目黒蓮(Snow Man)が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「海のはじまり」の完成披露試写イベントが、本日6月28日に東京・ユナイテッドシネマ・アクアシティお台場で行われた。
7月1日21:00スタートの「海のはじまり」は脚本の生方美久、演出の風間太樹、プロデュースの村瀬健という2022年放送の大ヒットドラマ「silent」のチームが再集結するオリジナルドラマ。親子の愛をテーマに、目黒演じる主人公の月岡夏が娘の海と向き合う姿が、彼を取り巻く家族や恋人、友人との関係とともに描かれる。
試写後には舞台挨拶が行われ、目黒をはじめ、キャストの有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、池松壮亮、大竹しのぶが役衣装で登壇。目黒は「さっきまで撮影してました」と説明しつつ、自身が演じた月岡夏について「今までいろいろな役を演じてきた中で、夏くんというキャラクターが一番共感できるような気がするんですけど、同時に一番難しいところにいるというような感覚で。まだ1カ月ですけど、夏くんとして時間を過ごすことが多いので、命についてとか、そういうことを考える時間が増えたなと思います」と語った。
目黒と2度目の共演で、月岡夏の恋人・百瀬弥生に扮する有村は「目黒くん自身のことは知らないことが多いんですけど、プライベートのことは知らなくても、役を通して、信頼しながらシーンを作っていけたらいいなと思っています。お芝居の中でキャッチボールをしながら信頼関係を築いている途中です」と微笑んだ。月岡夏の弟・大和を演じる木戸は「目黒くんとは同じ年なんですけど、役としては弟ということで、役のことというかそれ以外のことも話して、兄弟の関係性を築いていけたらなと思っています」と意気込んだ。
海役を演じている泉谷に話題が移ると、司会者は大竹がSNS投稿で泉谷を「先生」と呼んでいたことに触れる。大竹は「先生って呼んでんだよね。蓮くんとも話していて」と言い、目黒が「そうです。先生!」と泉谷に呼びかけるひと幕も。また、目黒は電車内での撮影シーンについて「スーツ姿で、マスクもしてリュックを背負って、通勤ラッシュの時間帯に改札に入って、電車に乗って現場に行ったんですよ。自分的にも周りのスタッフさん的にもハラハラしながらでしたけど、すごく楽しかったです。下を見てる方が多くて、『意外といけるなこれ!』となったり」と振り返った。
さらに目黒が「大竹さんが……」と言いかけると、大竹は「何? 言わないでね」と柔らかく牽制。目黒は笑いつつ「星奈ちゃんと同じくらいの純粋さで海辺を駆け回ってて。すごいな。パワフルだなと」と大竹のエピソードを語った。
舞台挨拶の中盤では、七夕が近いことから、キャストが短冊に書いた願い事をそれぞれ発表。目黒は「海のはじまりが愛されますように」「全てのひとが長生きしますように」という2つの願いを記載。最後に目黒が「本当に長い時間をかけて生方さんをはじめとする多くの方々が大切にしてきた作品で、まだまだ始まったばかりですが、これからもっと成長していくと思います。この作品を通して、命や家族とかいろいろなことを感じて、皆さんの人生がいい方向に進むような影響を与えられたらいいなと思います。約3カ月、『海のはじまり』を最後まで見届けていけたらうれしいです」と語って締めくくった。
フジテレビ系「海のはじまり」
初回放送:2024年7月1日(月)21:00~
※初回は30分拡大
※以降毎週月曜日21:00~21:54放送