町あかりのカバーアルバム「それゆけ!電撃流行歌」が10月21日にリリースされる。
町は昨年、神奈川・横浜で行われたライブにて、横浜を題材にした平野愛子「港が見える丘」や津村謙「上海帰りのリル」をカバー。そこで昭和初期に発表された流行歌の魅力を知り、その中に現代に必要な力を持っていることを感じて「それゆけ!電撃流行歌」を制作した。
本作には「港が見える丘」「上海帰りのリル」をはじめ藤山一郎「丘を越えて」、轟夕起子「東京チカチカ」などのカバーを収録。各楽曲はエレクトロポップ、ヒップホップ、ゲーム音楽風など現代的なサウンドにアレンジされている。さらに松平晃と伏見信子によるデュエットソング「花言葉の唄」のカバーには山田参助(泊)がゲストボーカルとして参加。10月28日には「それゆけ!電撃流行歌」の中から「上海帰りのリル」「憧れのハワイ航路」「サーカスの唄」「港が見える丘」の4曲を別アレンジで収録した配信限定ミニアルバム「別冊!電撃流行歌」がリリースされる。
また本日8月27日(木)にはツイキャスにて町の有料配信番組「大好き!筒美京平先生」がスタート。本日配信回ではアルバム「それゆけ!電撃流行歌」の紹介が行われるほか、一部収録曲も披露される。
町あかり コメント
シンガーソングライターである私は、カバーアルバムをリリースするのは今回が初めてです! 普段は自分好みのメロディ、歌いやすいと感じるキーで作った楽曲を歌っていますが、今回は事前に何度もスタジオに入って練習して、それでも上手くいかなくてまた練習してと試行錯誤を繰り返してからレコーディングに臨みました。とにかく大苦戦 しかし聴けば聴くほど、歌うほどに流行歌に魅了されていきました。
まず、収録曲のほとんどが初めて聴く曲。「青い山脈」は約70年前、「丘を越えて」は約90年も前に作られた曲ですが不思議と自分の気持ちにピッタリ。カラッと明るかったり、明るさの中に悲しさが感じられたり、甘く切なかったり、豊かな詞とメロディがどれも本当に美しいのです!! 曲の構成もリズムもJ-Popとは全然違うし、それが私には「自由」に感じられて新鮮で面白い衝撃を受けました。もっと早く知りたかった、と思ったほどです。
また、これが1年前だったらこんなにも流行歌に惹かれていなかったかもしれません。このカバー企画は、昨年12月に出演したクラブイベントで「ここで流行歌を歌ったら意外性があって面白いのでは」というアイディアがきっかけでした。そのイベント時には「『憧れのハワイ航路』って陽気で可愛い曲だなあ」というような印象でしたが、アルバム制作を進める中で世の状況も変わり、「丘を越えて」や「青空」「とんがり帽子」などをレコーディングしていて本当に励まされちゃいました。この「それゆけ!電撃流行歌」は、特に今コロナ禍が続く中で日々不安を感じたり、現代ならではの辛さを抱えている方々にとって心のビタミンになるはずです。
町あかり「それゆけ!電撃流行歌」収録曲
01. 青い山脈
02. 丘を越えて
03. 憧れのハワイ航路
04. 風は海から
05. 青空~アラビアの唄
06. 東京チカチカ
07. 上海帰りのリル
08. サーカスの唄
09. 花言葉の唄(duet with 山田参助)
10. とんがり帽子
11. 東京シューシャインボーイ
12. アイレ可愛や
13. 白い花の咲く頃
14. 胸の振子
15. 港が見える丘
町あかり「別冊!電撃流行歌」収録曲
01. 上海帰りのリル(別冊 ver.)
02. 憧れのハワイ航路(別冊 ver.)
03. サーカスの唄(別冊 ver.)
04. 港が見える丘(別冊 ver.)
町あかりの「大好き!筒美京平先生」#1
配信日時:2020年8月27日(木)12:30~(予定)
視聴チケット販売URL:https://twitcasting.tv/loft_heaven/shopcart/16324