超特急のタクヤこと草川拓弥が、3月19日(月)と26日(月)深夜に2週連続でオンエアされるフジテレビのドラマ「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド -事件の方が放っておかない探偵-」に出演することが発表された。
「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド」は2017年3月に第1弾が放送された、安藤政信主演のドラマ。「平凡でささやかな依頼に真正面から向き合う」ことを信条としている私立探偵・和田(安藤)が平凡に見える依頼を調査していくうち、なぜだかいつも大事件に巻き込まれてしまう姿を描く群像ハードボイルドコメディで、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を手がけている。作品にはほかに今回からの新キャストとして、未来から来た謎の女役で池田エライザが登場。また第1弾に引き続き、和田をライバル視するエリート刑事役で戸塚純貴、和田の取り巻き役でヨーロッパ企画の面々が出演する。
草川は3月19日放送の「タイムトラベラー編」のゲストとして作品に参加する。彼が演じたのは「誰かに監視されている気がする。助けてください」と和田に調査を依頼する神経質そうな大学院生。地味な服装にメガネ姿で、物語が動き出すきっかけを作る理系男子を演じている。
このほど東京都内の撮影現場で今作の会見が行われ、安藤、池田、草川の3人が出席した。草川は出演のオファーが来たときの心境について「撮影前に第1弾を拝見したんですが、すごく笑わせていただいて『めちゃくちゃ面白い作品だな』と。キャスト、スタッフの皆様がこの作品を愛しているのがストレートに伝わってきてワクワクした気持ちになったので、撮影に参加できてとても光栄です」とコメント。自身の役柄や役作りに関しては「“未来を変えるキーパーソン”という設定は自分にとって非現実的で最初は漠然としていたんですが、衣装合わせでメガネをかけたり仕事用のパソコンを大切に持っているといったキャラを作っていったので、そういった動作などから役に入っていった感じです」と語り、「こういう形のメガネをかけたのは初めてです」と笑顔を浮かべた。
「池田、草川と共演してみた感想は?」と安藤に質問が飛ぶと、安藤は「2人共芝居がうまい人だなって。心から演じていると言うか、しっかり台本を読み込んで臨んでいるんだな、と言うか。すごくやりやすいんですよ。(共演者と)リズムが違うときの動きにくさみたいなものを感じずにクランクインからすんなり入っていけたと思います」と2人の印象を語る。コメント中に安藤が「ふふふっ(笑)」と思わず照れ笑いを浮かべると草川は「笑わないでくださいよ!(笑)」と注意し、現場の和やかなムードをうかがわせた。
今回の脚本について、安藤は「何度もタイムスリップをして、自分役を3人ぶんやらなきゃいけなかったりしてこんがらがるし、とにかく忙しいんです。全シーン出るようなドラマもなかなかないですし、テンションを維持するのが大変ですね」と印象を明かす。オカルト好きだという池田は、オカルト要素が盛り込まれた物語に「単語1つひとつにちゃんとした知識を感じると言うか。理解のある人が書いているんだなとわかるので、その丁寧さがオカルト好きとしては『ありがとう』ってうれしい部分です」と語り、草川は「僕は依頼人だからタイムスリップをすることはないけれど、周りのキャストさんは大変だろうなって思いました」と続いた。
安藤は「大の大人がくだらない話をキッチリ作って観てもらう、っていうことをブレずに第1話からやっている作品」とドラマの魅力を語り、最後に「ヨーロッパ企画さんのファン、上田さんの脚本のファンという方はいっぱいいると思うし、そういった皆さんからブーイングが起きないようにしっかり向き合って作品をやりたいと思っているんですけど、そういったところをさらに越えて、よりたくさんの人々にこの作品が愛されたらいいなと思います」と視聴者へ向けて呼びかけた。
新作放送に先駆けて、3月9日(金)深夜には今作の第1弾がオンエアされる。また第1弾、第2弾共に、フジテレビでの放送直後からFODで見逃し配信が行われる。
フジテレビ「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド -事件の方が放っておかない探偵-」
タイムトラベラー編
2018年3月19日(月)24:25~25:25
壱岐島編
2018年3月26日(月)24:25~25:25
<出演者>
安藤政信 / 池田エライザ / 戸塚純貴 / ヨーロッパ企画(石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力) / and more
タイムトラベラー編ゲスト:草川拓弥(超特急) / 瑛茉ジャスミン / ダイタク
壱岐島編ゲスト:丸山智己
フジテレビ「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド -事件の方が放っておかない探偵-」第1弾再放送
2018年3月9日(金)26:55~27:55