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COUNTRY YARD、仲間5組と作り上げた宴で「ロックってこんなにあったかいんだな」

COUNTRY YARD(Photo by TAKASHI KONUMA)
8年近く前2018年12月07日 10:05

COUNTRY YARDが主催イベント「BROTHERHOOD FESTIVAL」を12月2日に神奈川・Yokohama Bay Hallにて開催した。

イベントにはCOUNTRY YARDのほか、HEY-SMITH、STOMPIN' BIRD、bacho、SHADOWS、ハルカミライが出演。今年がCOUNTRY YARDの結成10周年イヤーであることから、彼らはCOUNTRY YARDの10周年を祝福しならライブを展開していった。

トップバッターのHEY-SMITHは「Dandadan」でアグレッシブにイベントの幕を開ける。「なぜ俺らが1番なのか。みんなの頭をおかしくさせるためだと思う」と猪狩秀平(G, Vo)が話していた通り、彼らは「Not A TV Show」や「Fog And Clouds」といったアップテンポなナンバーで観客のテンションを引き上げていった。また猪狩はCOUNTRY YARDとは結成時期が近いと言い「消えていくバンドのほうが多い中で10周年で同じステージに立てることがうれしい」と話し、盟友への愛を込めて「I Will Follow Him」「California」を届けた。

早々にサウンドチェックを終えたSTOMPIN' BIRDは転換の時間を使ってじゃんけん大会をするなどさっそく自由なステージングを見せる。中盤にはYASU(B, Vo)がCOUNTRY YARDとの初対バンからこれまでを振り返り「1つ言いたいのは……やめないでよかったね!」と声を上げ、バンドは「Colors」や「Brave Song」をエモーショナルに演奏した。「Hurry Up」ではTOM(Vo, G)がステージ袖にいるCOUNTRY YARDメンバーのほうを向いてギターソロを弾く場面もあり、3人は愛情たっぷりなパフォーマンスで場内を沸かせた。

bachoは優しく「萌芽」でライブをスタートさせる。場内に温かなムードが広がると北畑欽也(Vo, G)は10年前のCOUNTRY YARDとの出会いを回想し「あの頃から楽しかったし、同じように歩みを進めてこられてうれしい。これからもよろしく」と言葉を贈った。その後もステージ袖で観ていたCOUNTRY YARDのメンバーが拳を突き上げて歌ったり、北畑がマイクから離れるとフロアから自ずと盛大なシンガロングが巻き起こったりと、観客は彼らと共に熱唱する。さらに「NENASHIGUSA」では北畑が1人のファンをステージに上げてボーカルを託すと、彼女の歌声に合わせてさらに大きなシンガロングが発生し、場内は感動的なムードに包まれた。

ヘヴィな「Senses」やダンサブルな「Overcome」などを続けて、観客を激しく暴れさせていったのはSHADOWS。本イベントについてはHiro(Vo)が「俺が客だったらそっこうチケット買ってるやばいイベント。自分たちも10周年のときはこんなイベントができたら」と絶賛した。3周年を迎えた自らのバンドについては「1日1日の積み重ねが10年になる。今できることは奏でる音をお前たちと共有して楽しむこと」と意気込み、ライブを再開。「My Direction」でシンガロングが発生するとHiroはうれしそうに笑顔を見せ「届いてます。最高にうれしい瞬間です」と、さっそく共有できていることに喜びを感じていた。

過去に開催された「BROTHERHOOD FESTIVAL」のポスターを見て同イベントに憧れを抱いていたというハルカミライは、序盤からエネルギッシュなライブを展開。ダイブした際に関大地(G, Cho)のギターの弦が切れるも、彼はライブを止めようとはせず、その姿に焚きつけられるようにほかのメンバーのテンションはさらに上がっていく。その姿に袖で観ていたバンドマンたちも興奮し、「ファイト!!」では出番直前にも関わらずCOUNTRY YARDのHayato Mochizuki(G, Cho)がステージダイブするひと幕もあった。優しく「世界を終わらせて」を歌い上げたあとには橋本学(Vo)がフロア中央の柵まで進み、ファンに囲まれる中で「アストロビスタ」を歌い始める。歌詞の一部にCOUNTRY YARDの楽曲「Starry Night」のタイトルを織り交ぜるなど、憧れとリスペクトを感じさせるパフォーマンスでCOUNTRY YARDへとつないだ。

COUNTRY YARDのライブでは「待ってました」とばかりに1曲目「Don't Worry, We Can Recover」のイントロからステージダイブを繰り返すファンが続出。さらにKeisaku “Sit” Matsu-ura(B, Vo)が「1、2、3、4、5、6、7、8、10years……」と数えてから「Seven Years Made My Now」へとなだれ込むと、観客はバンドの10周年を祝福するかのようにより激しく暴れまわった。Sitは「これが俺たちが10年かかってやりたかったロックフェスティバル」と1日を振り返ったあと「今4人でロックしたくてたまんないんだよ! お前らはどうだ?」と煽り、笑顔で「Orb」「Alternative Hearts」を続けた。Sitが「心を込めて歌います」と告げてから始まった「I'll Be With You」ではSitがマイクをフロアに向けて、歌唱をファンに託す。さらにステージ袖で見ていたアーティストやスタッフ陣が続々とダイブをした「In Your Room」ではフロアから盛大なシンガロングが広がり、場内の一体感は最高潮に達した。

アンコールで再びステージに登場したSitは「ロックってこんなにあったかいんだな」と一言。さらに「こういう熱いロックシーンを守って、攻めよう」とファンへ呼びかけた。そして彼が清々しい表情で天を仰いで一呼吸置いたあと、バンドは「Quark」「Starry Night」を連投。力強い演奏と感動的なムードで会場内を満たしてイベントの幕を下ろした。

なおCOUNTRY YARDは10周年イヤーの締めくくりとして12月26日に東京・下北沢SHELTERにてワンマンライブを開催する。

COUNTRY YARD「TOUR 2018 -10 YEARS MADE OUR NOW- EXTRA SHOWCASE」

2018年12月26日(水)東京都 下北沢SHELTER

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