2021年に放送されるテレビアニメ「Sonny Boy」の主題歌が銀杏BOYZの新曲「少年少女」に決定した。
「Sonny Boy」は、突如異次元を漂流し始めた学校を舞台に巻き起こる、超能力に目覚めた36人の少年少女による“青春SFサバイバル群像劇”だ。夏目真悟が監督および脚本を手がけ、江口寿史が「無人惑星サヴァイヴ」以来、約18年ぶりにテレビアニメのキャラクター原案を担当。制作は「サマーウォーズ」や「DEATH NOTE」などで知られるアニメスタジオ・マッドハウスが行う。
「少年少女」は本作のために書き下ろされた新曲。アニメ作品への楽曲提供を初めて行った峯田和伸は、この曲について「この作品に触れた時の胸がざわめくような正体不明のものをどうしても形にしたかったです。サイダーの泡みたいに一瞬で終わるものを。登場人物となる中学生たちがどうかあたたかい光に会えますように。祈りのようなものをこめて作曲しました」と語っている。
なお現在YouTubeでは本作のティザー映像が公開されており、「少年少女」の一部を聴くことができる。
峯田和伸(銀杏BOYZ)コメント
アニメーション作品への楽曲提供は初めてだったので、まずは選んで頂いてとても嬉しかったです。僕に最初に今回の依頼を知らせてくれたスタッフの声がとても興奮していたのを覚えています。
台本を頂いて、とんでもない展開の連続でいっきに8話分読んでしまいました。
蝉が鳴く真夏のまぶしい青空。すると向こうから大きな雨雲が近づいてくる。次第に静まりかえっていく午後。高まっていく湿度。屋上には2人きり。こういうアニメが見たかった、と心の中でガッツポーズしました。ストーリーも色使いも、この状況の2021年だからこその風合いを感じました。そして江口寿史さんによるキャラクターデザインが最高過ぎました。
これは奇跡のような作品だと思っています。あの頃、じっと蓋をしたまま誰にも明かせなかった箱を持つ僕や皆様にとって大切なアニメになりますように。
主題歌「少年少女」について
この作品に触れた時の胸がざわめくような正体不明のものをどうしても形にしたかったです。サイダーの泡みたいに一瞬で終わるものを。
登場人物となる中学生たちがどうかあたたかい光に会えますように。祈りのようなものをこめて作曲しました。