コムドットのメジャーデビュー前記者会見が、本日5月14日に東京都内で行われた。
5月29日にリリースする1stシングル「拝啓、俺たちへ」でメジャーデビューを果たすコムドット。昨年はメンバーのゆうま、あむぎりがそれぞれソロデビューしており、満を持してグループでのアーティストデビューとなる。この会見では5人がデビュー目前の心境やデビュー曲などについてじっくりと語った。
まずリーダーのやまとが「僕たちではないと作れない楽曲を心を込めて作ったので、今日は根ほり葉ほり最後まで聞いていただけたらと思います」と挨拶。続けて司会から「デビュー直前の今の気持ちは?」と尋ねられ、ひゅうがは「音楽活動をしようと思っていなかったのでびっくりというか。まだ受け止めきれていない」と語り、半年前にソロデビューしているあむぎりも「5人でデビューするのはまた違う感覚。まだ実感があまり湧いていない」とコメントした。やまとも「メジャーデビューという感覚はあまりない。ただ5人で歌う曲を作ったというだけだったんですけど、いざ会見の場に立つと、自分たちがメジャーの舞台に立つんだなと、ビシッと気持ちが引き締まる次第です」と凛々しい表情を浮かべ、ゆうたは「去年『CDF(Creator Dream Fes ~produced by Com.~)』を開催したとき、5人がやってきたことや伝えたいことを曲で伝えられたらと言ったことから始まったプロジェクトなので、メジャーデビューというよりも曲が完成できた実感が大きい」と明かした。メンバーの中で最初にソロデビューしたゆうまは「いつかメンバーのだれかと一緒に歌いたいと思っていたんですけど、まさか全員で歌えるとは。すごくうれしいです」と述べた。
また「お気に入りの歌詞」を聞かれたやまとは序盤に登場する「何でもない日常を変えたのは 昔から隣にいた 見慣れ飽きてる顔」と回答。「このフレーズに僕たちの関係性のすべてが凝縮されている」「一発でわかるすごいパンチのあるワードだなと思った」と解説した。さらに記者からの質問で「音楽活動をするうえでのライバル」を問われたやまとは「自分たちですかね」と即答。「僕らはアーティストとしてデビューしたわけではない。生業はYouTubeだけど音楽活動もするという新しいスタイルを確立している最中なので、自分たちにしか作れない未来を作っていくという意味でもライバルは自分なのかなと」と真摯に語った。やまとに「名指ししてほしそうだよ?」とけしかけられたあむぎりが、先に音楽活動をしている先輩YouTuber・スカイピースの名前を挙げる場面もあった。
「アーティストとして今後どんな舞台に立ちたいか」という質問に対しては、8月10日に東京ドームで行うライブイベント「Creator Dream Fes 2024 ~produced by Com.~」にてデビュー曲「拝啓、俺たちへ」を初パフォーマンスすることが決まっていると話すコムドット。「僕たちにとっても皆さんにとっても思い出に残るような、50年後にお酒を飲みながら思い出話ができるようなステージにしたい」と思いを述べつつ、デビュー前にしてすでに東京ドームの舞台を踏んでいる彼らは次なる目標を「5大ドーム」公演と見据えた。最後にやまとはデビューCDの売り上げ目標を「20万枚」と宣言。「自分たちのことを知らなかったり、嫌いだと感じている人たちにも『こいつら意外と面白そうじゃん』と思ってもらえる、印象を変えてくれる1曲になりそう。たくさんの人に聴いてほしい」とアピールして会見を締めくくった。