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そらる、多彩な仮装で魅せたハロウィンパーティ 新曲含む全20曲を趣向凝らした演出でお届け

そらる
6分前2026年11月06日 14:05

そらるのワンマンライブ「SORARU Halloween LIVE 2026~Starhallow/Starveil~」が10月31日、11月1日に東京・京王アリーナTOKYOで行われた。

「SORARU Halloween LIVE 2026~Starhallow/Starveil~」は、ハロウィンの起源とされる古代ケルトの祭礼・サウィン祭をモチーフとしたコンセプトライブ。初日公演は「Starhallow」、2日目公演は「Starveil」と題され、それぞれ異なる内容で届けられた。この記事では初日公演の模様をレポートする。

ハロウィンパーティが華やかに開幕

ハロウィン当日に開催されるライブということもあり、会場にはメイド衣装やキャラクターコスチュームなどに身を包んだ仮装姿のファンもちらほら。開演前のステージはゴシックなテイストのライブロゴを映し出した巨大な幕にすっぽりと覆われ、そこから延びる長い花道がアリーナ中央のセンターステージまで続く。その会場レイアウトが、詰めかけた観客の期待感をもの言わず煽った。

開演時刻を回ったところで場内に流れるBGMが「TRICK or LOVE?」の音源に切り替わり、終盤のセリフパート「離さない」をきっかけに音量が一気に上昇。フロアがにわかに色めき立つと同時に場内の客電が落ち、瞬く間に広大なアリーナはブルーのペンライトの光でいっぱいになった。するとハロウィンムード満点の幻想怪奇的なオープニングムービーが巨大スクリーンに映し出され、それに続く一瞬の静寂ののち、紗幕の向こう側でおもむろにバンド演奏がスタート。爆発音を伴う豪快な特効とともに勢いよく幕が落とされ、中世ヨーロッパの城壁を思わせる重厚な舞台セットをバックにずらりと並んだバンドメンバーとそらるの姿があらわになると、場内に割れんばかりの歓声がこだました。ライブの幕開けを告げたのは、新曲「ハロウナイトトリップ」だ。

中域成分の豊かなマイルドでスウィートな歌声をまっすぐに響かせて瞬時にオーディエンスの耳と心を奪ったそらるは、吸血鬼を連想させる黒マントと悪魔のようなツノを装備。これは本公演に先立って行われた、ハロウィンライブでそらるに着用してほしい衣装を募集する企画を通じて決定したものだ。その出で立ちにこの上なくふさわしいDECO*27「ヴァンパイア」など、セットリストの随所にカバー曲もちりばめながら次々に人気ナンバーを繰り出していくそらる。魔王が座りそうなアンティークチェアに腰かけての歌唱や、センターステージでの近距離パフォーマンスなどを楽曲によって使い分け、歌声のみならず趣向を凝らした演出でも大いにファンを魅了した。

アイドルライブさながらの豊富な衣装チェンジ

ライブが中盤に差しかかったところで、ふいにスクリーンに企画映像が投影され、突如として観客たちはそらるがハンバーガーの調理にチャレンジする一部始終を見守ることに。本映像の撮影が行われた東京・錦糸町の飲食店「BISTORIA NOFORGÉ」では、11月30日まで「特製そらるハンバーガープレート」を期間限定で提供中だ。

完成した3枚のパティを贅沢に使用した特製トリプルバーガーを食べきるまでの様子をオーディエンスが見届けたのち、ステージには執事モチーフのコスチュームに白手袋とメガネを合わせた装いのそらるが再登場。ファンから寄せられたリクエストではモノクルの着用が希望されていたそうだが、ステージ衣装としての安定性を考慮してメガネに代替されたという。さらにライブ終盤では、ハロウィンモチーフのインタールード映像を経て今度は和装にお色直し。「ハロウィンには縁もゆかりもなかった」と述懐する彼は幾度となく「恥ずかしい」の言葉を連発しながらも、アイドルライブさながらの豊富な衣装替えで仮装パーティムードを盛り立て、オーディエンスの目を喜ばせ続けた。

ライブが大詰めを迎えると、そらるは「ハロウィンと言えばハチさんのイメージ」と前置きしてから「マトリョシカ」や「Mrs.Pumpkinの滑稽な夢」などを含むハチ楽曲メドレーでクライマックスを形成。そしてトドメとばかりに軽快な8ビートのポップナンバー「ワンダー」、オープニング演出にも使用された新曲「TRICK or LOVE?」でフィニッシュを決めた彼は、聴衆へ向けて背中越しに片手を上げ、城壁のゲートからその場を立ち去った。

あんま見ないでください、俺のこと

熱烈なアンコールに応え、そらるは黒のブラウスとロングスカートに白のエプロンとカチューシャを合わせたクラシカルな給仕服スタイルでステージに登場。アリーナ中が異様などよめきと黄色い叫声で包まれる中、彼は「あんま見ないでください、俺のこと」と無理難題を要求する。さらに、見当たらないイヤモニを必死に探し始めるもすでに耳に装着済みだったという「メガネメガネ」ライクな天然ドジメイド芸などで盛大にファンの庇護欲をかき立てたのち、「愛して愛して愛して」「モエチャッカファイア」とラブリーな楽曲を連発してオーディエンスの興奮と熱狂を極限にまで導いた。

スクリーンに映る自らの姿を眺めながら「少し大切なものを失ったような気もするんですが……」と漏らして笑いを誘ったそらるは、「ライブは本当に楽しかったけど、自分の人生の中でメイド服を着る機会があるとは思ってなかった(笑)。評判がよかったら、10年後ぐらいにまたやるかもしれません」と控えめに宣言。そして長いスカートをひるがえしながらラストナンバー「ユーリカ」をさわやかに朗々と歌い上げ、華やかなハロウィンパーティに快然と幕を下ろした。

セットリスト

「SORARU Halloween LIVE 2026~Starhallow~」2026年10月31日 京王アリーナTOKYO

01. ハロウナイトトリップ
02. アイフェイクミー
03. 独りんぼエンヴィー
04. ヴァンパイア
05. マダママゴト
06. ラヴィ
07. ツギハギの翼
08. 神っぽいな
09. ロウワー
10. シャンティ
11. 悪魔の踊り方
12. テレストリアル
13. 夢のまた夢
14. 愁いに白雨
15. マトリョシカ~パンダヒーロー~リンネ~Mrs.Pumpkinの滑稽な夢
16. ワンダー
17. TRICK or LOVE?
<アンコール>
18. 愛して愛して愛して
19. モエチャッカファイア
20. ユーリカ

撮影:笠原千聖(cielkocka)、立山沙緒里(田中聖太郎写真事務所)

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