Superflyのライブツアー「Superfly Hall Tour 2025 "Amazing Session"」より、スピッツの「楓」をカバーしたライブ音源が本日5月29日に配信された。
「Superfly Hall Tour 2025 "Amazing Session"」は昨年6月にリリースされた自身初となるカバーアルバム「Amazing」を携え、同年8~11月に行われた全国ホールツアー。Superflyの代表曲に加えて多数の名曲カバーが披露された。6月24日に、東京・東京ガーデンシアターで行われたファイナル公演の模様を収めたBlu-ray / DVDおよび同公演で披露された全曲のライブ音源がリリースされる。
これに先駆けて一部の楽曲が先行配信されており、本日その第8弾として「楓」のライブ音源が配信リリースされた。「楓」は「Amazing」には収録されていないものの、Superflyがかつて秦基博とともにテレビ番組でカバーして話題を呼んだ楽曲だ。ライブでは、越智志帆とコーラスの竹本健一、稲泉りんが美しいハーモニーで会場全体を魅了。このシーンは、本ツアーのハイライトの1つとなった。
なお、「Amazing」にはスピッツの「渚」のカバーが収録されている。越智はコメントの中で、普通の人は大人になるにつれて削られていく“無邪気な少年性”をスピッツ楽曲から感じたと言い、それを表現できる草野マサムネ(Vo, G)へのリスペクトの思いを語っている。
Superfly 越智志帆 コメント
以前、テレビの歌番組で“楓”をカバーさせていただいたこともあってか、スピッツの曲をリクエストしてくださる方はすごく多かったんです。“渚”はリクエストしてくれた方の“泣けるエピソード”も素敵だったので、ぜひ歌わせてもらいたいと思って選んだんですけど、でも草野(マサムネ)さんの歌詞の芸術性というか文学性というかがあまりにも高すぎて。いくら歌詞を読み込んでも、頭で考えれば考えるほど理解するのが難しいという。なんというか答えが見つけられない曲なんだと思いました。草野さんにしか本当の答えはわからない、みたいな。ただ、無邪気な少年性みたいなものは感じたんですよ。それは“楓”もそうだったし、スピッツの作品からそれを感じることはとても多くて。恐らく草野さん自身が、普通の人なら大人になって常識とか社会性とかで抑えられて削られてしまうような少年性を削られないまま大人になられた方なんだろうなと思うんです。それを表現できる稀有なアーティスト性を持たれている方なんだなって。なので私も自分のなかのアーティスト性みたいなものを呼び起こして歌うことに努める以外なかったですね。スピッツの曲はどれもそうですけど、この曲は特に言葉とメロディのハマり方がすごいなと思うんですよ。サビとか、みんな歌えるじゃないですか。みんなが意味を理解しているわけではないはずなのに、こんなに歌いたくなるってなんなんだろう、それこそ意味じゃないんだなって思いました。極めてアーティスト性が高い曲なのに、商業的にもちゃんと成功しているって、天才としか言いようがないですよね。


