坂本龍一、生前最後に高谷史郎と手がけたシアターピース「TIME」日本初上演決定

坂本龍一と高谷史郎（ダムタイプ）によるシアターピース「TIME」が、2024年3月から4月にかけて東京・新国立劇場 中劇場で、4月に京都・ロームシアター京都 メインホールで上演される。

「TIME」は坂本がコンセプトを立案し、楽曲を書き下ろした公演で、彼が生前最後に手がけたシアターピース。ビジュアルデザインとコンセプトを、坂本と数多くのプロジェクトで創作をともにした高谷が手がける。2021年にオランダ・アムステルダムで行われた世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」で世界初上演され、このたび日本初上演が決定した。

本公演にはダンサー、そして俳優としても国際的に活躍する田中泯、伝統楽器・笙を国際的に広めた第一人者の宮田まゆみが出演。そして今回の日本初公演では新たに、国内外で多彩な活躍を続けるダンサー・石原淋が出演することが決定し、出演者たちや坂本、高谷によるサウンド、パフォーマンス、インスタレーション、ビジュアルアートが劇場空間で融合する。

各プレイガイドでは東京公演のチケットの先行予約の受付が本日9月11日にスタート。京都公演のチケットの先行予約詳細は追ってアナウンスされる。

RYUICHI SAKAMOTO ＋ SHIRO TAKATANI TIME

2024年3月28日（木）～4月14日（日） 東京都 新国立劇場 中劇場
2024年4月27日（土）～ 4月28日（日）京都府 ロームシアター京都 メインホール