OKAMOTO'Sが、11月6日に公開される黒木瞳監督の映画「十二単衣を着た悪魔」の主題歌「History」を書き下ろしたことがわかった。
映画「十二単衣を着た悪魔」は、内館牧子が「源氏物語」を題材に執筆した長編小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」を実写化した作品で、主演の伊藤健太郎に加えて三吉彩花、伊藤沙莉らが出演。伊藤健太郎演じるフリーターが平安時代にタイムスリップし、美しき最強のヒロインに翻弄されながらも陰陽師として成長していく姿が描かれる。
本作のエンディングにどうしてもロックナンバーを使用したかった黒木は、数あるアーティストの楽曲を聴く中で、ドラマ「火花」の主題歌であるOKAMOTO'Sの「BROTHER」を気に入り、この曲に近いテイストの新曲の書き下ろしをOKAMOTO'Sメンバーに依頼。レコーディングスタジオにも足を運び、楽曲完成までメンバーとコミュニケーションを取った。
オカモトショウ(Vo)は主題歌「History」について「OKAMOTO'Sの初の武道館ワンマンを終えてすぐに書いた歌詞です。自分達のこれまでの歴史の中にあったいろんな出来事が自分達を成長させてくれたことと、映画の物語がリンクするよう書いたこの曲を、映画を通して皆さんにも気に入ってもらえたら嬉しいです」とコメント。一方、黒木は「『十二単衣を着た悪魔』を象徴するような、パッションがあって、前向きになれるような、熱量のこもった歌に仕上げてくださって、すごく感謝しています」と語っている。この曲は本日8月14日から各音楽配信サイトで配信されており、8月26日にリリースされるOKAMOTO'Sの新作音源「Welcome My Friend」にも収録される。
オカモトショウ(OKAMOTO'S)コメント
黒木さんの映画を見て、主人公の男の子が長い歴史を経てどんどん成長する姿が印象に残りました。黒木さんに伺ったら“順撮り”と言って、脚本の順番通りに撮影をしていったらしく、だからこそ成長した演技をしていたのではなくそこには本当に成長した主人公がいたことを知りました。
Historyは、OKAMOTO'Sの初の武道館ワンマンを終えてすぐに書いた歌詞です。自分達のこれまでの歴史の中にあったいろんな出来事が自分達を成長させてくれたことと、映画の物語がリンクするよう書いたこの曲を、映画を通して皆さんにも気に入ってもらえたら嬉しいです。
黒木瞳 コメント
主題歌決定の経緯
もともと、どうしても主題歌をロックでいきたかったんですね。いろんな楽曲を聞いていく中で、OKAMOTO’Sさんが一番私の中でヒットしたんです。そこで楽曲を作っていただくお願いをするためにショウさんにお会いしました。台本を読んでいただいて、具体的に映像もお見せしたんです。そうしたらショウさんが、ものすごくイメージが湧いたそうで、そこからお作りになったんです。
主題歌を聴いた感想
「十二単衣を着た悪魔」を象徴するような、パッションがあって、前向きになれるような、熱量のこもった歌に仕上げてくださって、すごく感謝しています。
レコーディングについて
とてもチームワークのいいアーティストの方たちだなと思いました。さわやかな、とてもいい雰囲気のレコーディングでした。