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大森靖子、新木場で峯田和伸&rikoとハンドメイドなシンガイア創生

大森靖子(撮影:西槇太一)
6年近く前2019年11月18日 13:01

大森靖子のワンマンツアー「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」のファイナル公演が11月13日に東京・新木場STUDIO COASTで開催された。

6月5日から11月13日にかけ、全国47都道府県でワンマンライブを行ってきた大森。ファイナル公演には彼女が敬愛する峯田和伸(銀杏BOYZ)と、これまで大森のライブで数多くダンサーを務めてきたrikoがゲストとして参加した。

道重さゆみの「ラララのピピピ」をBGMにして登場した大森とバックバンドのシン・ガイアズは「ミッドナイト清純異性交遊」で序盤からオーディエンスを沸かせた。ところがこの曲が終わると、大森はステージ下の撮影スタッフの通り道へと移動。すると峯田和伸がステージに現れ、銀杏BOYZの楽曲「駆け抜けて性春」の演奏が開始された。いきなりのサプライズに客席がもみくちゃになる中、同楽曲の後半から大森はステージに戻り、峯田と共に熱い掛け合いを展開した。峯田は「僕たちは世界で一番メルヘンチックな反社会勢力です!」と宣言して観客をアジテートし、アコースティックギターをかき鳴らしながら熱唱。「Re: Re: Love」「VOID」が立て続けに披露されたあと、大森は「私に音楽のすべてを与えてくれて、ありがとうございます!」と峯田に感謝の言葉を叫んだ。

峯田がステージを去ったあと、大森たちは「VOID」をハイスピードなアレンジで再びプレイ。「非国民的ヒーロー」演奏後、大森は「私の一番奥の一番汚くてカッコいい、美しい部分を表した歌を全国で歌って、いろんな思いが輪廻のように渦巻いています。それを爆発させにきました!」とツアーを振り返りつつ、ファイナルに向けての意気込みを観客たちに告げた。その後「JUSTadICE」ではrikoが登場し、彼女は大森と一緒に演舞のようなキレあるダンスを繰り広げ、ステージを華やかに彩った。

もはや恒例となったぬいぐるみのナナちゃんのMCを挟み、「7:77」ではゆるキャラ風の巨大なナナちゃん・ゆるナナちゃんがキュートにステージを歩き回った。大森の弾き語りソロコーナーに突入すると、彼女は「音楽を捨てよ、そして音楽へ」と新曲「シンガーソングライター」を披露。観客たちは大森の歌声に耳を傾け、じっくりと聴き入っていた。さらに大森は「family name」「M」ではsugarbeans(Key)によるピアノの伴奏をバックに、全身を使って力強く歌唱。「きもいかわ」でシン・ガイアズが復帰し、幻想的なムードあふれる「流星ヘブン」では再びrikoが参加して、軽やかにステージ上を舞っていた。

終盤に入ると、大森たちは「マジックミラー」「TOKYO BLACK HOLE」といったライブ定番曲を畳み掛ける。そして「LOW hAPPYENDROLL --少女のままで死ぬ--」の演奏を終えて「オリオン座」が流れ始めると、シン・ガイアズが先に退場。大森はフロアを見わたし、集まったオーディエンスに向かって手を振り喜びを表した。彼女が舞台を去ったあとも観客たちは「オリオン座」を合唱し、約6カ月にわたって行われた全国ツアーの終わりを祝福した。その後アンコールの「絶対彼女」では、一部公演のキーボード演奏を担当したカメダタク(オワリカラ)もタンバリンで参加。最後に大森は「私の音楽があなたを愛しています! 安心して愛されて生きてください!」と来場者たちに温かく語りかけ、再会を誓った。

大森靖子「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」2019年11月13日 新木場STUDIO COAST セットリスト

01. ミッドナイト清純異性交遊
02. 駆け抜けて性春(ゲスト:峯田和伸)
03. Re: Re: Love(ゲスト:峯田和伸)
04. VOID(ゲスト:峯田和伸)
05. VOID
06. 非国民的ヒーロー
07. ZOC実験室
08. JUSTadICE(ゲスト:riko)
09. Over The Party
10. 7:77
11. 音楽を捨てよ、そして音楽へ
12. シンガーソングライター
13. family name
14. M
15. きもいかわ
16. 死神
17. 流星ヘブン(ゲスト:riko)
18. 君に届くな
19. マジックミラー
20. TOKYO BLACK HOLE
21. LOW hAPPYENDROLL --少女のままで死ぬ--
<アンコール>
22. 絶対彼女

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