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INUWASI「この6人を目に焼き付けて」満員のバンドセットツアー最終公演で繰り広げた熱演

神奈川・KT Zepp Yokohamaを満員にしたINUWASI。(撮影:真島洸)
14分前2025年03月05日 12:03

INUWASIが3月2日に神奈川・KT Zepp Yokohamaでバンドセットツアー「INUWASI 5th ANNIVERSARY BANDSET LIVE TOUR〝 狗鷲雷閃 〟」のファイナル公演を開催した。

「INUWASI 5th ANNIVERSARY BANDSET LIVE TOUR〝 狗鷲雷閃 〟」はINUWASIの結成5周年を記念して行われたツアー。昨年11月に満員の東京・Spotify O-EASTでスタートし、計7つの会場で熱狂が生み出された。今月をもってイヴが卒業することもあり、ファイナル公演はメンバーにとってもファンにとっても特別な公演に。チケットが見事ソールドアウトし、会場は大勢のオーディエンスで満員になった。

最新アルバムのオープニングナンバーで開幕

オープニングムービーとSE「Rapture」が流れた時点ですでに場内に特別な高揚感が漂う。そしてステージに並び立ったINUWASIが慎之甫(G)、辻久カオル(G)、ミツル(B / Crystal Lake)、田浦楽(D / Crystal Lake)からなるバンドの轟音とともに、昨年11月にリリースした最新アルバム「RAPTOR: IkAZuCHi」のオープニングナンバー「nightmare mode」で勢いよくライブの幕を開けると、オーディエンスのテンションが一気に上昇。ステージ前方に噴き出すスモークの演出もあいまって会場が非日常的な空間に様変わりした。

さらに「DREAM」「0n top 0f a11 tHa+」と畳みかけ、MCに入るとチケット完売の喜びをファンと分かち合うINUWASI。ライカは「この6人を目に焼き付けてほしいし、私たちもめちゃくちゃ気合いが入っているので、最後までついてきてください!」と呼びかけた。また、すずめは最近の衣装が和の要素を盛り込んだデザインになっていること、昨年2月に結成4周年記念ライブを開催した際に海外進出の目標を口にしたことに触れ、「INUWASI、海外に広めたくない!?」「2025年のINUWASI、海外公演するかもしれません!」と海を超えてINUWASIの音楽を広めていく意欲を改めて示した。その後、和のテイストを取り入れた楽曲「Shadows Core」でパフォーマンスを再開した6人は、日頃の対バンライブでは披露することの少ない楽曲をセットリストに詰め込み、ワンマンならではのライブ構成でオーディエンスを魅了。「holy」ではピアノのサウンドを交えたバンドの演奏、メンバーの淀みのない歌声によって壮大かつ神秘的な世界観が表現された。

「INUWASIの新たな始まりの日」

客席を煽ってオーディエンスとの一体感を強めたINUWASIは、次のブロックでも気合いのみなぎったパフォーマンスを繰り広げ、アルバム「RAPTOR: IkAZuCHi」のラストナンバー「World of Unreal」を歌い終えたところで再びMCへ。ここまで「RAPTOR: IkAZuCHi」の収録曲順通りに楽曲を披露してきたことを明かすと、早くもライブが折り返し地点へ到達したことを告げ、ラストスパートとして新旧のキラーチューンを次々に投下していった。バンドの強固なサウンドとともに「Planetes」「Change」「Landscape」などが響くたびに場内の熱気が増幅し、INUWASIがライブを一番の武器とするアイドルであることが怒涛のパフォーマンスを通して改めて示される。すずめの「つらいこともたくさんあったけど、ステージから見たみんなの姿がいつも背中を押してくれました」という語りを経て披露された「Lapse」では、フロアの観客が一斉にジャンプして特別な光景を作り上げた。

ライカが「今日は新しい始まりの日だと思っていて。これからの未来をすごくいいものにしていける自信があるから、みんなにはついて来てほしいって思うんだけど……みんなはINUWASIについてこれる!?」と語りかけたのち、INUWASIは「Altair」「REONE」の2曲を立て続けにパフォーマンス。メンバーに合わせて観客が人差し指を掲げる中、そこに金テープが盛大に降り注いだ。

新メンバー加入&メジャーデビューを発表

アンコール前にはスクリーンに特報映像が映し出され、5月にグループ初の新メンバーが加入すること、同月より全国ツアー「INUWASI BAND SET LIVE TOUR 2025〝狗鷲廻閃〟」が開催されること、そして今年の夏にメジャーデビューすることが発表された。拍手を浴びながら再びステージに登場したINUWASIは、自分たちの胸の内を言葉に。ライカはメジャーデビューについて「正直まだ実感は湧いていないんだけど、今まで挑戦できなかったことをチャンスにしていけると思うし、私たち次第でもっといいグループにできると思っています」と意気込みを述べた。

ライカの「何かを成し遂げることとか、夢を追い続けることって簡単じゃないってわかってるけど、私たちがこのINUWASIで叶えたい夢とかみんなと一緒にみたい景色がたくさんあるから、絶対に私たちはあきらめないし、あがいてでも戦い続けます!」という力強い決意表明を経て、6人は「ストリングスウォーズ」を熱唱。次なる目標であるZeppツアーへの思い、グループの未来に対する覚悟を力いっぱい歌に込めた。そして、がるむの「今からやるこの曲は、INUWASIと一緒に変化を遂げてくれました。変化をしてでも残したい、そんな大切な曲です」というMCをきっかけにライブのラストに披露されたのは「All I Know(Rearrange)」。会場に大きな余韻を残してツアーが終幕した。

セットリスト

「INUWASI 5th ANNIVERSARY BANDSET LIVE TOUR〝 狗鷲雷閃 〟」2025年3月2日 KT Zepp Yokohama

01. nightmare mode
02. DREAM
03. 0n top 0f a11 tHa+
04. Shadows Core
05. HoMuRA
06. King of Innocence
07. The Ghost
08. Dear the own
09. holy(Band Arrange)
10. Reflection
11. Colors in your eyes
12. World of Unreal
13. バントシェンナ
14. ケルベゾイド
15. Endless
16. Fike in the light
17. Hyper Nova
18. Planetes
19. Change
20. Landscape
21. Mother Earth(Band Arrange)
22. Lapse(Band Arrange)
23. Altair
24. REONE
<アンコール>
25. ストリングスウォーズ
26. All I Know(Rearrange)

INUWASI BAND SET LIVE TOUR 2025 〝狗鷲廻閃〟

2025年5月5日(月・祝)大阪府 ESAKA MUSE
2025年5月6日(火)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2025年5月24日(土)新潟県 NEXS NIIGATA
2025年5月31日(土)神奈川県 Yokohama Bay Hall
2025年6月8日(日)宮城県 仙台darwin
2025年6月22日(日)千葉県 柏PALOOZA
2025年7月30日(水)東京都 Zepp Shinjuku(TOKYO)

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