斉藤和義が10月1日公開のアニメ映画「リクはよわくない」の主題歌を担当する。
「リクはよわくない」は、坂上忍が飼い犬とのエピソードをつづった物語に、くっきー!(野性爆弾)がイラストを描いた絵本を原作とするアニメーション映画。5歳の「ぼく」が子犬のリクとの何気ない日常を通して命の大切さを学ぶストーリーとなっている。監督は荒川眞嗣が務め、キャラクターの声は森川智之、杉田智和、森久保祥太郎、花江夏樹、浅野真澄、松本梨香、小原莉子、七瀬彩夏という豪華声優陣が担当。原作者の坂上とくっきー!、女優の片平なぎさも声優として参加する。
原作者である坂上のリクエストで楽曲提供のオファーを受けた斉藤は、原作の絵本を読み、主題歌「朝焼け」を書き下ろした。斉藤はこの楽曲について「自分の家にも野良から家猫になった子がたくさんいたので、『リクはよわくない』大変共感しました。自分なりに、リクや一緒に暮らしてきた動物達への想いを曲にしたつもりです」とコメントしている。楽曲のレコーティングにはくっきー!がギターとコーラスで参加した。映画公開に先駆け、YouTubeの東京テアトル公式チャンネルでは「朝焼け」を使用した予告編が公開されている。
斉藤和義 コメント
坂上さんが動物好きな事はテレビ等で知っていました。毒舌の裏で優しい方だなぁ……と。自分の家にも野良から家猫になった子がたくさんいたので、「リクはよわくない」大変共感しました。自分なりに、リクや一緒に暮らしてきた動物達への想いを曲にしたつもりです。くっきー!の絵も大好きだったのでアニメーションになるのが楽しみです。レコーディングにもギターとコーラスで参加してもらいロック度数が更に増しました! 一発オッケー! 流石です。
坂上忍 コメント
斉藤和義さんと面識はなく、ボクはただのいちファンでした。「リクはよわくない」が映画化されるとなり、主題曲をお願いしたい人はいますか? と問われた時、「ちびまる子ちゃん」のエンディング主題歌を唄っている斉藤和義さんが思い浮かび、勝手な想像ですが、子供達や動物への想いをどこかに感じ、ダメ元でお名前を出させて頂いたところ、めちゃめちゃ早く快諾のお返事を頂いたことに感銘を受けました。で、デモテープを聴いて更に感動した次第です。
©坂上忍 / くっきー! / インプレス / リクはよわくない製作委員会