今年、いよいよ音楽活動50周年を迎える細野晴臣。長年にわたるキャリアで細野が発表してきた楽曲の数々がApple Musicで配信されている。
ソロ名義の作品はもちろん、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、SKETCH SHOW、HAS、HASYMO、Yellow Magic Orchestraなどなど、プロデューサーとして手がけてきたプロジェクトが多岐にわたる細野。Apple Musicでは、2018年7月より細野楽曲の配信に併せて、世代もジャンルも異なる著名人が細野の楽曲で構成するプレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」を公開している。音楽ナタリーはこの企画と連動し、著名人たちのプレイリストとコメントを連載形式で展開中だ。
第10回となる今回は、T字路sとナイツ・塙宣之にプレイリストを制作してもらった。
T字路s
プレイリスト名
細野さんのロックンロール
プレイリスト
01. 住所不定無職低収入
[作詞・作曲:細野晴臣]
02. 蝶々-San
[作詞・作曲:細野晴臣]
03. 福は内 鬼は外
[作詞・作曲:細野晴臣]
04. 冬越え
[作詞・作曲:細野晴臣]
05. 東京Shyness Boy
[作詞・作曲:細野晴臣]
06. 漂流記
[作詞・作曲:細野晴臣]
07. 恋は桃色
[作詞・作曲:細野晴臣]
08. 僕は一寸
[作詞・作曲:細野晴臣]
09. Exotica Lullaby
[作詞・作曲:細野晴臣]
10. ろっかばいまいべいびい
[作詞・作曲:細野晴臣]
解説コメント
篠田智仁
一番好きな曲は「住所不定無職低収入」。ハタチくらいの頃の自分のテーマソング、この曲ばかり繰り返し聴いていた。そして一番好きなアルバムはやはり「HOSONO HOUSE」で、このアルバムからの選曲が必然多くなった。絶妙なベースラインとトーンがたまらない!
伊東妙子
T字路sでカバーもさせていただいた「恋は桃色」をはじめ、細野さんの曲は、歌詞がため息が出るほど素晴らしくてグッと来る。こんなに易しい言葉で、無限に広がる景色や感情を描く。そしてどこかトボけた歌いっぷりがさらに想像を増幅させる。どうひっくり返っても私には作れそうもない、歌えそうもない世界。
プロフィール
2010年5月に結成された伊東妙子(G, Vo)と篠田智仁(B / COOL WISE MAN)からなるデュオ。2016年に映画「下衆の愛」に提供した主題歌「はきだめの愛」が話題を集める。2017年に初のオリジナルアルバム「T字路s」をリリース。NHK Eテレ「シャキーン!」に楽曲を提供しているほか、2018年にはそごう・西武が展開したキャンペーン「お買い物ブギWEEKS」のスペシャルサポーターを務め、キャンペーン企画には笠置シヅ子の「買物ブギー」のリメイク版「買い物ブギ ~西武・そごう 2018ver.~」が使用された。2019年1月に2ndアルバム「PIT VIPER BLUES」を発表。3月から4月にかけてワンマンツアーを開催する。
・T字路s オフィシャルWebサイト
・T字路s(@Tjiros) | Twitter
ナイツ・塙宣之
プレイリスト名
走馬灯
プレイリスト
01. 四面道歌
[作詞・作曲:細野晴臣]
02. ABSOLUTE EGO DANCE
[作曲:細野晴臣]
03. Mazinger "H"
[作曲:細野晴臣]
04. 幸せハッピー
[作詞:忌野清志郎 / 作曲:細野晴臣]
05. 終りの季節
[作詞:宇野もんど / 作曲:細野晴臣]
解説コメント
大学の落研時代に松本人志さんの「ビジュアルバム」に憧れて、お笑いライブで流したオープニング音楽が「マジンガー・H」でした。あとは人生を振り返る時に走馬灯のように流れる曲です。
プロフィール
塙宣之と土屋伸之からなるお笑いコンビ。大学時代の先輩後輩同士で2001年にコンビを結成し、2003年に「漫才新人大賞」大賞、2008年に「お笑いホープ大賞」大賞、2016年に「第33回浅草芸能大賞」の奨励賞および「第67回 芸術選奨 大衆芸能部門 文部科学大臣新人賞」など多数の受賞歴を誇る。2015年11月に初の漫才CD「ナイツ爆笑漫才スーパーベスト」を発売した。漫才協会、落語芸術協会、三遊亭小遊三一門の一員として寄席でも活躍中。マセキ芸能社所属。
・マセキ芸能社 MASEKI GEINOSHA Official Site
・ナイツ 塙宣之 オフィシャルブログ のぶたんの「ヤホー」で調べました by Ameba