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フレンズのポップミュージックは新境地へ、7人のプレイ輝いた華金のビルボードライブ横浜

「フレンズ Billboard Live 2026 ~Crystal Nights~」の様子。(Photo by Taka "nekoze photo")
7分前2026年09月01日 8:02

フレンズが8月28日に神奈川・ビルボードライブ横浜にて、ワンマンライブ「フレンズ Billboard Live 2026 ~Crystal Nights~」を開催。この記事では1st Stageの模様をレポートする。

2015年6月に結成され、現在はえみそん(Vo)、長島涼平(B)、三浦太郎(G, Vo)の3名で活動しているフレンズ。昨年4thフルアルバム「テン・シティ」をリリースし、今年の春には6都市を巡るワンマンツアーを開催するなど、結成10周年を迎えてもなお精力的に活動を続けている。彼らがビルボードライブで公演を行うのは2022年以来、そしてビルボードライブ横浜のステージに立つのは今回が初とあって3人の気合いは十分。今回はchankeng(Tp)、永田こーせー(Sax)、中込陽大(Key)、彦坂玄(Dr)を迎えた7人編成で、11年間のディスコグラフィの中から厳選した楽曲の数々をこのライブのためにリアレンジしてファンに届けた。

それぞれが主人公のように楽しんで

ライブタイトルの「Crystal Nights」は、長島が最新アーティスト写真をAIに投げ、提案された架空のバンド名だという。その“Crystal Nights”になりきったかのように、クリスタルが放つ光のようなオールホワイトの衣装で登場したフレンズは、昨年リリースした最新アルバム「テン・シティ」の収録曲「不完全な僕の声と君の完璧なダンス」でショーの幕開けを飾る。ホーン隊が鳴らす華やかなブラスサウンドが特別感を演出する中、えみそんと三浦は抜群のハーモニーを響かせた。えみそんは「ビルボードライブ横浜へようこそ!フレンズです」と来場者を歓迎し、「皆さんとクリスタルな夜を過ごしていきたいと思います。皆さんクリスタルに、ピカピカと光ってそれぞれが主人公のように楽しんでいってください」と呼びかける。ライブレストランという普段のライブとは異なるシチュエーションでありながらも、いつもと同じように、観客とともに作り上げるライブであることをえみそんは強くアピールした。

生きてるだけでクリスタル

「じゃあ踊ろうか」というえみそんの声に続いて始まったのは、11年前に発表した初期の代表曲「夜にダンス」。今も色褪せないこの楽曲では、耳に心地よい三浦の歌声に導かれるように、オーディエンスもシンガロングをステージに送る。思わず口ずさみたくなるようなメロディと「一緒に歌おうよ!」と言わんばかりに笑顔で演奏する3人の姿はフレンズの持つ最大の魅力。続く「いいんじゃない?」でもステージ上からだけではなく、客席の至るところから「ラララ」という歌声が自然に沸き上がった。

公演限定のオリジナルカクテルもビルボードライブでのお楽しみの1つ。今回のライブではお酒が好きなえみそんが“仲のいいバーのおじさん”とともに試行錯誤して作ったレシピをアレンジした「Crystal Nights」が提供された。そんなオリジナルカクテルの裏話を紹介したあと、フレンズはこの日のために書き下ろした新曲、その名も「Crystal Night」をお披露目。前向きで晴れやかなダンスチューンをえみそんは軽やかに歌い、観客は歌詞の1つひとつを聴き逃すまいと熱心に耳を傾けた。

えみそんの変幻自在な歌声が魅力の「Hey Boy Hey Girl」、長島の歌うようなベースラインが印象的な「NIGHT TOWN」と今回の編成ならではの豪華なアレンジが光るナンバーが続いたあと、えみそんはバンドメンバーそれぞれの「クリスタルな装い」を紹介。長島は「昨日星を捕まえてきた」とキラキラ輝くネックレスをロマンチックにアピールしたあと、「みんなとかぶらないクリスタルなアイテム」と、持参したのど飴「キシリクリスタル」を取り出す。えみそんは「おいしいよね。クリスタルだと思えばクリスタル。もうすべてがクリスタル。生きてるだけでクリスタル」とトークを強引にまとめ上げ、今のフレンズに似合うチルなアレンジの「夏のSAYにしてゴメンネ」でラストスパートをかける。

バンドの新境地示す「旅に出ようか」の熱演

芳醇なバンドアンサンブルに乗せてえみそんは「愛をやめない」でソウルフルな歌声を響かせる。7人の熱量の高い演奏に熱いシンガロングが起こり、会場の盛り上がりがピークを迎える中で、フレンズは「テン・シティ」の収録曲「旅に出ようか」を披露。この楽曲は、これまで平成のJ-POPを思わせる楽曲を軸に置いてきたフレンズにとって新境地とも言える、スケール感のあるロックナンバー。三浦が力強く鳴らすエレキギターサウンドや長島が奏でるメロディアスなベースラインをはじめとする盤石なバンド演奏の中で、えみそんがその小さな体から発しているとは到底思えないほどのパワフルな歌声を響かせ、楽曲に込められたバンドの決意にも似たメッセージを真摯に届けると、観客から万雷の拍手が送られた。そして最後にフレンズは「東京今夜」をプレイ。えみそんのロングトーンのフェイクも決まり、心地よい余韻が残る中、ビルボードライブという特別な空間にぴったりな1時間超のショーは幕を閉じた。

セットリスト

フレンズ Billboard Live 2026 ~Crystal Nights~ 2026年8月28日 ビルボードライブ横浜

01. 不完全な僕の声と君の完璧なダンス
02. 夜にダンス
03. いいんじゃない?
04. Crystal Night
05. 新しいsummer
06. 雨のフライデー
07. Hey Boy Hey Girl
08. NIGHT TOWN
09. 夏のSAYにしてゴメンネ
10. 愛をやめない
11. 旅に出ようか
12. 東京今夜

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