氣志團のトリビュートアルバム「All Night Carnival」が3月30日にリリースされることが決定した。
1997年の結成から今年で25周年を迎える氣志團。バンドとして初のトリビュートアルバムは、彼らの代表曲である「One Night Carnival」のカバーのみで構成された作品となる。参加アーティストは打首獄門同好会、m.c.A・T & ISSA(DA PUMP)、木梨憲武、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、倖田來未、湘南乃風、東京スカパラダイスオーケストラ、浜崎あゆみ、BiSH、ももいろクローバーZ、WANIMAの11組。「俺んとこ こないか?」の名ゼリフでも有名な氣志團のアンセムを、豪華メンツがどのようなアプローチで表現するのか、楽しみにしておこう。
今作はCD+DVD盤、CD盤の2形態で発売。DVDには昨年5月に東京・タワーレコード渋谷店から生配信された特別配信GIG「ストリーミングぶる~す」の模様が収められる。
氣志團の綾小路翔(Vo)はトリビュートアルバム発売に際し、コメントを発表している。
綾小路翔(氣志團)コメント
One Night Carnivalを作ったのは1999年。
20世紀の終わりの街角で、ふと閃いたメロディーをスタジオに持ち寄り、アレンジをメンバーに相談したところ、あまり良い反応を得られなかった事を覚えています。
というのも、それまでの氣志團はインストゥルメンタルバンドで、楽曲の良し悪し以前に「歌モノを作る」という事自体にメンバー達は難色を示したわけです。それでも何故か自分には、この曲は間違いなくスゴいものになる、という出所不明の確信みたいなものがあり、口八丁手八丁、あの手この手を駆使して彼らを説得、どうにか完成させ、遂にGIGで演奏するようになったわけですが、驚く事に…いえ、寧ろ自分の予感の通り、この曲を演り出してから瞬く間に我々をとりまく状況が変わり始めたのでした。
その後、満を持して2001年にインディーズ盤が、その翌年には東芝EMIからメイジャー盤がリリースとなり、名実共に氣志團の代表曲となりました。
あれから20年(図らずもきみまろ兄さん風に…)。
擦りに擦りまくったつもりが、結果磨きを重ねてしまったのか、おかげ様で今もピカピカに輝いています。これもひとえに、この曲を聴き続けてくれている、歌い続けてくれている、踊り続けてくれているすべてのマブダチのおかげです。この場を借りて、心からの感謝と愛羅武勇を。
それはそうと…この「All Night Carnival」ヤバすぎじゃないですか?ノストラダムスよりも当たる直感力の持ち主である、と自負している俺ですが、こんな途轍もないミュージシャン/アーティストの方々にカバーしてもらえる未来は、流石に想像すら出来ていなかった。泣くほど嬉しいよ。人生で一番嬉しい贈り物です。氣志團やってて良かった。みんなみんなあいしてる。
綾小路 翔
#ワンナイトカーニバル
#俺んとこ来させすぎ
#ピリオドの向こう行きすぎ