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ももクロ百田夏菜子「笑顔の天下、まだまだ長いぜ!」32歳の誕生日パーティを“一番ハッピーな惑星”で開催

百田夏菜子 ©HAJIME KAMIIISAKA
13分前2026年07月21日 3:02

ももいろクローバーZの百田夏菜子が昨日7月20日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールでバースデーイベント「32! SUNNY PARTY~!!」を開催した。

まさかのあの曲で開幕

7月12日に32歳の誕生日を迎えたばかりの百田を祝福しようと多くのモノノフ(ももクロファンの呼称)が集い、チケットは「お子様ファミリー席」も含めて全席種ソールドアウト。会場のロビーでは百田のキャッチフレーズ「えくぼは恋の落とし穴」にちなんだ“エクボゲート”が設置されたり、アンケート企画が実施されたりと、通常のソロコンサートとは趣の異なる試みが来場者の期待値を高めていた。

場内にはライブのコンセプトである“宇宙空間”を思わせるムードが充満。ビジョンに星空が映し出され、スペーシーな効果音とBGMが鳴り響く。さらに「本日の主役」という襷をかけた百田による楽曲の振りコピ講座やコールの練習動画が上映され、会場は開演前から特別な高揚感でいっぱいになった。そして開演時刻を迎えると、ももクロの楽曲「idola」でライブの幕が開く。「idola」は2024年発表のアルバム「イドラ」のラストを飾る8分超の楽曲で、昨年12月に埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われた「Momoiro Christmas 2025 ODYSSEY」にてライブ初披露された。そのときにソロコンでも歌うことを冗談交じりにほのめかしていた百田は、当時の約束を実現させ、モノノフを驚かせる。そして楽曲が持つ独特な世界観が宇宙空間での壮大なストーリーの幕開けを予感させる中、御伽話の読み聞かせのようなナレーションが流れ始めた。ナレーションは「むかしむかしのお話です。太陽の周りには、でこっ8個の惑星がありました……」という語り口で始まり、今回の物語が「太陽系で一番遠くて、一番のんびりで、一番ハッピーな惑星」での出来事であること、今日はその星の「1年で一番大きな、そして人生で一番特別なお祭り」の日であることが告げられる。その後、激しいギターの音色が鳴り響き、「idola」が後半のロック調のブロックへと展開したそのタイミングで、太陽を背にした百田がステージ中央の高台に登場。客席から大歓声が上がる中、「ようこそこちらの世界へ」という歌い出しでパフォーマンスが本格的にスタートした。

16歳の百田夏菜子と共演

4人のダンサーを従えた百田の太陽のような圧倒的な存在感と「idola」が放つ荘厳なパワーが重なり合い、モノノフの熱量も一気に高まったところで、そのまま2曲目の「ダンシングタンク♡」へと突入。この曲は各メンバーのパートを経て最後に百田が締めくくるももクロの自己紹介ソングだが、今回は「さかのぼること32年前、でこっぱち降臨!」「リーダー降臨!」「太陽降臨!」という百田のストーリーをつづった歌詞にアレンジされた。曲の後半には「世界を照らす 最大のパートナー モノノフ降臨!」とモノノフをフィーチャーするひと幕も。赤一色に染まった客席が沸き立つ中、アウトロ部分をループし、モノノフのクラップとコールを普段のライブよりも延長させる演出が会場全体の一体感を強めた。

お祝いに駆けつけたモノノフに感謝の気持ちを伝え、「地球からは見つかっていない惑星での不思議な世界観の誕生日パーティを最後まで楽しんでください。続いては、パーティの宴にピッタリなこの曲!」と百田が告げたあとは、銅鑼の音が鳴り響き、ももクロ「満漢全席」を皮切りに次のブロックへ。ラップ調の歌を繰り出しながらステージを所狭しと楽しそうに動き回る百田と、それをバックアップする4人のダンサーの息はぴったり。続いて客席に「ウキウキしていますか?」と呼びかけた百田は、ダンスをレクチャーする時間を挟んで「ukiukihuman!」を披露。開場時間にレクチャー映像が上映されていたこともあり、予習ばっちりのモノノフたち。客席には見よう見まねで踊る“チビノフ”の姿も見られ、ミラーボールの光とともに場内に幸福感が広がった。さらに「コジらせMAX」「太陽とえくぼ」と朗らかな楽曲が続く。百田にとっての初ソロ曲「太陽とえくぼ」ではこの曲が初披露された2011年の東京・中野サンプラザホール公演の映像をバックにパフォーマンスが届けられ、16歳の百田と32歳の百田の“共演”が実現した。

自分自身へ宛てた手紙を朗読

ここでパフォーマンスは一時休止し、企画コーナー「百田夏菜子のなんでもランキング」へ。モノノフを対象としたアンケートの結果を百田が予想して当てるクイズ企画だ。ステージ上で自由に振る舞う百田の一挙手一投足を客席のモノノフが温かく見守った。アンケートのテーマは「夏菜子が担当するフレーズランキング」「夏菜子に転生してほしい職種ランキング」「夏菜子に言われたい言葉ランキング」の3つ。「夏菜子が担当するフレーズランキング」では、百田へのサプライズとして、ももクロメンバー3人からの回答も盛り込まれた。また「夏菜子に転生してほしい職種ランキング」では、1位の「先生」、2位の「保育士」に続く3位を百田が会場のモノノフとともに予想するも答えにたどり着けず。その3位の正解は「アイドル」で、生まれ変わってもまたアイドルになってほしいというモノノフの願いが感じられる結果となった。

衣装チェンジを経て、ライブの後半戦は「手紙」でスタート。ステージ下手の椅子に座った百田は10代の自分へ、そして20代の自分へ宛てた手紙を読み上げながら、ピアノの伴奏に乗せ、眉村ちあきが手がけた美しいバラード曲を歌い上げていく。曲の後半では30代となった自分自身に向けた手紙も朗読。32歳の等身大の言葉を紡ぎながら、過去の自分に感謝の気持ちを伝えた百田は「笑顔の天下、まだまだ長いぜ!」と締めくくった。場内が温かい拍手と空気で包まれたかと思いきや、次の曲でそのムードは激変。再び4人のダンサーを従えた百田は、アップテンポなソロ曲「未知数」を初めて振りが付いたバージョンで披露した。派手な照明と映像演出がライブを彩る中、黒のトップスと赤いドレッシーなスカートを身にまとった百田とダンサーはクールなステージングで観客を魅了。32歳になったばかりの百田の新たな魅力が引き出された。

その後、改めてモノノフへの感謝の気持ちを口にした百田は「夏の楽しさを存分に表現した曲」と告げると、ライブ本編のラストナンバー「熱帯夜 Fantasy」へ。ステージ上が夕暮れを思わせるオレンジ色の照明、客席が赤のペンライトの光で染まる中、情熱的かつ刺激的なパフォーマンスを繰り広げ、熱い声援と温かい拍手を一身に浴びた。

この日一番の「夏菜子」コールと「おめでとう」

アンコールはモノノフにとってたまらないサプライズ演出でスタート。百田は「渚のラララ」を歌いながら客席に登場し、ファンサービスを振りまきながら2階、3階、1階席へと順に移動していく。予想以上に近い距離で歌う百田を見て、驚きや喜びの声を上げてリアクションするモノノフの姿が次々とスクリーンに映し出された。楽曲終盤の「ラララ」のフレーズでシンガロングが起こり、場内の一体感が増したところで百田はステージに戻り、ダンサーとともに「惚れたが勝ちのI LOVE YOU」を披露。会場全体が赤一色に染まる中、氣志團の綾小路翔からの愛が込められた“昭和ラテンミュージック”を歌い上げた。

ライブを盛り上げた4人のダンサーと、ピアノ伴奏を担当した岡田実音を紹介したのち、百田は「最後はぜいたくにみんなからの『おめでとう』をもらいたい」とモノノフに呼びかけると、ラストに「誕生日しよ♡」を歌唱。百田いわく「万能な曲」だというソロ曲「クリスマスしよ♡」の誕生日バージョンだ。特別な一夜をともに過ごしたモノノフから、この日一番の「夏菜子」コールと「おめでとう」のかけ声が送られると、百田は「32歳の私もどうぞよろしくお願いします」と語って舞台袖へ。そしてバースデーケーキのろうそくの火を吹き消し、「32! SUNNY PARTY~!!」の幕を閉じた。

セットリスト

百田夏菜子バースデーイベント「32! SUNNY PARTY~!!」2026年7月20日 パシフィコ横浜 国立大ホール

01. idola
02. ダンシングタンク♡
03. 満漢全席
04. ukiukihuman!
05. コジらせMAX
06. 太陽とえくぼ
07. 手紙
08. 未知数
09. 熱帯夜 Fantasy
<アンコール>
10. 渚のラララ
11. 惚れたが勝ちのI LOVE YOU
12. 誕生日しよ♡

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