never young beachが2020年1月24日に公開される映画「ロマンスドール」の主題歌および劇中歌を担当する。
「ロマンスドール」は2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されたタナダユキによる同名小説を映画化した作品。ラブドール職人とその妻によるラブストーリーが描かれる。映画の脚本および監督は原作者のタナダ自ら担当し、妻への愛情をうまく伝えることのできない不器用な主人公・北村哲雄を高橋一生、よき妻でありながら胸の中の秘密を打ち明けられない妻・園子を蒼井優が演じる。
タナダはネバヤンが主題歌と劇中歌を担当することについて「never young beachを知ったのは3年近く前のこと。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれが叶いました」とコメント。ネバヤンは「愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました」と楽曲に込めた思いを明かしている。またタナダは主題歌を聴いた感想を「その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をも優しく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました」と話し、ネバヤンの安部勇磨(Vo, G)の兄である高橋も「兄だけど。好きです」と語っている。
never young beach コメント
自分たちのつくった曲が映画館で流れるという経験がないのでワクワクしました。映画の本編が終わり、エンドロールを観ながらエンディングの曲を聴いている時間が実は一番脳みそから何か出ている気がするんです。見終わってジュワーといろいろ実感するというか。あの時間に自分たちが関われるなんて。そんな気持ちがあったので主題歌のオファーを頂いた時は単純に嬉しかったです。
映画から受けた印象は、余白があって、凄く素朴。だからこそ役者さん、音、映像、様々な個性を感じられました。
人間、誰かを愛しても様々なすれ違いがあると思います。ベストな状況は少しの間。日々の中、互いに変わっていき、ぶつかる。それでいいと思うんです。正しさだけが人を救うわけじゃない。疲れちゃう。どんな状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解出来たら。
愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました。
タナダユキ監督 コメント
never young beachを知ったのは 3 年近く前のこと。彼らの作る曲には新しさと同時に、どこかノスタルジーがありました。とっつきやすいのに、一筋縄ではいかない豊かさ。ひねくれてなんかいないのに、でもやっぱりちょっとひねくれているような可愛げ。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれが叶いました。
初めて完成した主題歌を聴いた時、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をもやさしく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました。最後の一音が終わるまでが、映画「ロマンスドール」の世界です。この曲が沢山の人に届きますように。
高橋一生 コメント
never young beachが主題歌を手がけると聞いたときの気持ち
えー!
主題歌を聴いたときの感想
兄だけど。好きです。

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