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被災地の人々に寄り添った「星野源のオールナイトニッポン」放送文化基金賞を受賞

ニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」1月2日放送回より。
5か月前2024年06月06日 3:04

ニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」1月2日放送回が「第50回放送文化基金賞」のラジオ部門で奨励賞を受賞した。

1月2日放送の「星野源のオールナイトニッポン」は当初年末に収録したものをオンエアする予定だったものの、元日に発生した能登半島地震を受け、パーソナリティを務める星野の提案により急きょ生放送に。星野と番組スタッフ全員がニッポン放送のスタジオに集まり、“いつも通り”の放送を全国に届けるべく、リスナーからのメールを読み、寄せられたリクエストに応え、被災地で聴いている人々に寄り添いながらトークを展開した。

番組の中で「一緒に不安になりましょう。きょうは一緒に時間を過ごすというのが目的だと思います」と語りかけた星野。彼は自身の楽曲「光の跡」について「金沢に行ったことがこの曲にものすごく影響を与えている」「少しでも何か伝わっていたらうれしい」と話し、同曲をオンエアした。

「放送文化基金賞」は公益財団法人放送文化基金によって、優れたテレビやラジオ番組、個人・グループに毎年贈られる賞。第50回は昨年4月から今年3月までに放送された番組が対象となった。「星野源のオールナイトニッポン」1月2日放送回は「ラジオの同時性と広域性という特徴を見事に生かした。その理性と配慮によって、星野源たちの力は、その場にいない聞き手たちを、あの時間に思わず惹きつけていく魅力をもって、迫ってくる」という理由で今回受賞に至った。なお、ニッポン放送の番組が「放送文化基金賞」を受賞するのは4年連続となる。

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