日本音楽著作権協会・JASRACによる「2026年 JASRAC賞」の贈呈式が本日5月20日に東京・JASRAC本部隣接のけやきホールで行われた。
1982年の創設から今年で44回目を迎えた「JASRAC賞」は音楽配信、カラオケ、CMなど、前年度にJASRACからの著作物使用料の分配額が多かった作品の作詞者、作曲者、音楽出版社の功績と栄誉を称え表彰する賞。国内作品の上位3作品が金、銀、銅賞、海外の著作権管理団体からの入金が最も多かった国内作品が国際賞、分配額が最も多かった外国作品が外国作品賞として選出される。
今年の金賞にはMrs. GREEN APPLE「ライラック」(作詞・作曲:大森元貴)、銀賞には美空ひばり「川の流れのように」(作詞:秋元康 / 作曲:見岳章)、銅賞にはCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(作詞:R-指定 / 作曲:DJ松永)、国際賞には「NARUTO-ナルト- 疾風伝 BGM」、外国作品賞にはソル・レイクが作詞作曲を手がけた「BITTERSWEET SAMBA」がそれぞれ輝いた。贈呈式には各受賞作品の関係者や、「NARUTO-ナルト- 疾風伝 BGM」作曲者の高梨康治が登壇。また氷川きよしがスペシャルゲストとして登場し、「川の流れのように」を歌唱した。
高梨は「日本のエンタテインメントは世界でもっといけると思っているので、まだ誰も行ったことのないようなところへ行って、次の世代の人たちが夢を持てるように、日本の音楽の活動を広げていきたい」と抱負を述べる。また会場に来られなかった受賞アーティストのメッセージを司会者が代読。大森は「これからも凝り固まる事なく常に励みながら ワクワクするかを基準に、精進して参ります」、秋元は「37年の時を経てなお、多くのアーティストに歌い継がれるスタンダードナンバーとなり、こうして表彰していただけることに、大きな喜びと感謝を感じています」、Creepy Nutsの2人は「海外でもライブをする機会が増え、お客さんの反応を実際に体感し改めてたくさんの人にこの楽曲が届いているんだなと実感しました」とそれぞれコメントを寄せた。
また氷川は「たくさんの方が『川の流れのように』を聴いて、生きる力をもらったり、励まされたりしてきたと思うんですが、私もその1人です。言葉1つひとつに説得力があって、ひばりさんに背中を押されてるような気持ちで聴いていました」と語り、伸びやかな歌声を披露。会場からは大きな拍手が送られた。


