NIKO NIKO TAN TANが1月16日公開の映画「万事快調<オール・グリーンズ>」の主題歌として書き下ろした最新曲「Stranger」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「万事快調<オール・グリーンズ>」は第28回松本清張賞を受賞した波木銅による同名小説を原作とした映画。児山隆が監督を務め、南沙良と出口夏希がダブル主演を務める、疾走感あふれる青春ストーリーだ。「Stranger」は本作の主題歌として書き下ろされ、12月3日に配信リリースされた。
MVは映画と同じく児山が監督を務め、主演である南と出口が登場。“少女”2人が何かに導かれるようにして織りなす、現実と非現実が溶け合った映像となっている。撮影は映画のロケ地で行われた。
なお「万事快調<オール・グリーンズ>」は「第30回釜山国際映画祭」の「Vision」部門や、「第38回東京国際映画祭」の「Nippon Cinema Now」部門に公式出品された。
児山隆 コメント
フジロックでOCHANと初めて飲んだ。「Stranger」を作る制作の過程、思い、そんな話をしながらベロベロに泥酔していたと思う。REDMARQUEEにはヒロトとマーシーが来ているらしい、しまった行っておけばよかったなんて言いながら、でも楽しくてずっと話していた気がする。もし万が一、億が一、僕が「Stranger」のMVを撮るなら、そんな話をしたかどうか、記憶も曖昧になるほど飲んでいた。数日たって、プロデューサーから連絡が来た。「Stranger」のMVを撮ってほしいとのことだった。OCHANはMVの話をしたことを憶えていたんだ。なんだかそれが嬉しかった。
南さんと出口さんが出演を快諾してくださり、映画のロケ地で撮影することができた。僕たちにとってなんだかご褒美みたいな撮影だった。たぶんOCHANに話した内容のMVになっている、と思う。「ビデオ最高す!」とOCHANから連絡が来てうれしくてやっぱり飲んだのを憶えている。


