切腹ピストルズがゲストボーカルに向井秀徳(NUMBER GIRL、ZAZEN BOYS)、小泉今日子、マヒトゥ・ ザ・ピーポー(GEZAN)、ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)、伊藤雄和 (OLEDICKFOGGY)を迎えた楽曲「日本列島やり直し音頭二〇二〇」が7月22日にリリースされる。
この曲は映画監督の豊田利晃と切腹ピストルズの飯田団紅が世の中を明るくするような2020年の応援歌として昨年から企画していたもの。新型コロナウイルス感染拡大の影響により制作が中断されていたが、ようやく完成し、コロナ後の社会の中で“もう一度、やり直す!”ことを誓う宣言のような楽曲に仕上がった。原曲は高田文夫が作詞した西方裕之の「日本列島やり直し音頭」で、豊田、飯田、 ILL-BOSSTINOが新たに歌詞を書き下ろした。
この曲は7月24日に公開される豊田の新作映画「破壊の日」のテーマソングとしても使用される予定。MotionGalleryでは映画への支援を募るクラウドファンディングを6月5日まで実施している。
飯田団紅(切腹ピストルズ総隊長)コメント
動乱の時代である。やり直し音頭である。歴史を踏まえ、繰り返さず、やり直すのだ。何を、どうする、どんな塩梅。そんな気運を音頭で世界に突きつけてやる。原曲改変を快諾してくれた高田文夫先生をはじめ、様々な音頭取りや協力者。そして本来の盆踊りや音頭のように、この後、唄や踊りは皆々様が好きに当てはめりゃ良い。つらいことや悲しいこと、じたばたを乗り越え、天下泰平いつか未来にまで、少しでも繋がれば本望なり。
向井秀徳(NUMBER GIRL、ZAZEN BOYS)コメント
何回だってやり直す。そう、何回だってやり直す!
小泉今日子 コメント
レコーディング参加させて頂き楽しかったです。スカッと晴れた青い空が見たいですね!
マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)コメント
わけのわからない時代を生きているとあれば、このくらいわけのわからないメンツでマイクリレーがあったっていいだろう?
そしてそれはある日、わけになる。
ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)コメント
橋の下世界音楽祭で喰らって以来、切腹ピストルズと何かを創る事、演る事は念願でした。狂った世の中ど真ん中、参加できて光栄至極であります。いつも撤退できずにずるずると負け戦を重ねて、多くの犠牲を生んできたこの国の哀しき業からやり直すチャンス、俺等は先に行って賑やかしながら待ってます。未来で出会える事を願っております。
伊藤雄和(OLEDICKFOGGY)コメント
やり直し、やり直しの日々でした。そして、繰り返す。戒めの様な曲だ。
豊田利晃 コメント
切腹ピストルズの飯田団紅氏と昨年から計画していたこの曲は、よりによってこんな時代に産み落とされるとは僕自身も想定外でした。混迷の時代に立ち向かうためには一本の映画よりも一曲の音楽の方が広く多くの人たちに伝わる速度は早いと思います。自分自身もレコーディングの過程で多くの勇気を頂きました。高田文夫さん、参加してくれた多くのアーティストに感謝しています。「やり直し」というキーワードが多くの人たちの未来を勇気づけることを願っています。
切腹ピストルズと向井秀徳と小泉今日子とマヒトゥ・ザ・ピーポーとILL-BOSSTINOと伊藤雄和「日本列島やり直し音頭二〇二〇」収録曲
01. 日本列島やり直し音頭二〇二〇
02. 日本列島やり直し音頭二〇二〇(カラオケ)
03. 日本列島やり直し音頭二〇二〇(お囃子)