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笹川美和の15周年を祝って城南海や安藤裕子ら豪華ゲスト続々登場、初のベスト盤も告知

約7年前2018年05月14日 10:01

笹川美和のワンマンライブ「笹川美和 Concert 2018 ~新しい世界~」の東京公演が昨日5月13日に日本橋三井ホールで開催された。

このライブは彼女のデビュー15周年を記念して企画されたもので、この東京公演のほか5月27日には大阪・Music Club JANUSでも開催。東京公演のみスペシャルゲストとして安藤裕子、池田綾子、城南海、冨田恵一、村上ゆきが出演し、笹川とのコラボパフォーマンスを披露した。

普段はドラムレスの編成でライブを行うことが多い笹川だが、この日は山本隆二(Piano, Key)、設楽博臣(G)、鈴木正人(B / LITTLE CREATURES)に加えてASA-CHANG(Dr, Percussion)もバックバンドに参加。普段とはひと味違った演奏に乗せて彼女は、初期曲から新曲までこの15年間に発表してきたさまざまな曲を歌い上げた。この日はあいにくの空模様となったが、これについて彼女は「低気圧ガールなので、やっぱり雨を降らせてしまった」と言って笑いを取っていた。

1人目に登場したゲストは城南海。「ずっと笹川さんの曲が好きで、いつか曲を作っていただきたいと思ってました」という城は、2016年11月に発表した自身のアルバム「月下美人」に収録されている、笹川が作詞作曲を手がけた「晩秋」「月下美人」の2曲で笹川とデュエットした。城は「月下美人」では三味線の演奏も披露し、2人の伸びやかで澄んだ歌声に客席から大きな拍手が沸いた。

2人目のゲストは、笹川と同じく今年デビュー15周年を迎える安藤裕子。笹川の最新アルバム「新しい世界」に収録されている安藤が作詞作曲した「melancholic」について、安藤は「歌詞が甘えん坊っぽくなっちゃって、笹川さんにはどうかなと思ってたら、当時のディレクターさんに『それでいいんだよ! 笹川は甘えん坊なんだよ!』と言われた」と制作エピソードを明かした。アダルトな雰囲気を漂わせながらこの「melancholic」を歌った2人は、さらに笹川や安藤と同じく冨田ラボとしての活動が今年で15周年を迎える冨田恵一をステージに呼び込み、冨田のピアノ演奏で「琥珀色の涙」を歌唱した。

その後、笹川が「東京のお姉ちゃん」と慕っているという池田綾子が登場。2年前に東京・キリスト品川教会 グローリア・チャペルでツーマンライブをした際に合作した「あたしと私の往復書簡」を、ピアノの連弾でひさびさに披露した。その後さらに村上ゆきを迎えて、村上のピアノをバックに3人で「旅人」を歌唱。シンプルな演奏に乗せて、3人の透き通った歌声が織りなす美しいハーモニーが会場に響きわたった。

ライブ本編最後には感極まって涙を浮かべつつ、笹川はこの日アンコールを含む16曲を歌唱。アンコールのMCでは、東京・コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウンで行われる音楽イベント「LIVE in the DARK」の9月28日の公演に笹川が出演すること、夏に東京と大阪で上演される西田大輔作・演出の舞台「舞台『野球』飛行機雲のホームラン ~ Homerun of Contrail」で音楽を担当すること、そして15周年を記念した自身初のベストアルバムをリリースすることを発表した。ベストアルバムの詳細は後日発表される。

笹川美和 Concert 2018 ~新しい世界~(大阪公演)

2018年5月27日(日)大阪府 Music Club JANUS

舞台「野球」飛行機雲のホームラン ~ Homerun of Contrail

2018年7月27日(金)~8月5日(日)東京都 サンシャイン劇場
2018年8月25日(土)~8月26日(日)大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
出演:安西慎太郎 / 多和田秀弥 / 永瀬匡 / 小野塚勇人 / 松本岳 / 白又敦 / 小西成弥 / 伊崎龍次郎 / 松井勇歩 / 永田聖一朗 / 林田航平 / 村田洋二郎 / 藤木孝
作・演出:西田大輔
野球監修:桑田真澄
音楽:笹川美和

LIVE in the DARK

2018年9月28日(金)東京都 コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン
<出演者>
笹川美和
1st Stage OPEN 19:00 / START 19:30
2nd Stage OPEN 21:30 / START 21:00

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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