1月2日、3日に東京・お台場エリアでライブイベント「TOKYO IDOL PROJECT×@JAM ニューイヤープレミアムパーティー2019」が開催された。
「TOKYO IDOL PROJECT」と「@JAM」がタッグを組んで開催する「NPP」は、前年に躍進したアイドルたちが競演する年始恒例のイベント。今年は1月2、3日の2日間にわたって開催され、およそ60組のアイドルが東京・Zepp DiverCity TOKYO、Zepp Tokyo、フジテレビ本社7階の屋上庭園「フジさんのヨコ」にてライブやトークを繰り広げた。
DAY1
初日では「TIP」の菊竹龍総合プロデューサーと「@JAM」の橋元恵一総合プロデューサーが出演者と鏡開きを行ってイベントの開幕を宣言。Zepp DiverCity TOKYOのNewYear StageにはFES☆TIVEがトップバッターとして登場し、「あけましておめでとうございます!」と挨拶してから「OIDEMASE!! ~極楽~」「シダレヤナギ」などのアッパーチューンで午前中から会場を盛り上げる。Zepp TokyoのPremium Stageではmonogatariが一番手を務め、オーディエンスを力強く煽りながら松隈ケンタと渡辺淳之介がプロデュースした「MONOGATARI」「もう一回君に好きと言えない」などを熱演した。
イベント中盤にはPremium Stageでコラボコーナーが展開され、神宿とCROWN POPが「POPPER TIME」「お控えなすって神宿でござる」、アップアップガールズ(仮)とあゆみくりかまきが「アッパーレー」「19 GROWING UP -ode to my buddy-」、虹のコンキスタドールとマジカル・パンチラインが「トライアングル・ドリーマー」「Melty Kiss」をコラボ。裏のNewYear StageではラストアイドルがLaLuce、Good Tears、Someday Somewhere、Love Cocchi、シュークリームロケッツといった各ユニットの曲を立て続けに届けてからメンバー全員でエモーショナルな楽曲「好きで好きでしょうがない」を熱唱し、10曲連続のパフォーマンスで観客をヒートアップさせた。また=LOVEは恋する乙女心を描いた「Want you! Want you!」やヒャダインこと前山田健一による最年少メンバー・齋藤樹愛羅をフィーチャーしたナンバー「樹愛羅、助けに来たぞ」、デビュー曲「=LOVE」などで観客を魅了した。
初日のPremium Stageのトリを飾った神宿は「KMYD」でシンガロングを展開したり、「Summer Dream」でタオルを振り回したりしたほか、ライブの人気ナンバー「原宿戦隊!神宿レンジャー」や「Action!」でフロアを沸かせる。NewYear Stageでは東京パフォーマンスドールが「Jumpin' Up!」「BRAND NEW STORY」「SHINY LADY」で場内の熱気を高めたほか、AKB48 Team 8が「大声ダイヤモンド」「センチメンタルトレイン」「言い訳Maybe」などのAKB48の楽曲を披露。さらに彼女たちは汗だくになりながら「思春期のアドレナリン」「蜂の巣ダンス」「47の素敵な街へ」といったTeam 8のオリジナル曲を力いっぱいパフォーマンスしてイベントの初日を締めくくった。
DAY2
2日目のNewYear Stageはナナランドのステージで幕開け。「冗談じゃないね」で勢いよくライブをスタートさせた6人は続けてdrop時代の楽曲「ビビデバビデチュ」を披露し、メジャーデビュー曲「満月に遠吠え」では頭上に腕で輪を作る振り付けで観客と盛り上がった。Premium Stageではバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIが昨年12月に配信リリースしたばかりのメタルサウンドのナンバー「SUMOU」でヘッドバンギングを、メッセージソング「Q.人生それでいいのかい?」でコール&レスポンスを繰り広げた。
昼過ぎのPremium Stageで出番を迎えたNGT48は、「世界の人へ」「青春時計」「世界はどこまで青空なのか?」「春はどこから来るのか?」といったシングル曲や初のオリジナル曲「Maxとき315号」を惜しみなく届け、さわやかな空気で会場を満たす。2日目のコラボコーナーでは「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」でも共演した大阪☆春夏秋冬とフィロソフィーのダンスによる“大阪のダンス”が「ダンス・ファウンダー」「C'mon!」をパフォーマンスし、日向ハルとMAINAを筆頭とする迫力の歌声でオーディエンスを圧倒。続いてuijinとTHERE THERE THERESによる“THEREjin”が色違いの衣装で「Sunrise=Sunset」と「neo asia」をミックスしたナンバーを歌ったほか、Dorothy Little Happy「デモサヨナラ」をカバーして観客を驚かせ、sora tob sakanaとつりビットによる“つりとぶさかな”は「Moon Swimming Weekender」や「真夏の天体観測」をコラボして観客を大いに楽しませた。
イベント終盤のNewYear Stageには東京・品川ステラボールでのワンマンライブを成功させるなど昨年大きく飛躍したTask have Funが登場し、“恋愛妄想アッパーチューン”の「けどハニカミ」やロックナンバー「『キメ』はRock You!」を熱演。「3WD」の曲中には熊澤風花が「もっとアゲていこうぜ『NPP』!」と絶叫し、フロアのボルテージを上昇させた。また3月24日の東京・マイナビBLITZ赤坂公演をもって解散することが決定しているつりビットは、ポップチューンの「TOKYO WONDER GIRL」「Blue Ocean Fishing Cruise」や3月6日にラストシングルとしてリリースする新曲「プリマステラ」を歌唱した。
Premium Stageのトリを務めたたこやきレインボーは「ナナイロダンス」「踊れ!青春カルナバル」「RAINBOW~私は私やねんから~」など、新旧織り交ぜた計7曲を披露。一方のNewYear Stageでは12月に新メンバー・篠原葵を迎え新たな5人体制になったまねきケチャが、「冗談じゃないね」「ありよりのあり」や3月20日にリリースする両A面シングルの表題曲の1つ「いつかどこかで」でファンを熱狂させたのち、「ありきたりな言葉で」「きみわずらい」といった人気曲を熱唱した。そしてラストのグランドフィナーレでは出演者たちがステージに並び、観客と共に「ニューイヤープレミアム、パーティー!」と元気いっぱいに叫んで「NPP 2019」の幕を閉じた。