「墜落JKと廃人教師」続編にHiHi Jets橋本涼「こんなに幸せなことってあるんだ」

10か月前2024年06月10日 12:01

本日6月10日に東京都内でMBS・TBS系新ドラマ「墜落JKと廃人教師 Lesson2」の完成披露トークイベントが行われ、メインキャストの橋本涼（HiHi Jets）、高石あかり、田村海琉（少年忍者）が登壇した。

「墜落JKと廃人教師」は累計400万部突破の同名コミックを原作とした、ギャンブル好きであだ名が“廃人”の物理教師・灰葉仁と成績優秀だがネガティブ思考の女子高生・落合扇言によるラブコメディ。昨年全9話の連続ドラマとして放送され、撮り下ろし映像を含む特別総集編が明日6月11日深夜、続編“ Lesson2”が18日深夜にスタートする。

“クズ教師”として親しまれた灰葉を再び演じる橋本は「ホントにうれしくてしょうがないですね。『また演じたい』と言い続けて、橋本涼、また主演で帰ってくることができました！」と手を広げて喜びを表現。「前作から1週間ぶりかと思うくらいのテンションで撮影が始まって、びっくりしたよね？」と落合役の高石に目配せしつつ、「でも、海琉だけ震えてたよね？」とコメント。ルックスはいいが毒舌で“孤高のアイドル”と呼ばれる男子生徒・高峰一馬を演じる田村は「最初は緊張してたんですけど、皆さんが優しく迎えてくれてやりやすかったです」とここでも緊張気味に語った。

撮影時期は2月の寒い時期で苦労が多かったというキャスト陣。橋本は「体育館のシーンで白い息が出ちゃうんですよ。だから、口に氷を含んでました。すごい状況で撮影してましたね」、田村は「風呂のシーンがあったんですけど、どれだけ温めても体が震えまくって、それを抑えるので必死でした」とそれぞれ振り返る。高石も「インナーを2、3枚着てカイロを10枚以上貼ってました」と裏話を明かした。

オープニング映像は、音羽-otohaが書き下ろしたオープニング主題歌「先生布告」に合わせてキャスト陣がダンスするという内容。この出来栄えについて橋本は「自信しかないですよ」と言い切り、「振付1つひとつにお互いの関係性が出ていて、手を伸ばすところで届きそうだけど届かない思いが表現されてたりとか。こういう意図があるんだろうなと考えながら覚えるのが楽しかったですね」と笑顔を見せる。一方で高石は「プロの方もいますし、怯えながら踊りましたね」と自信なさげだったが、「ものすごく素敵な映像になっています」とアピールした。

続いて3人はヘッドフォンを使用した伝言ゲームに挑戦していく。出題者が言ってみたい劇中のセリフを、ヘッドフォンを着けた回答者に伝えていくというルールだったが、橋本が発したのはセリフにはない「橋本涼、カッコいい」というひと言。これを聞き取った田村は「いいんですか？」と困惑しつつ、高石に伝える。高石もすぐに答えがわかり、「橋本涼、カッコいい」と早口で発表すると、橋本は満足げな表情を見せた。

ゲームのあとには、3人が続編のテーマである“徐々に明かされる原点”にちなんで幼少期の思い出や自身の原風景をフリップに書いて発表。高石が出身地・宮崎の思い出を、田村が趣味であり特技だという絵について語る中、橋本はたっぷりと時間をかけてフリップを埋めていく。豪快な筆さばきで橋本が描いたのは灰葉の絵で、「井ノ原（快彦）さんにお芝居の稽古をつけてもらったあとの撮影だったので、灰葉をきっかけにお芝居の考え方が変わったなと思います」と真剣に話した。橋本のフリップを見た高石は「素敵な絵が描けたんじゃないでしょうか」、田村は「個性が出ていていいと思います」と感想を述べた。

ここで、本作の監督を務める枝優花がサプライズで登場。それぞれに宛てた手紙を読み上げていく。田村には「持ち前のマイペースさが癒やしになりました」、高石には「誰よりも女優だと思いました」など言葉を送る。続いて橋本には「優しすぎて自分をないがしろにする部分は見過ごせないなと思っています。橋本涼という座長のために何ができるか、スタッフで夜中まで話し合ったこともありました。これからたくさんの出会いがあって試練もあると思いますが、少しでもこの作品が心のお守りのような存在になればと思います」とメッセージを送った。枝監督からの温かい言葉を受け取った橋本は「こういうの弱いんですよね……」と涙をこらえつつ、「前作のときに『灰葉役としてはまだ若い』というお声をいただくことがあって、スタッフの方々が『大丈夫だよ』と言ってくださって……原作者のsora先生も作品を楽しんでくださって。もしかして続編があるんじゃないかと思ってたら、本当にやることになって。こんなに幸せなことってあるんだなと思いました。仕事をがんばってよかったなと思いましたし、早く皆さんにお届けしたいなという気持ちになりました」とあふれる思いを口にした。

最後に橋本は「生きることへの希望を描いてるなと思いましたし、『明日もがんばろう』『生きててよかったな』と思ってもらえたらうれしいです。シンプルにキュンキュンしてほしいとも思ってます。1も最高ですが、2も超最高になっております」と改めて本作をアピールした。

※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記。