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STARTO社13組、東京ドームで感謝の思い届ける「明るい未来にお付き合いください」

「WE ARE! Let's get the party STARTO!!」東京公演の様子。
11分前2024年04月10日 19:03

STARTO ENTERTAINMANTのアーティストが集結するライブイベント「WE ARE! Let's get the party STARTO!!」の東京公演が昨日4月10日に東京・東京ドームで行われた。松本潤(嵐)と大倉忠義(SUPER EIGHT)が演出を手がけたこのライブには全13組72名が出演。新会社のスタートを印象付ける多彩なステージを展開した。

3公演で14万5000人動員予定

この4月から本格的に始動したSTARTO社は「変わっていかなければならないもの、そして変わらずに守るべき大切なことをテーマに、今、私達ができることを全力で手がけよう」という思いをファンに伝えるべく、今回のライブを開催。東京公演に続き、5月29日と30日には大阪・京セラドーム公演も行い、3公演で14万5000人の動員を予定している。

東京公演のステージに立ったのはSUPER EIGHT、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、WEST.、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子、Travis Japan、Aぇ! groupと、timeleszの菊池風磨と松島聡。同じくtimeleszの佐藤勝利は映像を通じて出演した。なお、このあとのテキストにはライブに関するネタバレが含まれるので、5月に行われる大阪・京セラドーム公演に参加予定の人はご注意を。

トップバッターを務めたのは

ライブのオープニングでは全13グループがスタイリッシュな映像とともに紹介され、来場者の期待を煽る。トップバッターとして登場したのはHey! Say! JUMP。山田涼介は「東京ドーム、騒ぐ準備はできてるか!」と叫び、「White Love」でライブの口火を切った。

その後は各グループがそれぞれの代表曲とも言えるナンバーを次々に披露する。メインステージは上手、中央、下手の3エリア構成で、そのほかにもセンターステージやサブステージ、花道も設置。各グループはそれぞれ異なるステージから個性豊かなパフォーマンスを繰り広げるが、中でもオーディエンスを驚かせたのは6曲目で登場したSixTONES。グラウンドの3塁側ベンチでスポットライトを浴びた6人は、存在感たっぷりにサブステージへ上がって「こっから」を歌唱した。

桐山照史(WEST.)が「新しい時代が始まったぞ!」と叫び、丸山隆平(SUPER EIGHT)は「SUPER EIGHTになりました、よろしく!」と挨拶するなど、改名した2組も連続で登場。Snow Manが「ブラザービート」をメインステージ中央で踊る中、この日の出演者全員がステージに集結した。72人を代表し、ジェシー(SixTONES)は「被災している皆様にも僕らの声が届くように、全力で声を出していきます」と真摯に語った。

デビュー直前Aぇ! group、改名直後のtimelesz

西畑大吾(なにわ男子)の「来月CDデビューを迎える、あのグループをご紹介します」という言葉に続いては、5月15日にデビューを果たすAぇ! groupが登場してデビューシングルの「《A》BEGINNING」を披露。そこにWEST.となにわ男子も加わり、関西ジュニアの歴史を彩ってきた「バンバンッ!!」をパフォーマンスしてファンを大喜びさせた。さらにKis-My-Ft2「FIRE BEAT」ではTravis Japanが、KAT-TUN「DON'T U EVER STOP」ではKis-My-Ft2とTravis Japanがバックダンサーとして登場。懐かしのコラボレーションが繰り広げられるたびにドーム内にはどよめきが走った。

中盤ではメンバーの中島健人が卒業、そして新たなグループ名と新メンバーオーディションの実施を発表したばかりのtimeleszが映像で登場。佐藤は「僕たちはこの春から新しい道を歩き出しました」、松島は「3人だけが残ったように見えるかもしれませんが、これはSexy Zoneからの5人の旅立ちです」と語る。菊池も「Sexy Zoneとして歩んだ日々が消えるわけではありません。今までの日々をぎゅっと抱いて、timeleszとして進みたいと思います」と思いを明かし、3人は「ぎゅっと」を披露。この日のドームと同じセットで撮影された映像は、臨場感たっぷりにtimeleszのパフォーマンスを届けた。

直後に登場したA.B.C-Zも昨年をもってメンバーの河合郁人が卒業したばかり。4人はtimeleszや自らのグループへのエールのように「頑張れ、友よ!」を熱唱した。Hey! Say! JUMPのパートでは、「ウィークエンダー」で菊池と松島、A.B.C-Zの4人がフロートに乗って加わる。さらに3グループはtimeleszの楽曲「RUN」でもコラボ。同時代を駆け抜けたグループ同士の熱い歌声でファンを沸かせた。

アニバーサリーを迎えるあの2組も

「ダイヤモンドスマイル」でなにわ男子とKing & Princeがコラボし、キラキラした輝きで観客をノックアウトしたあとは、SixTONESが圧の強いアグレッシブなパフォーマンスを繰り広げ、Snow Manは複雑なステージ構造を駆使したフォーメーションで驚かせる。ラウールの「最後に登場するのは今年デビュー10周年、そして20周年のあのチームです」という言葉に続いてはWEST.、そしてバンドセットとともにSUPER EIGHTが登場した。

重岡大毅の「エイト兄さん、よろしくお願いします!」という叫びのあと、WEST.はSUPER EIGHTの生演奏に乗せて熱唱。貴重なパフォーマンスにドーム中から大歓声が沸き起こった。そしてSUPER EIGHTは、5人のバンドパフォーマンスには欠かせないナンバーとも言える「勝手に仕上がれ」を演奏。改名に伴いリニューアルされた歌詞を観客たちも合唱し、ほかのグループも加わって楽しそうに歌声を響かせた。

ファンへの感謝を込めたラストナンバー

ラストパートでは72名が各ステージや花道、フロート、トロッコに分散し、さまざまな楽曲に乗せてドーム中の観客と笑顔を交わす。メインステージやサブステージでは再び貴重な組み合わせのパフォーマンスも繰り広げられ、最後まで目を離せないライブとなった。演出も担当した大倉の「どんなときも応援してくださる皆様に感謝を込めて、最後にこの歌を送ります」という挨拶のあとは、ライブ当日に配信リリースされたチャリティソング「WE ARE」を72人で歌唱した。

すべての楽曲が披露されたあと、村上信五(SUPER EIGHT)は全出演者を代表し「今日はいろんな気持ちで足を運んでくださったと思います。ドキドキしていたメンバーもスタッフもたくさんいますが、皆さんが一番がんばってくださったと思います」と観客に感謝を述べ、「どうぞ明るい未来にお付き合いください!」と挨拶。72人の出演者は全力で手を振りながらステージ後方へと消えていった。

なお5月30日に行われる大阪公演の模様は生配信が行われることも決定。大阪公演には今回の出演者にNEWSも加わり、計14組75名でのパフォーマンスを繰り広げる。

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