キャリア14年の柏木由紀がたどり着いた最強のアイドルの形「“アイドル”の可能性を広げたい」

キャリア14年の柏木由紀がたどり着いた最強のアイドルの形「“アイドル”の可能性を広げたい」

柏木由紀

柏木由紀が11月26日と29日に神奈川・神奈川県民ホールでワンマンライブ「寝ても覚めてもゆきりんワールド~まだまだ夢中にさせちゃうぞっ~ / ~これからも夢中にさせちゃうぞっ~」を開催した。この記事では本日29日に行われた公演の模様をレポートする。

2007年にAKB48のメンバーとしてデビューして、約14年のキャリアを持つ柏木。アイドルとして“王道”を歩んできた彼女は、2021年3月にWACK代表・渡辺淳之介プロデュースの7年5カ月ぶりのソロシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」をリリースしてファンを大きく驚かせた。その後も彼女の挑戦は止まることなく、4月には“ユキ・レイソレ”名義でWACK所属の7グループに加入するという前代未聞のプロジェクトの始動を発表。7月に30歳を迎えた今も、アイドルを全力で楽しみ、そして何よりもファンを楽しませることを徹底している。30歳の節目の年ということで、ワンマンライブの1日目は「まだまだ夢中にさせちゃうぞっ」としてこれまでのアイドル人生を踏襲した内容、2日目は「これからも夢中にさせちゃうぞっ」としてこれから彼女が目指すアイドルおよびアーティスト像を表現した内容に。2日目は柏木がスタンドマイクの前に立ち、バンドの奏でるアコースティックサウンドに乗せて楽曲を披露した。

柏木がステージに登場し、アコースティックギターの穏やかな音色に乗せて歌い始めたのは「CAN YOU WALK WITH ME??」。疾走感あふれるバンドサウンドや柏木が向かい風の中で突き進んでいくミュージックビデオが印象的だったこの曲が、バイオリンを交えて優美に演奏される。柏木は1日目とは異なるアレンジで、これからも道を歩いていく意思を伸びやかに歌い上げた。2曲目の「カッコ悪い I love you!」はサックスソロを取り入れたアレンジに。柏木は「今日はこういうふうにアコースティックアレンジでAKB48やソロ、ユニットの曲をやっていきたいなと思います。“アイドル”の可能性をちょっと広げたいなって。そして今はコロナの影響で歓声を出せないからこそ、歌や音楽をじっくりと届けたいなと思ったんです」とライブの趣旨を説明し、「キラキラした衣装やダンスを楽しみにしてくれていた方には申し訳ないんですが、もうこういうライブはやらないかもしれないし、貴重なライブということで。30歳の大人の柏木由紀を見せたいです!」と意気込んだ。その後も「ハート型ウイルス」や「Blue rose」といったAKB48の名曲が落ち着いた雰囲気で披露される。芳醇なアンサンブルと柏木の表現力豊かな美しい歌声に、オーディエンスはじっくりと聴き入りながら酔いしれていた。

レトロなワンピースに衣装をチェンジした柏木は、アコースティックギターと鍵盤の柔らかな音色に乗せて「BINGO!」を歌唱。そしてそのまま流れるように「初日」「フライングゲット」を続け、みずみずしい歌声を場内いっぱいに響かせた。その後も「てもでもの涙」「口移しのチョコレート」といった柏木にとって思い入れのあるナンバーが次々と披露されていき、柏木のライブではおなじみとなっているこれらの楽曲も、この日ならではのアコースティックアレンジによって新鮮に会場に響きわたる。さらに柏木は初めてもらった大切なソロ曲「夜風の仕業」を夜空の背景をバックにゆったりと歌い上げ、客席から大きな拍手を浴びた。

自身で作詞した楽曲「あなたと私」を通して、感謝の思いや愛をまっすぐに観客に向けて歌い上げた柏木。「Green Flash」では彼女のたおやかな歌声に寄り添うように、客席がグリーンの美しいペンライトの光に染まった。柏木のライブでは恒例の撮影タイムを経て、彼女は明日11月30日に7作品同時リリースするWACKとのコラボシングルの中からBiSHとのコラボ曲「柏木由紀なりのBiSH-BAD TEMPER-」をエモーショナルに披露。さらに躍動感のあるサウンドをバックに「Why don’t you??」を届けた。「彼女になれますか?」ではバンドアンサンブルにオーディエンスのハンドクラップが重なり、「ジェラシーパンチ」ではペンライトの光が一斉に左右に揺れる。ラストナンバーはAKB48の名曲「君のことが好きだから」。柏木はキラキラとした瞳で会場を見渡しながら、楽しげにステップを踏んでこの曲を歌い上げた。

アンコールを求める拍手に呼ばれ、グッズのTシャツをアレンジした黒の衣装でステージに姿を現した柏木。彼女は「30歳になりましたけど、やっぱりアイドルというのをまだまだ続けたいなという気持ちがあって。キラキラのかわいい衣装を着て歌って踊ってという姿も見せていきたいですし、今日みたいな音楽の部分を大事にしていくようなこともやっていきたい。どっちもやれるアイドルが最強なんじゃないかなという説にたどり着いたんです」と話す。そして柏木は「私がアイドルをやりたいと願っても、皆さんがいないとできない。1人ではできないのがアイドルだと思ってます。応援してくださる皆さんに元気を届けたいという、1周回って本当にシンプルな気持ちなんです。見てたら元気になれるようなアイドルになって、ちょっとでも皆さんの支えになりたい」と真摯に述べ、「30代の柏木由紀もどうぞ末長くよろしくお願いします!」と観客に呼びかけた。柏木はアイドルを目指して上京した自身の物語が詰まった大切な楽曲「火山灰」をじっくりと歌い上げ、赤いペンライトに染まった客席を幸せそうに見つめる。最後にはマイクを通さずに「みんな、愛してるよ!」と叫び、彼女は満面の笑顔でステージを去って行った。

柏木由紀 ライブを終えてのコメント

30歳を記念して7月に本来は開催予定でしたが、療養で延期となってしまいました。
本日、こうして無事に2日間のコンサートができたことにファンの皆さん、そしてスタッフの皆さんに感謝です。

先日のパシフィコ横浜は「今までのアイドル、AKB48の私を振り返る」がコンセプトでしたが、
今日は、私はまだまだアイドルを長く続けたいので、「アイドルの新しい可能性を探す」ためにアンプラグドで歌を聴かせるコンサートにさせていただきました。
まだまだアイドル楽しみたいです!

柏木由紀「寝ても覚めてもゆきりんワールド~これからも夢中にさせちゃうぞっ~」2021年11月29日 神奈川県民ホール セットリスト

01. CAN YOU WALK WITH ME??
02. カッコ悪い I love you!
03. 遠距離ポスター
04. ハート型ウイルス
05. Blue rose
06. だらしない愛し方
07. BINGO!
08. 初日
09. フライングゲット
10. てもでもの涙
11. 口移しのチョコレート
12. 夜風の仕業
13. あなたと私
14. Birthday wedding
15. Green Flash
16. 沈黙
17. 柏木由紀なりのBiSH-BAD TEMPER-
18. Why don’t you??
19. 彼女になれますか?
20. ジェラシーパンチ
21. 呼び捨てファンタジー
22. 君のことが好きだから
<アンコール>
23. シアターの女神
24. You and I
25. 火山灰

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