劇場アニメ「パリに咲くエトワール」の春休み特別試写会が東京・日本女子体育大学の二階堂トクヨ記念講堂で行われ、主題歌と挿入歌を担当する緑黄色社会がサプライズで登壇した。
今日も「風に乗る」を聴いてきた
3月13日公開の本作は「ONE PIECE FILM RED」や「コードギアス 反逆のルルーシュ」を手がける谷口悟朗と、「崖の上のポニョ」「魔女の宅急便」など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン、原画を担当する近藤勝也が初めてタッグを組んだ作品。20世紀初頭のパリを舞台に、日本からやってきた2人の少女・フジコと千鶴が画家、バレリーナというそれぞれの夢を追い求め奮闘する。フジコ役は當真あみ、千鶴役は嵐莉菜が担当する。
試写会では、當真と嵐がフジコと千鶴のように、将来の夢を追いかける現役学生から募った悩みや相談に直接答えていく。「1歩踏み出す勇気の持ち方を教えてほしいです」「どうしたら周りに頼れますか?」「目標を達成するために心がけていることは?」という質問を受ける中、落ち込んだときのモチベーションの上げ方について聞かれると、嵐は「映画やアニメを観たり、音楽を聴いたりします」と回答。當真も「好きなバンドの音楽や、そのとき参加している作品の主題歌を聴いています。緑黄色社会さんの主題歌『風に乗る』は今日も聴いてきました」と「パリに咲くエトワール」の主題歌に言及した。
人生が大きく変わる瞬間のきらめき
ここで会場の照明演出をきっかけに舞台後方の幕が開くと、緑黄色社会が當真や嵐、学生たちの前に姿を現した。着席したメンバーは主題歌「風に乗る」をこの日限りの特別バージョンで生パフォーマンス。パワフルな歌声と温かなサウンドに乗せて、学生たちにエールを送った。そばで聴いていた當真は「鳥肌が止まらないです。爽快感があって、夢を応援してくれるようなエネルギーを感じられる曲で、ホントに素晴らしくて、ものすごく背中を押してもらいました。この作品に出会えたことも、緑黄色社会さんが主題歌を作ってくださったのもうれしいです」と大興奮。嵐は「緑黄色社会さんのイメージは透き通っているのにパワフルで、ずっと耳に残る印象があって。わーっと圧倒されました」とコメントした。
「風に乗る」の作曲・編曲を担当した穴見真吾(B)は「人生が大きく変わる瞬間のきらめきを曲にも昇華したいと思って全細胞を働かせて作りました」と力強く語る。作詞した長屋晴子(Vo)も「夢を叶えるために前に進んでいくのって、ワクワクする気持ちもあるんですけど、葛藤もあると思うんです。夢に向かって、自由に進んでいってほしいなという気持ちを込めました」と思いを述べた。
バレエ経験者が3人も
映画のストーリーにちなんでバレエの話題になると、司会者から「この中にバレエの経験者がいらっしゃるんですよね?」と聞かれ、小林壱誓(G)、穴見、嵐が恐る恐る手を挙げる。実家がジャズダンスの教室だという小林が「もともとジャズダンスをやってたんですけど、その基礎としてクラシックバレエを4歳から大学4年までやってました」と明かすと、会場にどよめきが起こる。実家がバレエ教室だという穴見は「2、3歳から高校生までやってました。僕はロシア系のバレエだったんですけど、昔踊ってた曲のオマージュを『風に乗る』に入れています」とバレエ経験だけでなく、主題歌のこだわりも話した。この流れでpeppe(Key)は「緑黄色社会の中に先生が2人いるので、楽屋で教えてもらおうかなと思います」と反応。「お二人に比べるとホントに恥ずかしいんですけど」と切り出した嵐は「年少から小学生低学年くらいまで習っていました。辞めた理由は先生が怖かったからです」と言いづらそうに語った。
最後に長屋は「夢を抱いている方の背中を押せたらという気持ちで『風に乗る』を作らせていただきました。夢がある方も、探す途中の方もいらっしゃると思います。私が思うに、夢がある人のほうが少ないのかなと。これから見つかっていく歳だと思うので、夢がないことを焦らないでいただきたいです。“風に乗る”ように進んでいってもらえたらと思います」と学生たちにメッセージを送った。
©「パリに咲くエトワール」製作委員会


