吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が主演を務める映画「私がモテてどうすんだ」の公開記念生配信イベント「私モテフェス」が本日6月17日に開催された。
映画「私がモテてどうすんだ」は300万部を突破したぢゅん子による人気コミックを実写化したラブコメディ。YouTubeで配信された今回のイベントには吉野のほか、共演者の神尾楓珠、山口乃々華(E-girls)、富田望生、伊藤あさひ、奥野壮、監督の平沼紀久が登壇し、ソーシャルディスタンスを保った状態でトークを展開した。
配信開始前から笑顔で会話を交わすなど仲のよさを見せつけていたキャストは、MCから仲よくなったきっかけを問われると、現場でしりとりや「お絵かき伝言ゲーム」を行っていたエピソードを紹介。伊藤は吉野の絵について「なにかおかしい。何を描いているんだろうというような……」と語り、吉野を一番の“画伯”として挙げた。また山口は撮影現場での様子を「男子たちはよく腕相撲大会をしていたり、動物のモノマネをしていたり中学生のようだった」と振り返り、富田が「(神尾)楓珠くんと(伊藤)あさひくんはお泊りしていたよね」と暴露すると、吉野はすかさずひと言「それってBLだよね」とつぶやいた。
BLシーンも多い本作のキャラクターをどのように演じたかを問われた吉野は「前回の作品でも壁ドンとかあったりで免疫がついていたので、今回はクオリティをもっと上げていこうと思って、壮くんとの壁ドンシーンもすごくキュンキュンするシーンになったんじゃないかと思います」と自信を見せ、奥野も「あぶなかったよね(笑)」とコメント。男性キャストについて山口が「撮影の合間も距離感がすごく近いなあと思っていた」と語ると、吉野は「自然とBLしてた?」と笑みを浮かべた。なお吉野、神尾、富田の3人は映画「HiGH&LOW THE WORST」でも共演している。「ハイロー」と「私モテ」の違いについて、吉野は「ハイローの場合はキャストがすごく多かったのですが、今回は少なかったので距離が縮みやすかった」と語った。
イベント後半には「モテすぎてどうすんだ!ジェスチャーゲーム」と題したコーナーが設けられ、男性キャストがジェスチャーゲームに挑戦するも「スカイダイビングで空から登場、100本の花束を出してプロポーズ」「沈みかけている船の上で、指輪を差し出しながらプロポーズ」など難題が続き、全員が不正解に。男性陣は罰ゲームとして、視聴者に向けてそれぞれ愛の告白を行い、吉野は「お前が死ぬまで、愛し続けてやるから」という言葉でゲームコーナーを締めくくった。
視聴者からの質問に答えるQ&Aコーナーでは、「自分が女の子だったらキャストの中の誰がタイプですか?」という質問に対し、吉野が「あさひです! 優しいし付き合ったら尽くしてくれそう」と回答。これにすかさず「尽くすよ」と伊藤が反応すると、吉野は「わあ」と声にならない様子で照れてしまう。同じ質問に、神尾は「北ちゃん(吉野)かなあ。顔がカッコいいんですよ。歌声を彼女目線で聴きたい」、伊藤は「楓珠くんで。一番仲良くしてくれる。趣味が合うのもいいかなあ」、奥野は「北ちゃん! 一番誠実に付き合ってくれそう(笑)」とそれぞれのタイプを明かした。共演者から高い評価を得た吉野は、続く「男の子側が女の子にされると効くアピール方法はありますか?」という質問に「自然体でさりげなくおはようとか挨拶から作り上げていくといいんじゃないですかね」とアドバイスを送った。
最後の挨拶では平沼監督が「僕の作品に共通する変化というテーマを入れています。この変化を、主演の吉野北人が優しい言葉で語りかけています。みなさんが映画を観て勇気とか一歩すすめるような気持ちになってほしいなと思います。なので、ぜひ劇場で見てほしいなと思います」とコメント。吉野は「少女漫画の実写化ということで、とてもキラキラした世界観でハッピーで前向きな気持ちになれる作品になっています。そして自分らしさをすごく考えさせられるような、色んなことが詰まった作品になっているので、たくさんの方に観ていただけたらと思います。ぜひ劇場の方に足を運んでいただけたらと思います」と映画をアピールした。
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