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INUWASI、全公演完売の東京ワンマンツアー走り抜け第1章完結「頂点を目指して戦い続けます」

フロアをバックに記念撮影するINUWASI。(撮影:真島洸)
6か月前2023年10月24日 13:02

INUWASIのワンマンライブ「INUWASI Tokyo Oneman Tour THE FINAL〝 INWS 〟」が昨日10月23日に東京・Spotify O-EASTで開催された。

気持ちを全力でぶつける怒涛のライブ展開

INUWASIは2022年10月に東京のライブ会場を舞台にしたワンマンライブツアー「INUWASI Tokyo Oneman Tour」を開始。WWW X、LIQUIDROOM、渋谷CLUB QUATTRO、新宿BLAZEでライブを行い、すべての公演でチケットをソールドアウトさせた。Spotify O-EAST公演はこのツアーのファイナルとして開催され、今回もチケットは完売。フロアは大勢のファンで埋め尽くされた。

開演時刻が近づくとステージ上のスクリーンにカウントダウンが映し出され、興奮を抑えきれないオーディエンスの歓声がこだまする。スモークが漂い、レーザーが場内を行き交う中、白と紫の衣装を身にまとってステージに現れたINUWASIはライブの鉄板曲「Rapture」を1曲目に投下。いきなりフロアに熱狂の渦を生み出すと、これを皮切りに計5曲を序盤に畳みかけた。メンバーは時折ステージ前方のお立ち台に乗り、前のめりになって歌声を届ける。さわやかな空気感と疾走感にあふれたナンバー「クレバス」では会場のファンと一緒に両手を頭上に掲げ、心地よい高揚感と一体感を作り上げた。

チケットがソールドアウトしたことを改めて報告したINUWASIは、挨拶もほどほどに駆け抜けるようにして次のブロックへ。「この6人の気持ちを全力でぶつけていきたいんですけど、声出してついてきてくれますか!?」とパワフルに煽ると、「Hades」「Darkness」「Mother Earth」など、ハードなサウンドという共通点はありつつも、それぞれ異なる世界観を持つ多彩な楽曲群でオーディエンスの心をますます惹きつけていく。目まぐるしいVJ演出をバックにした6人の渾身のパフォーマンスに応えるように、フロアのファンは時に一斉に声をそろえ、時に思い切りジャンプ。体の芯まで響くような激しいサウンド、それに負けないメンバーのエネルギッシュな歌声が生み出す非日常的な空間を心ゆくまで満喫した。

野音でのバンドセット公演を発表

ここまで12曲を一気に披露したところで、メンバーは一旦退場。スクリーンに特報映像が投影され、INUWASIの第1章が完結したこと、2024年に第2章の幕が開けることが告げられた。INUWASIは「最初で最後のバンドセット公演」と銘打って今年2月のLIQUIDROOM公演を行ったが、2024年以降はバンドセットでのライブを増やしていくという。2024年2月より約2年ぶりのライブツアーが行われ、2月18日に東京・WWWXで開催の初日公演、4月15日に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で開催のファイナル公演でバンドセットによるパフォーマンスが披露されることが明らかになった。

グループの進化と前進を感じさせる発表にフロアが沸き立つ中、INUWASIは勢いそのままにライブのラストスパートへ。この終盤のブロックにてノンストップで披露された楽曲の数はなんと計10曲。「Hyper Nova」をはじめとする最新ミニアルバム「Revive Your Faith」の収録曲や、キラーチューン「Altair」などを息つく暇もなくパフォーマンスした6人は、「ツアーファイナル! かけがえのない時間をみんなと過ごせたこと、ここに来れたこと、うれしかった! 今日は幸せをありがとう!」と感謝の思いを叫ぶと、最後に「REONE」を披露した。彼女たちの気迫のこもった歌声に合わせ、フロアの上にはきらびやかな銀テープが。ライカは凛とした表情を浮かべ、「私たちが今までやっていたことはすべて間違いじゃなくて意味のあることだったんだなと、今日すごく自信につながりました」「ここで止まっちゃいけないし、大きくなり続けないといけないと今日改めて強く思いました」と決意を述べた。

アンコール前にはもう1つの特報映像が上映され、2024年2月4日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でデビュー4周年記念ワンマンライブが行われることが発表された。場内に盛大な歓声と拍手が広がる中、ステージに再登場したINUWASIは「これからも頂点を目指して戦い続けます」と宣言。ストリングスを取り入れた壮大なナンバー「ストリングスウォーズ」を高らかに歌い上げた。さらにエモーショナルな楽曲「Landscape」「All I Know」を立て続けにパフォーマンスした6人が喝采を浴びながらステージを立ち去るも、ライブはダブルアンコールへと突入する。「INUWASI Tokyo Oneman Tour」の締めくくりに彼女たちが歌ったのはINUWASIのデビュー曲「A Bone Has No Name」。場内の盛り上がりが最高潮に達する中、がるむは「これからもINUWASIについてきてください!」と力いっぱい呼びかけた。

セットリスト

INUWASI「INUWASI Tokyo Oneman Tour THE FINAL〝 INWS 〟」2023年10月23日 Spotify O-EAST

SE. Rapture
01. Planetes
02. Over the traces
03. Lapse
04. Sky Flower
05. Star cloud
06. クレバス
07. ERMA
08. Hades
09. ケルベゾイド
10. バントシェンナ
11. Darkness
12. Mother Earth
13. Axenxion
14. shyness
15. サクリファイス
16. Strange Core
17. Fike in the light
18. Hyper Nova
19. Endless
20. Change
21. Altair
22. REONE
<アンコール>
23. ストリングスウォーズ
24. Landscape
25. All I Know
SE. The Last Song
26. A Bone Has No Name

INUWASI 4th Anniversary Live “狗野音”(仮)

2024年2月4日(日)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

INUWASI LIVE TOUR 2024 “狗鷲”(仮)

2024年2月18日(日)東京都 WWWX
2024年2月25日(日)宮城県 仙台MACANA
2024年3月2日(土)広島県 広島CLUB QUATTRO
2024年3月3日(日)大阪府 OSAKA MUSE
2024年3月17日(日)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2024年4月15日(月)東京都 Zepp Shinjuku(TOKYO)

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