Moment Joon、なみちえ、DANNY JINによるコラボ曲「Flowers with the Thorns」が本日1月30日に音楽レーベルTHORNITUREより配信リリースされた。
THORNITUREは、ドリアン農家の子孫で起業家、インフルエンサー、デザイナー、そしてシンガーのFAMEMEが立ち上げたレーベルであり、「Flowers with the Thorns」は、昨年夏に東京都現代美術館(MOT)開館30周年記念展「日常のコレオ」 にて、 アート、音楽、社会的視点が交差するプロジェクトとして発表された楽曲。日本で活動する移民・ミックスルーツのヒップホップアーティスト3名が「トゲと未来(Thorn x Future)」をテーマに、三者三様の背景や経験をつむいでいる。
Moment Joon は、「棘のある桜」をモチーフに、日本という国が歴史的、制度的、文化的に内包してきた暴力性や同調圧力、排外性、それに対する怒りと抵抗を、鋭い言葉で刻み、それを豊かな音像として増幅。
なみちえは、日常に潜むレイシャルプロファイリングや視線の暴力を自らの体験として語り、「ヤマアラシのジレンマ」という比喩を通して、人と人が近付くほどに傷付け合ってしまう現実と、それでも共存を願う葛藤を歌う。
そしてDANNY JIN は、ドリアンに対して「納豆」で応じ、国籍やルーツでは回収しきれない異物としての自己を提示。難民の歴史、混血性、帰属不可能性を背負いながら、日本社会が蓋をしようとする違和感をユーモアと批評性をもって突き付ける。
三者の言葉が交差することで「Flowers with the Thorns」は、多様性を祝福するだけではなく、その複雑さや摩擦を捉えた作品に。東京都現代美術館で撮影されたミュージックビデオは、ZUMI監督とアートディレクターの河野未彩が率いる制作チームの手により、THORNITUREの世界観を鮮やかに体現した作品となった。
©THORNITURE by FAMEME


