香音と千賀健永(Kis-My-Ft2)がダブル主演を務めるドラマ「愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―」が9月5日よりMBSドラマ特区枠で放送される。
「愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―」はアプリpeep発のマンガ作品。母親を小さい頃に亡くすも父と2人で幸せに育った香音演じる千里は、大学の同級生だった大企業の御曹司・真山悠太と大学卒業後すぐに結婚する。幸せな生活を送るはずだったが、結婚して8年、悠太と義両親に家政婦のように扱われ、罵詈雑言を浴びせられる日々が続く。それでも千里は悠太のたまに見せる優しさにわずかな望みを持ちながら、健気に耐えてきた。そして迎えた30歳の誕生日、千里は仕事に出かけたはずの悠太が若い女性・三井瑠奈と仲睦まじく歩いているのを目撃してしまう。千里は、信じていた悠太の裏切りを知り、怒りが爆発。瑠奈と揉み合いになり、その勢いで2人は車に轢かれてしまう。病室で目を覚ますと、千里は悠太の愛人・瑠奈に転生していた。「瑠奈が、生きててよかった……」と愛人の名前を呼ぶ悠太に、「あなたが愛するこの体で人生めちゃくちゃにしてあげる」と千里は新しい命をすべて懸けて復讐を誓う。
「キスマイ超BUSAIKU!?」で発した「お前が生きてきた中で一番怖い思いさせてやるからな」というフレーズが話題となり、“おまうるニキ”と呼ばれることもある千賀。彼は“最狂のゲス夫”悠太の役に抜擢された経緯について「監督が“おまうる”をご覧になったことがあり、この作品を撮るにあたって僕だ!と決めてくださったそうです」と述べ、「悠太が人間の欲望に忠実に生きる様を自分なりに演じ、主演である香音さん演じる千里の苦しみや、『お前が生きてきた中で一番怖い思いさせてやるからな。』という様な表現ができたらと思います」とコメントしている。
香音 コメント
原作を読んでいたのでこのお話をいただいた時は、びっくりするとともにこの役を演じられることがすごく嬉しかったです。今までに挑戦したことのない役柄で、2人分の心情を模索しながら演じていきたいと思っています。毎話毎話色んな事が起こり、よそ見できない展開が続くので台本を握り締めながらハラハラしながら読んでいました。時に笑っていただいたり、色々な人物に共感して感情移入していただいたり、たくさんの方に楽しんでいただけたらいいなと思っています。
千賀健永 コメント
この度ドラマ「愛人転生」の真山悠太役を務めさせていただきます千賀健永です。
このような大役のオファーをいただきました事、大変嬉しく思います。
そして大変卑劣な夫の役である事、承知いたしました。
このオファーの経緯をお聞きしたところ、監督が“おまうる”をご覧になったことがあり、この作品を撮るにあたって僕だ!と決めてくださったそうです。
プレッシャーしかありません。
悠太が人間の欲望に忠実に生きる様を自分なりに演じ、主演である香音さん演じる千里の苦しみや、「お前が生きてきた中で1番怖い思いさせてやるからな。」という様な表現ができたらと思います。
原作者・池田聖子 コメント
ドラマ化のお話をいただいて、最初は夢かと思いました。
ですが、編集さんからお話を伺っていくうちに、
「あ…これは現実なんだ!」と喜びが湧き上がったのを覚えています。
夫の愛人に転生するという最悪な状況を復讐心で染め上げる千里が、
ドラマでどんなふうに制裁をしていくのか楽しみで仕方ありません!
このような素晴らしい機会を与えてくださった皆様にとても感謝しております。
映像化された「愛人転生」をファンの皆様と一緒に楽しませていただきます!
戸田彬弘監督 コメント
このドラマのお話を頂いてから、「復讐」って何なのだろう。と、考えています。
はじめに企画のお話を聞いたとき、“殺人“や“犯罪“をすることなく、「復讐」を描こうとする姿勢にとても共感したことを覚えています。
憎しみをどれだけ持っても、失いたくない“倫理観“が人間にはあるだろうと。
そんな希望のようなものを信じてみたくなりました。
脚本開発にも参加させて頂き、物語のラストがどこに向かうのかチームで丁寧に作り上げました。
そうは言っても、復讐劇のドラマです。
ハラハライライラさせながら、爽快感たっぷりに仕上がるよう撮影に挑みます。
しかし熱い夏になりそうです。平年より酷暑のようですが、その暑さを超える熱さを持って頑張ります。