恒例となっていたが、この日用意されたのは和歌山名物の抹茶アイスクリーム「グリーンソフト」。HYDEは「グリーンソフト」をステージ上で食べ終わったあと、開演直後から気になっていたというステージ最前列の空席へ。「ちょっと僕が座っちゃおうかな」と移動し、両隣の観客と笑顔を交わすなど和やかな空気に拍車をかけた。その後、ステージに戻ったHYDEは、クラシック形式で行われるウィーン公演同様に、この日の公演が休憩を挟んだ2部構成であることを告知。「トイレに行きたいのは誰~」という即興ソングを美声で歌い上げたのち、「DEFEAT」になだれ込み、エモーショナルな空気の中で第1部に幕を下ろした。
次は赤いちゃんちゃんこを着て歌いたい!?
20分の休憩を挟み始まった第2部で、HYDEは白いドレスシャツ姿に。静謐なアンサンブルに、はかなく張り詰めた歌声を重ね、幻想的な空気を紡ぐ。またHYDEはこの日、映画「戦場のメリークリスマス」のメインテーマをもとにした坂本龍一×デヴィッド・シルヴィアンによる「FORBIDDEN COLOURS」のカバーを披露。自身のルーツのような作品をオーディエンスに届け、ウィーン公演への期待を膨らませていく。
「(大阪・関西)万博では『和歌山DAY』にオーストリア観光大使としてライブをしましたけど、(観客が)モッシュしてるからね。僕ならそんなアーティストは呼ばない(笑)。でもこういったスタイルならやれると思いませんか?」と茶目っ気たっぷりに口にしたHYDEは、“静”と“動”の両方の表現の可能性について言及。「次はまたビッグホエールとかで、赤いちゃんちゃんこを着て歌いたいと思います(笑)。半分冗談で、半分本気です。やりたいことがいっぱいあるので、お金を貯めといてください。オーストリアに旅立つ前に和歌山に帰って来れてとてもよかったです」と故郷でのコンサートを噛み締める。ラストナンバーとして届けられたのは「LAST SONG」。鳴り止まない拍手を浴びたHYDEは「無事に終わりました。無理してでも和歌山でやってよかったです。オーストリアで自分の音楽をブチかまして来たいと思います。遠くから来てくれてありがとう。また会いましょう」とファンとの再会を誓い、来たるウィーン公演へと思いを馳せた。
なお5月25日(現地時間)にオーストリア・ウィーンのコンツェルトハウスで開催される「HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL in Wien」の模様は、全国の劇場での生中継および生配信が行われる。チケットは販売中。
HYDE Orchestra Tour 2026 JEKYLL in Wien LIVE VIEWING
ライブビューイング(生中継)
2026年5月26日(火)全国の映画館
START 2:30
ディレイビューイング(収録上映)
2026年5月26日(火)全国の映画館
START 19:00


