柏木ひなた(私立恵比寿中学)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、藤原丈一郎(関西ジャニーズJr.)らが出演する舞台「タイヨウのうた~Midnight Sun~」が本日9月5日に東京・なかのZERO 大ホールで開幕。初日である本日の開演前に、キャストによる囲み取材およびゲネプロが行われた。
本作は2006年に公開されたYUIと塚本高史主演の映画「タイヨウのうた」を原作とした作品。陽の光に当たることができない色素性乾皮症を抱える雨音薫とサーフィン部に所属する高校生・藤代孝治の純愛が、登場人物の歌唱シーンを交えながら描かれる。
囲み取材には柏木、辰巳、松崎、藤原、高橋惠子が参加。孝治役の辰巳は本作の出演について「僕自身大好きな作品で、何回も映画を観ていました。まさかジャニーズ20年目にして、藤代孝治という高校生役を演じることができるとは思っていなかったです。本当にうれしいです!」と取材序盤から感極まった様子。薫役で初のヒロイン役を演じる柏木は「いつもはグループにいて、こういう舞台に立つのは初めてなのですごく緊張しているんですけど、『タイヨウのうた』という大きな作品に参加させていただけるということがうれしいです」と出演を喜んだ。
本作で歌唱シーンを多く担当する柏木が「さっきもずっと歌っていました」と述べると、薫の祖母・シゲを演じる高橋から「すごく素敵なんです」というコメントが。柏木が高橋に視線を向け「言い方や動きだったり、アドバイスをたくさんいただきました。惠子さんが演じられている姿を見て勉強させていただいています」と語ったあと、高橋は「(柏木は)とっても素直で純なところが芝居にも表れています」と彼女を称賛し、取材中終始2人は仲睦まじい様子を見せる。辰巳も「『その場で生まれたものを大切にしていこう』と話しながら稽古をしていたんですが、(柏木は)純粋にいろんな言葉をキャッチしてくれます。毎日違った雨音薫がそこにいて、藤代孝治として毎日雨音薫に恋しています」と語気を強め、2人から褒められた柏木は照れ笑いを浮かべた。
本作で初めて高校生を演じたという松崎は「今しかできない、高校生役・松崎祐介に乞うご期待ですよ! フゥー!」とハイテンション。そんな松崎と作中で漫才コンビを組む藤原は「大阪魂を見せます!」と漫才シーンに気合いを入れていた。辰巳は「舞台を通して、当たり前のことなんてないということ、どうしようもできない恋心を皆さんにお伝えできたら。映画やドラマと違った設定があったり、舞台オリジナルの部分もあるので、まったく違った作品になってると言ってもいいくらい『タイヨウのうた』が新しくなりました。それを生身の人間がやってるというのを見ていただきたいですね」と舞台版ならではの魅力をアピール。「ふぉ~ゆ~のメンバーから今回の出演について何かコメントはありましたか?」と尋ねられた辰巳が「『マツ大丈夫なの?』って(笑)」と即答し、メンバーに写真付きメールで状況を報告しているエピソードを明かす場面も。そして最後に辰巳が「千秋楽まで毎日、どんどん進化する作品になると思います。皆さんぜひ劇場でお待ちしております!」と語り、囲み取材は終了した。
舞台「タイヨウのうた~Midnight Sun~」は本日9月5日から9日までなかのZERO 大ホール、10月13、14日に大阪・NHK大阪ホールで上演される。
タイヨウのうた~Midnight Sun~
2018年9月5日(水)~9日(日)東京都 なかのZERO 大ホール
2018年10月13日(土)~14日(日)大阪府 NHK大阪ホール