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山田涼介主演「鋼の錬金術師」映画続編が公開!原作ラストまで描く2部作「最後を見届けてもらえたら」

約2年前2022年03月01日 19:02

荒川弘による人気マンガ「鋼の錬金術師」の連載開始20周年を記念した新プロジェクトとして、山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演による実写映画の新作公開が発表された。

「鋼の錬金術師」は「月刊少年ガンガン」で2001年から2010年まで連載されたダークファンタジー作。単行本の累計発行部数は全世界で8000万部を超えている。2017年12月には実写映画の1作目「鋼の錬金術師」が公開され、大きな話題を呼んだ。

今回公開される新作は2部作で、タイトルは「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー / 最後の錬成」。5月20日公開の「復讐者スカー」では原作でも人気のキャラクター“傷の男(スカー)”を中心とした物語を、6月24日公開の「最後の錬成」ではクライマックスシーンである“お父様”との戦い、そして原作の最終話までを描いていく。

前作に引き続き主人公のエドワード・エルリックを演じる山田はクランクインの半年前から食事制限や体作りを始めて撮影に臨んだとのこと。山田は公開に向け「撮影は大変でしたが『やっぱりこの作品が好きだ』という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで乗り切ることができました。エドとアルの最後を見届けてもらえたら光栄です」とコメントを寄せている。

また前作同様ウィンリィ・ロックベル役の本田翼、ロイ・マスタング役のディーン・フジオカ、リザ・ホークアイ役の蓮佛美沙子、マース・ヒューズ役の佐藤隆太、エンヴィー役の本郷奏多、グラトニー役の内山信二も出演。さらに新キャストとして、エドとアルの父親であるヴァン・ホーエンハイムと“お父様”の二役で内野聖陽、エドと敵対するスカー役で新田真剣佑の出演も発表された。このほかにも渡邊圭祐、黒島結菜、筧利夫、山本耕史、栗山千明、山田裕貴、仲間由紀恵、風吹ジュン、藤木直人、奥貫薫、寺田心、ロン・モンロウ、遼河はるひらも出演する。

YouTubeではアニメ版「鋼の錬金術師」でエドの声を演じる朴ろ美がナレーションを務める予告映像も公開された。原作者の荒川は完結編の公開に向け「一作目が、まだまだこれから!というところで終わったので、こうして完結編を作っていただき大変ありがたいです!」とコメントを寄せている。

※朴ろ美の「ろ」は王へんに路が正式表記。

キャストコメント

山田涼介(エドワード・エルリック役)

僕自身「鋼の錬金術師」が大好きで続編が決まる前からチャンスがあれば完結まで演じたいと強く思っていたので、気持ちが途切れることのない4年間でした。こうして公開が決まり、とても嬉しく思っています。やるからには前作以上のものにしたいと思い、クランクイン半年前から食事制限や体作りを始めて、撮影に挑みました。撮影は大変でしたが「やっぱりこの作品が好きだ」という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで乗り切ることができました。今回から参加する新キャストの方もとても豪華ですし、スタッフキャスト一丸となって取り組みましたので、エドとアルの最後を見届けてもらえたら光栄です。

本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)

4年ぶりのハガレンの撮影でしたが、エドとアルとの距離感も、前作からの信頼関係をしっかりと引き継いで撮影に臨めたと思います。
そしてキャストの方々、スタッフの皆さん変わらず、明るく楽しい現場でした。
もともと原作が子供の頃から大好きでしたが、今回、撮影前にアニメをもう一度、見直しました。
完結編は前作よりもシリアスな場面も多く、ウィンリィとしては家族の過去、そしてスカーと対峙するシーンなどもあるので、繊細な感情表現を意識して取り組みました。
この物語が最後まで描かれ、そしてこの作品に携われたこと、とても嬉しく思います。

ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング役)

「鋼の錬金術師」の壮大な物語の中で、ロイ・マスタングというキャラクターを演じさせていただき、自分の人生においても非常に思い出深い作品となりました。
本作ではイシュヴァール殲滅戦というマスタングにとってターニングポイントとなる重要なシーンを演じています、是非ご期待ください!
改めて、曽利組に参加させていただけたことを光栄に思います。

蓮佛美沙子(リザ・ホークアイ役)

個人的に続編ものが初めてなので、何年も前に取り組んだ役にまたこうして出会えたこと、より深く役を表現できたこと、とても嬉しかったです。
1シーンを数日かけて撮影したり、見渡せど見渡せどグリーンバックの景色の中お芝居したり…パート1に続いて今回も、気力、集中力、想像力、いろんな‘力’が必要な現場でした。
どんな仕上がりになっているのか、私自身楽しみです。そして、ホークアイの生き様が皆様に届きますように、と願っています。

本郷奏多(エンヴィー役)

4年という歳月を経て、同じキャラクターを演じることは初めてだったので、非常に嬉しかったですし、大好きなハガレンという作品を同じキャストで一緒に作り上げていくことに感動しています。今作では前作以上にエンヴィーとしても、物語全体としても、盛り上がるポイントがたくさんあったり、僕が出演していないシーンで多くの素敵な方々がキャラクターを演じられているので、完成した作品を見るのが待ち遠しいです。

黒島結菜(ランファン役)

ランファンはセリフの少ない役なので、佇まいと一言二言のセリフでの微妙な声の使い分けを大事に演じました。さらに仮面も被っているので、身体の些細な動きや、顔の向きの小さな変化で感情をどう表現するのかを常に考えていました。アクションシーンは力強さを表現するのがとても難しかったですが、皆さんと工夫しながら演じきりました。撮影期間も長かったので、この二部作がどういう風に完成されているか、とても楽しみです。

渡邊圭祐(リン・ヤオ役 / グリード役)

学生時代から好きな原作に、出演させていただけることを心から光栄に思います。同時に、個人的に推しでもあるリン/グリードというキャラクターを演じることに不安もありました。
飄々とした一国の王子の気品と自信を持ちながら、どこか頼りなく情けないリンらしさが垣間見えるように精一杯尽力致しました。
ご覧になった方の心に鋼の錬金術師という作品への愛情が少しでも伝わっていただければ幸いです。是非公開をお楽しみに。

山田裕貴(ゾルフ・J・キンブリー役)

このお話をいただく前に偶然、アニメ版でキンブリーを見てぜひ演じたいと思っていたので、とてもありがたいです。
引き寄せられたんじゃないかと感じています。
キンブリーを演じてハガレンの世界に入れたことが嬉しいです。もっと長くキンブリーとして生きていたかったです。

舘ひろし(キング・ブラッドレイ役)

最初に台本をいただきましたが、「鋼の錬金術師」の世界をもっと深く知るために、原作も読みました。ブラッドレイは基本的にはすごく悲しい存在だと思いましたので、その部分を意識して演じました。初めてブラッドレイの衣装を着た時は、この世界に入っていけることが楽しくて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。アクションシーンも素敵な演出を作ってくれたので完成が楽しみです。ブラッドレイの帽子がお気に入りなのでぜひ皆さんにも注目してほしいです。

山本耕史(アレックス・ルイ・アームストロング役)

役作りのため、とにかく筋トレをしました。現場では山田さんや新田さんをはじめとしたキャストの皆さんとも筋トレの話をしましたし、本番前にも筋トレをするなど、身体を限界まで追い込みました。ポージングをするシーンでは酸欠になりかけました(笑)。世の中が大変な状況の中での撮影でしたが、皆で、ハガレンの完結、という一つの目標に向かって撮影しているんだなと日々感じ、とても良い現場でした。

栗山千明(オリヴィエ・ミラ・アームストロング役)

原作が大好きで、1作目が公開されたときに「羨ましいな」と思っていたので、今回、大好きなオリヴィエを演じさせていただくことができ、光栄な気持ちでいっぱいです! 最初に衣装を着たときは興奮しました。少将らしいはっきりとした声にはもちろん、ちょっとした姿勢や角度にもこだわり、屈強なブリッグズ兵に囲まれた中で、男性の立ち姿に負けない姿を見せることを意識しました。この作品の一員となれたのが、すごく嬉しいです。

佐藤隆太(マース・ヒューズ役)

前作で辛い別れをしたヒューズだったので、続編への出演が決まって本当に嬉しかったです。
今回も現場の空気感がとても良く、もっとヒューズを演じていたいと思いました。
登場シーンは限られていますがファンの方も多いキャラクターなので、僕が演じたヒューズが受け入れてもらえると嬉しいです。
前作でも文字通り共に戦った共演者の皆さんや、スタッフの皆さんと久しぶりに再会することもできて、刺激的な時間でした。
今回は一体どんなスケールの作品に仕上がっているのか、僕もとても楽しみにしています!

新田真剣佑(スカー役)

2部作の脚本をいただき、夢中になって読みました。
もともと一作目を観ていたのであの凄まじいクオリティの世界に飛び込めると思うととても楽しみでした。
スカーは強くて、怖いですが、うちに秘めるものが深く、ブレない強い芯があるところが魅力的だと感じました。
原作でも人気のスカー。完成が楽しみです。

内野聖陽(ヴァン・ホーエンハイム役 / お父様役)

漫画の名作とも言える「鋼の錬金術師」で、とても重要な役どころ、しかも敵対する役どころを、両方ともやらせて頂き、おもしろい経験をしました。
ホーエンハイムは、自分の子供たちや人類を守るために家を出て、国中の人々を犠牲にして完全な存在になろうと目論むお父様を阻止しようとします。その真剣な姿は色っぽいけれど、普段はちょっと抜けたところがある愛すべきキャラクターです。
一方、敵のお父様は、全てを自分のものにしたいという強い野望を持っており、影があって何を考えているか分からない謎めいたキャラクターです。
この二人が同時に画面に登場するシーンは、特に面白かったです。
なぜなら、自分の演技に対するリアクションを自分で考えたりできるからです。
私が演じた二つのキャラクターが、同じ画の中にどう息づいているのか。全ては、曽利監督のCGという幻想の世界の中なので、とても上がりが楽しみです。
漫画の名作がどう映像化されるのか、日本のCG技術の第一人者の監督さんの世界観にどっぷりと浸かったことはとても興奮する体験ですし、「鋼の錬金術師」のファンではない方にもとても期待していて欲しい作品ですね。

荒川弘 コメント

一作目が、まだまだこれから!というところで終わったので、こうして完結編を作っていただき大変ありがたいです!
撮影現場も見学に行きました。エドとわちゃわちゃ遊んでるスカーさん、キックボードで撮影所内を軽やかに走り回るスカーさん等々裏では、すっかりなごみ系だった彼がスクリーンではいったいどうなっているのか、劇場で観るのが楽しみです!(あとこれまた撮影所の隅っこでシャドーボクシングしてたハボと大佐がツボでした)

記事初出時より、一部コメントが変更になりました。

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