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富士山の麓に1万人が集結、「FUJI & SUN」今年も大盛況で閉幕

静岡県・富士山こどもの国で行われた「FUJI & SUN '26」より、never young beachのライブの様子。
2か月前2026年06月09日 7:02

6月6日と7日に静岡・富士山こどもの国でキャンプインフェス「FUJI & SUN '26」が開催された。

「FUJI & SUN」は富士山を間近に望む絶好のロケーションで、ライブのほか、多数のフードやワークショップなどを楽しめるフェス。7回目の開催となる今年は2日間で約1万人が来場し、過去最多の動員を記録した。

今年は1日目にくるり、ハンバート ハンバート、田島貴男(Original Love)、YOUR SONG IS GOOD(CHILL & DUB)、JAZZ NOT ONLY JAZZ in FJSN(石若駿 × 渡辺翔太 × マーティ・ホロベック)feat. 大橋トリオ & 田島貴男、奇妙礼太郎、柴田聡子(BAND SET)、シャッポ、北村蕗、梅井美咲、HAL & Baku、スーパー登山部、TOP DOCAの13組が出演。2日目にはnever young beach、ハナレグミ、KIRINJI、cero、藤原さくら、君島大空、寺尾紗穂、優河、鎮座 DOPENESS、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、眞名子新の11組がライブを行った。

1日目

MOON STAGEは、ドラムレスの4人編成で登場したYOUR SONG IS GOOD(CHILL & DUB)のパフォーマンスでスタート。観客の高まった期待をしなやかに落ち着かせるメロウなムードで今年の「FUJI & SUN」の幕が開けた。一方、SUN STAGEの始まりを飾ったのは、同フェスには初のバンドセットでの出演となる柴田聡子。彼女は連続で披露した「Your Favorite Things」「旅行」「後悔」「白い椅子」をはじめ14曲を歌い上げ、会場を幸福感に包み込んだ。

2019年の第1回目以来の出演となった田島貴男(Original Love)は、1曲目の「BODY FRESHER」でMOONエリア全体を一瞬で鷲づかみに。サックス、ギター、ハーモニカ、そして歌を1人でこなす全身全霊のパフォーマンスに観客は食い入るように見入った。ハンバート ハンバートは2人ならではののんびりとした空気で「長いこと待っていたんだ」「おなじ話」「虎」、そして朝ドラ主題歌「笑ったり転んだり」など全12曲を披露。曲の合間には、家族の話や他愛もない話題で会場を和ませ、ファミリー層も多くいる会場をハートフルな空気に浸した。

奇妙礼太郎は「赤いスイートピー」「ウキウキWATCHING」といったカバーを含む12曲で、押し寄せた大勢の観客を魅了。「オー・シャンゼリゼ」では大合唱を巻き起こす。昨年に続けての出演となるくるりは、下がり始めた気温に抗うように、「C'est la vie」で会場の熱を一気に押し上げた。「ワンダリング」では、「サビを歌ってもらおうと思います、簡単なんで!」とシンガロングを促し、会場に一体感を作り出した。

初日のラストを飾ったのはJAZZ NOT ONLY JAZZ in FJSN(石若駿 × 渡辺翔太 × マーティ・ホロベック)と題した、「JAZZ NOT ONLY JAZZ」イベントのスピンオフ。田島貴男、大橋トリオ、Hina(スーパー登山部)をゲストボーカルに迎えた特別なセッションが繰り広げられた。富士山麓特有の濃霧が立ち込める中、ボリュームのある重低音が鳴り響き、それを乱反射する幻想的な光が彩る。最後にはOriginal Love「接吻」が披露され、大団円で初日が終了した。

2日目

2日目はMOON STAGEでの優河のライブでスタート。満面の笑みで姿を現した彼女は「夏の窓」「June」というミドルテンポの曲で観客の目覚めをそっと促し、「Petillant」で伸びやかな歌声を聴かせた。SUN STAGEに登場したCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINは、「秩父」「リンゴ追分」「ワタツミ」「ガンダーラ」といったナンバーで観客の体を揺らし、確かな存在感を示す。ハナレグミは「こんな大自然に来ると何を歌えばいいかと考えるんです」と語りつつ、「レター」「追憶のライラック」「家族の風景」や、ポール・サイモン「Still Crazy After All These Years」のカバーなどを丁寧に歌い上げた。

降り出した雨が強くなり始めた頃、ceroがSUN STAGEに登場。髙城晶平(Vo, Flute, G)が雨に負けじとステージを走り回り、観客もそれに呼応するように体を揺らす。時に激しく、時にしっとりとパフォーマンスを繰り広げ、あっという間に1時間のステージを駆け抜けた。今年の大トリを務めたのはnever young beach。「らりらりらん」で会場を沸き立たせ、オーディエンスの体を思う存分に揺らしていく。レインウェアに身を包む観客に「みんな大丈夫? あれだったら2曲くらい減らして早く終わらせますよ……」と問いかけつつ、彼らは「SURELY」「Hey Hey My My」「どうでもいいけど」などをテンポよく演奏し、定番曲「お別れの歌」でイベントを締めくくった。

このイベントのうち、柴田聡子、ハンバート ハンバート、くるり、JAZZ NOT ONLY JAZZ in FJSN feat. 大橋トリオ & 田島貴男、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、ハナレグミ、cero、never young beachのライブの模様が8月にWOWOWで放送および配信される。また早くも「FUJI & SUN '27」の開催が決定。詳細は追ってアナウンスされる。

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