本日10月3日に発売されたカルチャー誌「BRUTUS」に松任谷由実の特集が掲載されている。
「民放ラジオ99局と作る松任谷由実特集 WE LOVE RADIO, WE LOVE YUMING」を特集テーマとする今号には、今年デビュー50周年を迎えたユーミンへのロングインタビューを収録。ユーミンは名曲の裏話、パーソナリティとして数々の伝説を残してきたラジオへの思い、共感を呼ぶラブソングの作り方、この先挑戦したいことなど、今考えること、感じていることを余すことなく明かしている。
またデビュー間もない頃からユーミンがラジオと関係が深かったことにちなみ、今号には爆笑問題、清水ミチコ、宇多丸(RHYMESTER)、川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、ichikoro、美的計画、礼賛)、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、阿佐ヶ谷姉妹、横山剣(クレイジーケンバンド)、岸田繁(くるり)、いとうあさこ、川田十夢、箭内道彦、藤原ヒロシ、クリス・ペプラー、松任谷正隆、鈴木敏夫ほか民放ラジオ各局のパーソナリティが集結。それぞれの語り口でユーミン愛を語っている。
さらに「BRUTUS」は日本全国のラジオパーソナリティにアンケートを実施。このアンケートには民放ラジオ全99局のパーソナリティが参加し、ラジオで届けたいユーミンの楽曲、自身のエピソードやリスナーからの印象的なメッセージを紹介している。
「BRUTUS」編集長 田島朗 コメント
最高の語り手であり、最高の聴き手 / 聞き手であるラジオパーソナリティ。今回、松任谷由実特集を作るにあたり、彼ら彼女らにユーミンの凄さについて伺うというのは、とても自然な流れでした。そしてその深い洞察に感銘するたびに今までの曲を聴き直すのですが、ユーミンが実はこれだけの完成度を持った楽曲をことも自然に全国民に聞かせ続けてきたのだ、という事実に改めて驚くのです。正直、私も今まで音楽性ということまではことさら意識せず、むしろ体感で聴いてきたひとりです。実家で、スキー場で、カラオケで、もちろんラジオで、気がつけばユーミンの曲はいつもどこからか聞こえてきて、つい口ずさんでいました。今回、ご本人へのロングインタビューの中で語られていたこんな言葉が印象に残っています。「この先の25年もまた新しいことをやっていきたいんです」。AIとかいろんな可能性もあるしね、と笑いながら言ったその言葉は冗談めかした感じでもなかったし、聞いていた私たちも何の疑問にも思いませんでした。ユーミンとは普遍で、不変である。ユーミンが“当たり前に”なっているあなたにこそ、ぜひ読んでみてほしい特集です。