King & Prince・永瀬廉の初主演ドラマ「FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました」の制作発表会見が本日9月10日に東京・東京メディアシティで行われ、永瀬、北村匠海(DISH//)、黒島結菜、岐洲匠、小越勇輝が出席した。
「FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました」は新人男性客室乗務員たちの奮闘や成長を描く青春物語で、永瀬は自分にとってCAは天職であると信じて疑わない“空オタク”のCA訓練生・朝川千空を演じる。ドラマ初主演について、永瀬は「普通の方が体験できないことをたくさん体験させてもらい、温かいスタッフさんと仲間たちに囲まれてできたので、初主演でも気負わずにありのまま、自分らしくやらせていただくことができました」とコメント。また、なんでもそつなくこなす元モデルのCA訓練生・早乙女薫を演じた北村は「僕自身ともかなり共通点の多い役と出会えたことがすごくうれしく思っています」と思いを語った。
元自衛隊員のCA訓練生・郷田勇一役の岐洲は「みんな仲良くなって、そこで生まれるいい雰囲気の中で撮れたと思う」、ゲイであることをオープンにしているCA訓練生・黛正太郎役の小越も「すてきな作品とメンバーに出会えて、僕らのチーム感が映像にも出ていると思います」と今作のチームについて印象を語る。2人の言葉通り、会見はどんな話題にも積極的に切り込んで行く永瀬を中心に終始にぎやかに進行していった。司会者から「飛行機でどこへでも行けるとしたら?」と質問が飛ぶと、永瀬は「ジャパンで。箱根とか!」と即答し、北村に「車で行けるから! 考える時間あったでしょ?(笑)」とツッコまれる。また、北村が「サウナ大国のフィンランドですね。18歳の頃からめちゃくちゃサウナ好きで、“ととのう”という行為が最高なんです。サウナに入ったあとに、雪にダイブしたい」と回答している最中に永瀬は隣で「バナナ? バナナ?」とつぶやいていたが、その後突発的に「あ、バナナはフィリピンか? なんで雪なんだろうって引っかかってたんだよね」と言って自己解決。北村はこれに「全部持っていくやん! フィリピンでいいよ、もう(笑)」と笑い、2人のやりとりに会見場は爆笑に包まれた。
永瀬は北村と共演した印象について「僕のしょうもない話に乗ってきてくれる匠海くんが意外やった。テレビ見てるとめっちゃクールな印象があったから。俺らに合わせてくれてるのかもしれないけど、クールだけどアホを演じてくれるというか」と語る。一方の北村も「『どんな人なんだろう?』っていうところから始まった」と切り出しつつ「いざしゃべり始めたらものすごい距離の詰め方をしてきて、一気に(永瀬が)現場の中心になりました」と明かした。仲がよすぎるあまり現場では“ひと悶着”もあったそうで、CAの制服を着た感想を問われた際、2人はどちらのほうが制服が似合うかで言い争ったことを告白。北村いわく「2人並んで鏡の前に立って」軍配は永瀬に上がったが、北村は「ただ、スーツを着ているシーンでのスーツの着こなしは、俺が勝ったと思ってます」と食い下がる。すると永瀬は「俺は認めてないけどね。これに関しても俺が勝ってると思ってる」と言いつつ「あとは観てくれる方が決めてもらえたら(笑)」とコメント。そして、パイロット候補生・高山つばさ役の黒島はそんな2人を横目に「これ(パイロットの制服)が一番カッコいいですよね?」と言い、2人を納得させていた。
男性CAという職業に関して、永瀬は「この作品をやるまではやっぱり女性のイメージがありました。作品の中でも、男性CAが受ける逆風みたいなところがリアルに描かれていたと思います。だからこそ、逆風にめげない男4人の新人CAを演じられてよかったというか。新しい何かに挑戦している人に勇気を与えられたらいいなと思いますね。男性は根性も力もあるから、トラブルが起きたときに頼りになるのは強みなのかなと思います」と演じてみて感じた思いを語り、北村も「今後飛行機乗るときに親近感が湧きそうで、これからが楽しみになりました」と続いた。最後に永瀬は「このドラマはさまざまな事情を抱えた新人CA、新人パイロットが自分らしくどう輝いていくかを模索する汗と友情と、ちょっぴり恋の物語です」とドラマについて伝え「新しく何かにチャレンジしようかなと思っている人の背中を押せる作品になっていると思います。皆さんよろしくお願いいたします!」と元気よく視聴者に訴えかけた。「FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました」は9月24日(火)21:00よりカンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送される。
カンテレ・フジテレビ系「FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました」
2019年9月24日(火)21:00~22:48