NewJeans、初ファンミでメンバーの個性あふれるカバーや新曲披露「来年の夏も10年後も一緒に」

NewJeansが7月1、2日に韓国・ソウルのSKオリンピックハンドボール競技場にて初めてのファンミーティング「NewJeans 1st Fan Meeting 'Bunnies Camp'」を開催。この記事は2日目の模様をレポートする。

グループのデビュー1周年を目前に行われた「Bunnies Camp」。その模様はライブ配信で世界中に届けられ、韓国のみならず海外のBunnies（NewJeansファンの呼称）もNewJeans初のファンミーティングを楽しんだ。

5人がキャンプに出かける様子を収めたオープニング映像を経て、制服姿のNewJeansが客席からサプライズ登場。ステージ上部の円形ビジョンには青空が広がり、テントの下にNewJeansが集った。「待ちに待った『Bunnies Camp』がやってきました！ みんなと一緒にいられて幸せ！」と弾けんばかりの笑顔を見せたNewJeans。“入所式”としてキャンプを楽しむためのルールをBunniesに伝えたあと、5人はコール＆レスポンスで会場の士気を高め、ダンサーを従えて「Attention」を歌い出す。彼女たちはダイナミックなダンスを軽やかに踊りながら持ち前の歌唱力でBunniesを早速圧倒した。

リュックを背負ったNewJeansは、それぞれが思い思いにカスタムしたうさぎ型の公式ペンライト・ビンキボンをお披露目。その後は宝探しなどのレクリエーションで盛り上がった。しなやかなダンスと艶っぽい歌声が光る「Cookie」のパフォーマンスが終わると、5人はMINJIとHANNIの同い年コンビ“04's”とDANIELLE、HAERIN、HYEINの“ダヘヘ”の2チームに分かれてダンスバトルを展開。ハイレベルなダンスバトルに会場の熱気が高まったところで5人は人気曲「Hype Boy」を披露し、さらにBunniesを熱狂させた。

昼のキャンプを満喫した前半戦が終わると、Bunniesが掲げるビンキボンが青色に輝き出し、会場は一気に夜の雰囲気に。リラックスした衣装に着替えたNewJeansは焚き火を囲んで「hurt（250 remix）」を歌いチルな空間を作り上げた。その後、メンバーはそれぞれBunniesから寄せられたメッセージとメンバーからの手紙を読み上げる。そしてHANNIはJ.ae「Like Yesterday」、HAERINはNell「기억을 걷는 시간」、MINJIはHYUKOH「위잉위잉」、HYEINはOOHYO「청춘」、DANIELLEはラウヴ「Paris in the Rain」と、それぞれソロでアコースティックのカバーを披露し、Bunniesをうっとりさせた。

歌のプレゼントのあとNewJeansは1人ずつBunniesに宛てた手紙を読む。そのお返しと言わんばかりに会場のBunniesは「7월, 다시 시작될 우리의 뜨거운 여름」（7月にまた始まる私たちの熱い夏）と書かれたスローガンを客席で掲げ、NewJeansにメッセージを送った。サプライズに感激したHANNIは「来年の夏も10年後も一緒にいましょうね」と呼びかけ、5人はアコースティックアレンジで始まり、通常バージョンへとつないでいく「Ditto（Bunnies Camp ver.）」を披露。エモーショナルな雰囲気の中で本編の幕が閉じた。

アンコールでは蝶の形のリュックを背負い、まるで妖精のような姿になった5人が「OMG」を披露。最後に7月21日にリリースする2nd EP「Get Up」に収録される新曲「ETA」でエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げ、初めてのファンミーティングを締めくくった。