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≠MEが全国ツアー追加公演完遂!「世界で一番幸せ」ファンとの絆を強固にした“修学旅行”

「≠ME 全国ツアー追加公演2024『修学旅行、同じ班がいいな。』」の様子。(c)YOANI
19分前2024年11月24日 4:07

≠MEが昨日11月23日に「≠ME 全国ツアー追加公演2024『修学旅行、同じ班がいいな。』」の千葉・幕張メッセ公演を開催した。

各メンバーの出身地を巡りながら凱旋公演を行う「≠ME 全国ツアー2024『やっと、同じクラス』」を、今年4月より全国8会場計15公演にわたって開催した≠ME。このツアーは7月に神奈川・横浜アリーナで幕を閉じたが、彼女たちはその追加公演を11月9日に沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと大劇場、そして昨日23日に幕張メッセの国際展示場2、3ホールにて行い、きらびやかなパフォーマンスで大勢のファンを夢中にさせた。この記事では昼夜2公演のうち、夜の部の模様をレポートする。

約半年間のツアーの思い出とともに

オープニングでは「Overture」が流れる中、メンバーが沖縄から飛行機で移動し、幕張へと降り立つ映像がスクリーンに。そして鈴木瞳美の「幕張に着いたー!」という言葉をきっかけに制服風衣装の≠MEがステージに登場し、今回のツアー全公演のオープニングを飾ってきた「偶然シンフォニー」でライブをスタートさせた。「偶然シンフォニー」はクラス替えで大好きな人と同じクラスになった胸の高鳴りを歌ったラブソングで、鈴木とともにこの曲でセンターを務める尾木波菜は曲間のセリフを「同じ班だねー!」と今回の公演タイトルを引用したものにアレンジ。続く「秘密インシデント」ではメンバーがトロッコに乗り込み、笑顔いっぱいに手を振りながらセンターステージへ。菅波美玲の「幕張! いくぞー!」の声に客席全体が呼応した。

「君はこの夏、恋をする」では、春に始まり夏を越えてきたこのツアーの思い出を想起させるようにスクリーン上に特大の花火が上がり、「このままでモーメンタリ」の曲中には、センターの蟹沢萌子が半年以上に及んだツアーを振り返るようにして「季節が変わっても私たちのそばにいてくれてありがとう!」とファンへメッセージを送る。さらに「好きだ!!!」では、スクリーンに映し出されたツアーの思い出の写真がパフォーマンスを彩った。

「出欠確認」と称したメンバー紹介がリズムに乗せて展開されたのち、ライブはユニットコーナーへ。「春の恋人」「Marcato」「デート前夜レクイエム」と、ツアー初日に初披露された多彩な楽曲が次々に届けられる。メンバーはこの半年間で培ってきた表現力を存分に発揮し、それぞれ異なる曲調や世界観を持つユニット曲の魅力を増大させた。白の衣装に着替えたメンバーが再びステージに全員そろうと、会場の空気感を一変させるクールなダンストラックへと突入していく。勢いそのままに、昼公演では落合希来里のセンター曲「フロアキラー」、夜公演では永田詩央里のセンター曲「ワタシアクセント」が披露された。アクセルを踏み込むようにしてライブの盛り上がりを加速させた≠MEは、続いて「P.I.C.」「天使は何処へ」といったダンスナンバーを連発し、エネルギーに満ちあふれたパフォーマンスを観客に浴びせた。

ファンへの感謝の気持ちを込めて

ツアーの思い出を振り返るVTRで会場のムードが和んだあとは、メンバーが≠MEのイメージカラーであるエメラルドグリーンの衣装に着替えてステージへ。川中子奈月心の「今日という1日が皆さんにとって素敵な日になりますように」という言葉を合図に彼女がセンターを務める「君はスパークル」がしっとりと歌い上げられ、椅子に座って歌唱する特別な演出に観客の視線が釘付けになった。さらにレインボーカラーの照明がステージを照らす中、メンバー同士の絆をつづった「虹が架かる瞬間」が披露されると、客席には目に涙を浮かべるファンの姿も。その後、観客を元気いっぱいに煽って会場のウェットなムードを塗り替えた≠MEは、今年の夏にリリースした最新シングル曲「夏が来たから」をパワフルにパフォーマンス。「ごめん、マジで」ではセンターの永田が「ありがとう。この思いが届きますように」と声にすると、センターステージに立ったメンバーたちが四方に向きを変え、ファンへの感謝の気持ちを込めて360°全方位に向けて歌を届けた。

冨田が「全員もっと声出せ! 幕張そんなもんですか? ついてこい!」とさらに強気に客席を煽ったのち、≠MEは「最強のラブソング」を歌唱。「ごめん、マジで」「最強のラブソング」はシングル「夏が来たから」のカップリング曲で、ツアーの追加公演をもってライブで初披露された。公演終盤にはメンバーが“オオカミ耳”を付けてパフォーマンスするのがおなじみの「ヒロインとオオカミ」を皮切りにライブの人気曲が続き、会場のボルテージがより一層上昇。谷崎早耶の「いつまでも修学旅行を思い出すのかなあ?」というツアータイトルにちなんだ問いかけで始まった「初恋カムバック」では、メンバーとファンがお決まりの“ガチ恋口上”でお互いの絆を確かめ合う。そしてライブ本編は「ラストチャンス、ラストダンス」で華やかにフィニッシュした。

すっごい終わりたくない!

客席から「ノイミー!」コールが響き渡る中、ステージの照明が点き、そこにひょっこりと顔を出した鈴木の「ちゅーする?」を合図にアンコールは「想わせぶりっこ」でスタート。ツアーTシャツに着替えた≠MEはグッズのサングラスを持って楽しげに歌声を響かせていく。続く「デートの後、22時」では落合が「みんなはノイミーのこと大好きー?」と問いかけると、客席から「おー!」と怒号にも似た声がこだまする。また冨田が「修学旅行楽しんでるー? みんなとの思い出一生忘れないよ!」と観客に伝えたり、ご当地グッズを持ったメンバーがセルフィーカメラで自分たちをスクリーンに映し出したりと、会場が幸福感でいっぱいに。グループの始まりの曲「≠ME」ではお決まりの「好きだー!」という声を掛け合い、メンバーとファンがお互いの愛を確かめた。

その後のMCで、冨田は「率直な気持ちを言うと、すっごい終わりたくない!」と笑顔を浮かべつつツアーの終幕を惜しむ。彼女は2025年2月1日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで「≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が開催されることについて触れ、「この先もまだまだ皆さんと楽しいことがいっぱい待っていて、もうこのグループ、世界で一番幸せなんじゃないかなと思います! これからも皆さん、私たちについてきてくれますかー!?」と客席に呼びかけた。

ラストにファンから高い人気を誇る楽曲「まほろばアスタリスク」を歌い上げ、晴れやかな表情でステージに横一列に並ぶ≠ME。彼女たちは「修学旅行、楽しかったです! ずっと忘れないよ!」と叫んでステージを立ち去るも、終演アナウンスを担当した冨田が名残惜しそうに「最後に皆さんの声聞かせていただいてもいいですか?」とコールを要求すると、客席からは再び「ノイミー!」コールが。それを聞いて感極まった冨田がスタッフに「もう1曲やってもいいですか?」と相談した結果、ダブルアンコールとして「ラストチャンス、ラストダンス」が再度披露された。ライブの一瞬一瞬をファンと笑顔で共有した冨田は、「皆さん、今日は本当にありがとうございました! もう、超超超最高でした!」と充足感を顔ににじませていた。

セットリスト

「≠ME 全国ツアー追加公演2024『修学旅行、同じ班がいいな。』」2024年11月23日 幕張メッセ国際展示場2、3ホール

昼公演

01. 偶然シンフォニー
02. 秘密インシデント
03. 君はこの夏、恋をする
04. このままでモーメンタリ
05. 好きだ!!!
06. 春乃恋人
07. Marcato
08. デート前夜レクイエム
09. フロアキラー
10. P.I.C.
11. 天使は何処へ
12. 君はスパークル
13. 虹が架かる瞬間
14. 夏が来たから
15. ごめん、マジで
16. 最強のラブソング
17. ヒロインとオオカミ
18. す、好きじゃない!
19. はにかみショート
20. 初恋カムバック
21. ラストチャンス、ラストダンス
<アンコール>
22. 想わせぶりっこ
23. デートの後、22時
24. ≠ME
25. まほろばアスタリスク

夜公演

01. 偶然シンフォニー
02. 秘密インシデント
03. 君はこの夏、恋をする
04. このままでモーメンタリ
05. 好きだ!!!
06. 春乃恋人
07. Marcato
08. デート前夜レクイエム
09. ワタシアクセント
10. P.I.C.
11. 天使は何処へ
12. 君はスパークル
13. 虹が架かる瞬間
14. 夏が来たから
15. ごめん、マジで
16. 最強のラブソング
17. ヒロインとオオカミ
18. す、好きじゃない!
19. はにかみショート
20. 初恋カムバック
21. ラストチャンス、ラストダンス
<アンコール>
22. 想わせぶりっこ
23. デートの後、22時
24. ≠ME
25. まほろばアスタリスク
<ダブルアンコール>
26. ラストチャンス、ラストダンス

ライブ情報

≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT

2025年2月1日(土)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ

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