5月3日公開の映画「青春18×2 君へと続く道」のジャパンプレミアが本日3月18日に東京・有楽町朝日ホールで行われ、清原果耶、道枝駿佑(なにわ男子)、黒木華、黒木瞳、藤井道人監督が登壇した。
清原が明かした深い思い入れ
「青春18×2 君へと続く道」は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」をもとに台湾出身の俳優チャン・チェンが映画化を企画し、藤井が脚本・監督を務めた日台合作映画。シュー・グァンハン(許光漢)演じる高校生のジミーと、清原演じる日本から台湾にやって来たバックパッカー・アミの淡い恋愛模様が描かれる。清原は今作について「観終わったとき、撮影時のアミの記憶が残っていたのか、涙が止まらなくて。それくらい印象深い撮影だったと思います」と深い思い入れを明かし「私にとって、とても大切で特別な作品が、今日皆さんのもとに届くことを幸せに思います」と観客にメッセージを伝えた。
道枝が演じるのは、長野県を走る飯山線の車内で36歳になったジミーが出会うバックパッカーの青年・幸次。撮影時の印象的なエピソードをMCに問われると、道枝は実際に走行している飯山線で撮影が行われたことを観客に伝え「時間に制限がある中進めていくことで、集中してできたのかなと思います」と振り返る。回答中、道枝が「僕と幸次が……違う違う(笑)、僕とジミーさんがお別れするシーンがあるんですけど」と言い間違えてしまう場面もあり、彼は客席から漏れた「かわいい!」の声に照れ笑いしながら「本当にお別れをする瞬間だったので、印象に残っています」と続けていた。
道枝、雪合戦でわちゃわちゃ
イベント中、グァンハンから届いたビデオメッセージが上映されると、清原は彼との撮影の日々について「現場では言葉の教え合いの日々でした。グァンハンさん、本当に日本語がお上手なんです。相槌とかもナチュラルに覚えてらして、毎日すごいなと思いながら隣で見ていました」とコメント。道枝もこれに同意し「本当に日本語がお上手でした。僕が何かお助けできることがあればと思っていたんですけど、そんなのは必要ないくらい」と続ける。印象に残っているグァンハンとの共演シーンを聞かれると、道枝は「雪合戦をするシーン」を挙げ「2人ともアドリブで、わちゃわちゃと雪を投げて楽しかったです」と笑顔を見せた。
清原と道枝にとっての“忘れられない出会い”
イベントの終盤には、今作のストーリーにちなみ「あなたが影響を受けた忘れられない出会いは?」という質問が清原と道枝、藤井監督に投げかけられた。すると清原は「このお仕事を始めたきっかけがPerfumeさんなんです」と切り出し「家族みんなPerfumeさんが大好きで、実家の車の中で流れていて、Perfumeさんに会いたいから今の事務所のオーディションを受けたので……いろんな音楽を聴かせてくれた両親は感謝しています」と語る。MCから「3人には会えましたか?」と聞かれると、清原は「会えました。初めてお会いしたときに『果耶ちゃんだ』と言ってもらえて、心臓が飛び出るかと思いました」と笑顔を浮かべた。
続いて道枝は同じ質問に「憧れの先輩が山田涼介くん。芸能界を目指したきっかけが山田くんで、山田くんのドラマを見て履歴書送ろうと思ったんです」と、山田との出会いについて語る。そして「こうしてデビューして、山田くんに思いを伝えられたのがうれしいです。伝えたときは、すごく喜んでくださって。これからもずっと僕の憧れです」と、先輩への思いを吐露していた。