全日本CDショップ店員組合が選出する「第11回CDショップ大賞2019」の授賞式が本日3月18日に東京・白金セレネにて行われ、星野源のアルバム「POP VIRUS」と折坂悠太のアルバム「平成」が大賞を受賞した。
「CDショップ大賞」は「行かなきゃ 会えない 音がある。」をスローガンに掲げ、2009年より開催されているアワード。過去1年間に日本国内で発売されたオリジナルアルバムの中から、CDショップ店員の投票によって大賞を決定している。今回は初の試みで、大賞として「何回でも聴きたい素晴らしい作品=#神アルバム(と呼べるようなスタンダードとなりうる作品)」に贈られる“赤”と、「新人の中で素晴らしいアルバム。店頭から全国に向けて発信出来る様な賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品」を“青”の2つの賞が用意されており、「POP VIRUS」は大賞の“赤”、「平成」は大賞の“青”を受賞した。
星野が大賞を受賞するのは2015年発売の「YELLOW DANCER」に続いて2度目。「CDショップ大賞」史上初の2度目の大賞受賞となった星野は「2度目の大賞を頂きまして本当に嬉しいです。ありがとうございます。全国のCD ショップの店員さんが選んでくれたこの賞は特別で、現場の実感がこもっている感じがして、それがすごく嬉しいんです。しかも2回も頂けると思っていなかったので、選んでくださった皆さんありがとうございます」とコメントしている。大賞、部門賞を含む受賞作品は以下の通り。
第11回CDショップ大賞2019 選考結果
大賞
赤・星野源「POP VIRUS」
青・折坂悠太「平成」
入賞
・宇多田ヒカル「初恋」
・エレファントカシマシ「Wake Up」
・Official髭男dism「エスカパレード」
・カネコアヤノ「祝祭」
・KID FRESINO「ai qing」
・ずっと真夜中でいいのに。「正しい偽りからの起床」
・cero「POLY LIFE MULTI SOUL」
・WANIMA「Everybody!!」
部門賞・洋楽賞
・トム・ミッシュ「Geography」
部門賞・マエストロ賞
・サザンオールスターズ「海のOh, Yeah!!」
部門賞・ライブ作品賞
・サカナクション「SAKANAQUARIUM2017 11th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around」
部門賞・クラシック賞
・アリス=紗良・オット「ナイトフォール」
部門賞・ジャズ賞
・Ai Kuwabara the Project「To The End Of This World」
・纐纈あゆみ「O PATO」
部門賞・演歌賞
・純烈「プロポーズ」
部門賞・リビジテッド賞
・ジョン・コルトレーン「The Lost Album」
特別賞
・安室奈美恵
・Queen
地方賞
北海道ブロック賞・金子智也「手をつなごう」
東北ブロック賞・村松徳一「星めぐりの歌」
関東ブロック賞・KOTORI「CLEAR」
甲信越ブロック賞・須澤紀信「半径50センチ」
北陸ブロック賞・Gen「Singin' and Smilin'」
東海ブロック賞・崎山蒼志「いつかみた国」
関西ブロック賞・ハンブレッダーズ「純異性交遊」
中国ブロック賞・CRAZY VODKA TONIC「書を灯す」
四国ブロック賞・STU48「暗闇」
九州ブロック賞・odol「往来するもの」
沖縄ブロック賞・下地イサム「GAFU」
※「ai qing」のaはグレイヴアクセント、「qing」のiはアキュートアクセント付きが正式表記。
※記事初出時、本文中に脱字がありました。訂正してお詫びいたします。