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SEVENTEENワールドツアーが韓国で開幕、CARATの歌声に力受け「もっと高いところへ」

「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] - SEOUL」6月25日公演の様子。(c)PLEDIS Entertainment
約3年前2022年06月26日 14:07

SEVENTEENがワールドツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN]」の初回公演を、6月25、26日に韓国の高尺スカイドームにて行った。

「BE THE SUN」はSEVENTEENが2年4カ月ぶりに行うワールドツアー。SEVENTEENは5月にリリースしたニューアルバム「Face the Sun」を携えて実施するこのツアーで、韓国、北米、アジア、日本を順に巡っていく。音楽ナタリーでは、オンライン配信も行われた本日6月26日の公演の模様をレポートする。

開演時刻になると、ステージ上部の燃える太陽のような丸いオブジェの下に、ビジューや鋲が施された黒いジャケット姿の13人が登場。「Face the Sun」のリード曲「HOT」を情熱的にパフォーマンスしてコンサートの幕開けを告げる。HOSHIが手にした筒から火を放つと、ステージを数台のバイクが駆け回り「March」へ突入した。

「CARAT(SEVENTEENファンの呼称)の皆さん、おひさしぶりです! 2年半ぶりですね。やっとライブができましたね!」と喜びを爆発させるSEVENTEEN。先日右肘の手術を行ったJEONGHANはギプスを着用してステージに上がったが、「僕が怪我をしていることを気にしてますね? どれほど皆さんががっかりしてるかテストしてみます。『せーの』って言ったら悲しい声を出してね」と観客と掛け合い、「いいですね、その分僕もがんばりますので」とにこやかに挨拶した。DINOは「『BE THE SUN』は太陽が昇るという意味ですね。『Face the Sun』というアルバムには『高く舞い上がり太陽のような存在となりたい』という思いを込めましたが、それで『BE THE SUN』というコンサートを作ることになりました」とツアーのコンセプトを説明する。そしてJUNが頭の上で丸を作る「BE THE SUN」ポーズをCARATへ伝授し、メンバーは観客全員がしっかりポーズを取っているかを後方席まで厳しくチェックしていた。

よりロックなビートが際立つアレンジが施された「Rock with you」やVERNONとJOSHUAの2人が歌った「2 MINUS 1」などを挟み、ユニットコーナーへ。パフォーマンスチームはしなやかなダンスでCARATを魅了し、ボーカルチームはさわやかな歌声を響かせてCARATと一緒にシンガロング。そしてヒップホップチームはエネルギッシュなステージを見せ、それぞれの魅力で観客を沸かせた。

VTRを挟むと雰囲気が一変し、赤い衣装でそろえた全員がステージへ。メンバー同士顔を見合わせながら「Mansae」「Left & Right」で表情豊かにステージを駆け回る。続くシルバーのコスチュームをまとったパートでは、「Ready to Love」などで息の合ったシンクロダンスを披露した。その後のMCでメンバーはそれぞれのユニットコーナーのよかったポイントを讃え合い、ダンスの途中でメンバー同士の目が合う場面を再現するなど、和気あいあいとしたトークが展開されていく。本編最後を飾ったのは「Crush」。セクシーなダンスで観客を圧倒した13人は、太陽のオブジェの下へ集まり、一度ステージを去っていった。

SEVENTEENを求めるCARATの熱い声に応えて、アンコールでメンバーはトロッコに乗り登場。「Darl+ing」で甘く優しい歌声を響かせながらファンへ手を振る。SEUNGKWANはファンの近くへ行けた感動を「まるで天国の雲の上のようです」と表現し、次の曲「Heaven’s Cloud」へつなげた。メンバーはトロッコを降りるまでCARATと一緒に歌い、「まさにここが天国ですね」と喜びを噛み締める。

そして1人ずつ挨拶をしていくSEVENTEEN。リーダーのS.COUPSは「2年4カ月ぶりにCARATに会ったら、僕の職業ってすごいんだなって思いました。アイドルって本当にいい職業ですね。こんなに大きな愛をくださって本当にありがとうございます」と感謝を述べ、「デビュー8年目になるともう情熱はあまりなくなると思っていたけど、こうやって生で会えたら、もっと有名になって、もっと高い存在になって、CARATの皆さんが誇りに思えるほど、この道で最高になりたいと思いました。僕は最高の統括リーダーになります!」と力強いひと言。WOOZIは「『Face the Sun』を作るとき、メンバー全員が『まだまだもっと高いところに行きたい』と言いました。成績じゃなくて、もっと強くてカッコいい人になりたいと。だから太陽になってみようというコンセプトでアルバムを作ったんです。もう10年以上一緒に苦労してきているにもかかわらず、まだこういう情熱があるのもありがたいけど、その原動力は、CARATの皆さんにとって誇れる存在になるためです。これからずっと、皆さんが輝けるようにもっとがんばります」とより高みを見つめる。

ギプスをはめた右腕を抱えたJEONGHANは「CARATの皆さんの声とこの光景を見たくて、腕が痛いにもかかわらずライブをしたいと言ったわけだな、と思いました。本当に楽しくて、本当に幸せです。まだギプスをすると思いますが、無理はしないので心配しないでください」とファンを安心させながら、日本語でも「最後まで見てくださって本当にありがとうございます。またすぐ会いましょう。ハニへ」と挨拶。SEUNGKWANは「本当に長い時間を過ごして、家族のような存在になりました。本当にありがとうを言いたいです」とメンバーへの感謝を話していると、次第に涙があふれてきてしまい、12人のメンバーが彼を抱きしめてCARATの感動を誘った。

そして客席のCARATがサプライズで同じスローガンを掲げて「Together」を合唱。それを感動したような面持ちで見つめていたSEVENTEENは、最後に3曲を届けてエンディングを飾る。「Snap Shoot」ではコミカルなやり取りを挟みながら指名されたメンバーがフリースタイルダンスを披露し、ラストの「VERY NICE」ではメンバーと観客が一緒にジャンプ。4時間超におよぶ公演であることを感じさせないエネルギッシュさで、何度もサビがハイテンションに繰り返された。無限に続くかと思われたが、名残惜しそうな顔で13人は横一列に並んで一礼。「海外ツアーもがんばります! また会いましょう!」と挨拶して笑顔でステージをあとにした。

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