名曲を再構築するプロジェクト「Newtro」の第49弾として、maeshima soshiがRin音とセリザワヒナタをボーカリストに迎えSteady&Co.の楽曲「Only Holy Story」をカバー。この曲のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
Steady&Co.はDragon Ashの降谷建志とBOTSによるプロデュースチームとして始動。その後RIP SLYMEのILMARI、スケボーキングのSHIGEOが加わり、4人組ユニットとしての活動を本格化させた。「Only Holy Story」は2001年にリリースされた楽曲で、ボーカリストとしてazumi(wyolica)が参加している。
今回のカバーではmaeshima soshiが原曲の繊細な季節感や物語性を尊重しつつ、音像やビートの質感を現代的に整えてアレンジ。Rin音とセリザワヒナタによるボーカルも、原曲の男女による掛け合いの構造に新たな息遣いを与えている。キービジュアルはイラストレーターのねぎおが手がけた。
参加アーティスト コメント
楽曲制作を終えて
maeshima soshi
リリースから長い間愛されている名曲をアレンジさせていただいたこと自体が光栄でした。
Newtroという言葉通り、過去と今をブレンドできた手応えがあります。
原曲へのリスペクトと、自分たちの現在地のバランスを大切にしました。
Rin音
ラップがとにかく気持ちよかったです。歌ってて自分の作詞作曲とは違う韻の配置であったり、トラックのアレンジに対する自分の答えを探す部分であったりも終始楽しく取り組めました。個人的に感情が乗りやすい情景描写もたくさんあって、時代が変われど恋愛にこういう出来事は必ずついてくるものなんだなっていう気づきもあったりしました・笑
セリザワヒナタ
これまで私が歌ってきた音楽とはまた違う雰囲気だったので、とても新鮮でした。
そしてレコーディングの日は、ちょうど雪が降っていたので、より気持ちを込めて歌えたかもしれません!
再構築でこだわったポイント
maeshima soshi
元々のメロウな世界観は崩さずに現代風に昇華しました。
オリジナルよりもBPM落としているのですが、余白を工夫しました。
原曲の温かさをよりチルで現代的なムードに落とし込んでいます。
冬の空気の冷たさや透明感を感じて欲しいです。
Rin音
テンポ感で変わるラップの聞き心地はかなり気をつけました。ゆったりしたテンポにどのくらいの強弱差で韻の強調をするかが特に僕の中では課題でした。自分なりに噛み砕いてRin音節的なものはできるだけ残しつつバースを歌っているので、是非韻を踏んでいる部分に注目して聞いてくれると嬉しいです。
セリザワヒナタ
Rin音さんのラップパートからの流れをシームレスにつなぎつつ、質感の違いは心地よいものとして残せるように意識しました。バトンを受け取って、また渡すようなイメージで歌いました。
今回のコラボレーションについて
maeshima soshi
Rin音くんとは過去にもご一緒する機会ありましたが、今回のチルなアレンジとも相性がよくて、
セリザワヒナタさんは初めましてでしたが透明感のある声の持ち主だなと思いました。
2人のおかげもあって原曲とはまた違う“今のOnly Holy Story”が生まれたと思います。
Rin音
maeshimaさんとはかなり一緒に制作させてもらっていますが、毎回トラックのクオリティに驚かされています。特に表現力の部分が僕は大好きで、トラックを聞いた瞬間にシチュエーションが浮かんでくる感覚が毎回あって。
時にはメロディやフレーズがセットで降りてくることもあるくらい個人的に大好きなアーティストです。
そんな方と今回こういった特殊な制作を一緒に携われて非常に光栄でした!
ありがとうございました!
セリザワヒナタ
普段はバンドのなかで歌っているので、最初は不安もあったのですが、maeshima soshiさんの寂しいけれど確かな温度のあるトラックが、この曲の世界観をつかむうえでとても心強い指針になってくれました。


