RIP SLYMEのライブ&ドキュメンタリー映画「RIP SLYME THE MOVIE -25th ANNIVERSARY GREATEST MEMORY-」の舞台挨拶付き上映会が本日2月25日に東京・新宿ピカデリーで行われ、ILMARI、SUと監督の金井紘が登壇した。
3月6日より2週間限定で上映される本作は、メジャーデビュー25周年イヤーを迎え、昨年4月から今年3月22日までの期間限定で5人体制で活動しているRIP SLYMEに密着したドキュメンタリー作品。再集結後のライブパフォーマンスやバックステージの様子に加え、過去のライブ映像、本作のために撮り下ろされた5人での初詣旅行の模様、さらにメンバーと所縁のある人物たちへのインタビューで構成される。
名曲「ONE」が流れる中、満員のファンが待つ劇場に姿を見せたILMARIとSU。最初の挨拶でILMARIが「楽しく旅行したりカラオケしたりして、僕らは楽しいばっかりだったんですけど、金井さんが素敵に編集してくれていい作品になったと思います」と語ると、SUは「SUという役をやらせてもらった大槻です」と初手から笑いを誘い「なんか、25年の人生の集大成を作ってもらったようで。何回でも観てもらいたいです。皆さんは今回きりでいいかなと思ってると思うんですけど(笑)。でも本当に、足元の悪い中ありがとうございます」と感謝を伝える。
自分たちの活動が映画化されることについて、ILMARIは「めっちゃうれしいけど、映画にする部分あるのかな?と思いました。でも、金井さんが撮ってくれるなら間違いない、いい作品になるだろう」とコメント。これに金井監督は「5人で過ごしている楽屋の雰囲気をのぞかせてもらうと、ずっとわちゃわちゃ楽しそうだったんです。この空気を詰め込んだらファンの皆様に楽しんでもらえるかなと思ったのと、RIP SLYMEの25年の軌跡をまとめることで、自分のアルバムを開くような。一緒になって楽しめるようなものになったらいいなと思いました」と作品を撮るうえでの構想を明かし、3月20日から22日までの3日間、東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて開催される、活動休止前のラストライブ「RIP SLYME 25th Anniversary GREATEST LIVE -Final Three Nights-」の直前に公開されるこの映画を「前夜祭フィルム」と表現した。
金井監督がRIP SLYMEの5人の印象について「カッコいい人たち」と表現すると、ILMARIは客席を指しながら「誰も思ってないと思う(笑)」とコメント。するとSUは「思ってるよ!」と即座にILMARIを指差し、流れのままに2人はお互いのカッコよさを讃え合う。トークセッションの中では、そんなSUが撮影で出かけた箱根旅行の中で号泣したというエピソードが明かされる場面も。「ごはん食べてるときに、SUさん何もしゃべらないなと思ったら泣き出して。あれ、トリガーはなんだったの?」とILMARIが聞くと、SUは「更年期じゃない?」ととぼけ顔。撮影用のカメラが回っていなかったタイミングだったが、その瞬間はILMARIがスマホ撮影で押さえたそうで、金井監督は「ILMARIさんが撮ってくれたんで、エンドロールで使ってます」と観客に伝えた。また、SUはこの旅行について「(撮影のために)お膳立てしてもらった旅行ですけど、これをじゃらんとか使って自分たちで取って行ったら、もっと泣いてんじゃねえかな」と照れながら伝える。ILMARIが「じゃあ、やろうよ。それも」と応じると、SUは「それくらい楽しくて、ウキウキしてたっすね」と振り返った。
MCから「25年で変わったこと、変わらなかったことは?」という質問が飛ぶと、ILMARIは「基本あんまり変わってないですけどね。10代の頃からの、友達みたいな関係性で」と切り出しつつ「それぞれの生活が変わっていって、一緒に遊ぶ感じはなくなってきたので、わちゃわちゃとするのは仕事のときにしかなくなったけどね」と続ける。SUも「自由時間が重なることが減っちゃったからね」と続き「時間を大切にするようになってきたような気はしますね。レコーディングも、早い時間にスピーディに終わらせるとか。夜は、眠いです(笑)」と変化を語った。
なお、この日の登壇が人生初の舞台挨拶だったというILMARIとSU。ILMARIが「舞台挨拶、初めてだし……」と口にした場面では、SUが「なんか、小栗旬に見えてきた!」と声をかけたり、こちらも初体験だという鏡開きを初々しい手つきで執り行ったりと、無邪気に貴重なひとときを楽しむ姿がファンの笑顔を誘った。最後にSUは「とても素敵な映画を作っていただいて、こんな舞台を用意していただいて、初めてばかりで感動しています」と感謝を表しながらコメント。そして、ILMARIが締めの挨拶で「このあとのプランって、全然決めてなくて。この先、またやることがあるかもしれないし……」と5人の今後について言及すると、客席からは即座に大きな拍手が上がる。「やることがあるかもしれないし、ないかもしれないし、わからないですけど」。そう続けたILMARIは「この映画を観ていただいて、3月のライブを楽しんでいただけたらなと思います。会場に来られなくても観る方法はたくさんあると思うので、映画の続きだと思ってライブを楽しんでもらえたら」とファンに語りかけていた。


