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BiS原点回帰!中野heavysick ZEROで6人体制お披露目

BiS(Photo by sotobayashi kenta)
11か月前2023年05月14日 13:07

BiSが本日5月14日に東京・中野heavysick ZEROで新体制初ワンマンライブ「BiS the REPRODUCTiON LiVE」を開催。前日に行われたガチャガチャイベントでライブ鑑賞券を引き当てたラッキーな研究員(BiSファンの呼称)が集まった。

BiSはメンバーの加入と脱退を経て、1月以降トギー、ナノ3、ヒューガーの3名体制で活動してきた。3月に行われた音楽事務所WACKによるオーディション「WACK合同オーディション2023」で新メンバーとしてシオンエピック、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドの3名が加入。ライブの模様はニコニコ生放送で生中継され、会場に入れなかった多くのファンがBiSの新たな船出を見届けた。

狭いステージに上がった6人はフロアいっぱいに集まった観客とほぼ同じ高さのステージでライブを展開。最前列のファンとの距離は手を少し伸ばせば届くほどの近さだ。新体制最初の披露曲は「DESTROY」。既成概念を壊し、現状を打破するメッセージが込められたアッパーチューンで冒頭からアクセル全開のパフォーマンスを繰り出していく。続けてBiSは爆発力のあるキラーチューン「STUPiD」を投下し、間奏の組体操ではシオンとクレナイがほかのメンバーの上に立った。さらにTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT「スモーキン・ビリー」のカバーなどアグレッシブなロックチューンを連投。現在の3期BiSで唯一のオリジナルメンバーであるトギー、途中加入ながら頭角をメキメキと現したナノ3、オーディションに何度となく落ちても執念でBiS加入をもぎ取ったヒューガーという既存メンバーに負けじと新加入の3人も全力パフォーマンスを見せ、観客の興奮を誘った。

スクワットをひたすら繰り返す「thousand crickets」では、ヒューガーやナノ3がタフな姿を見せる中、運動のあまり得意ではないシオンがヘロヘロになる場面もあった。ライブ終盤、汗だくになった6人は四つ打ちギターロックチューン「DA DA DA DANCE SONG」で研究員と熱い時間を共有し、ラストに「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」を披露。「行かなくちゃ僕ら 何度でも飲み込んでいけ 何度でも行かなくちゃ」と、BiSの歴史を内包しつつも今のグループの状況にぴったりの代表曲を届け、今後の活動への期待を煽る形でライブを終えた。

アンコールを求める「新時代」コールに応えて、ステージに立ったBiSは、1人ひとりが挨拶。最後にトギーは「過去を超えなきゃと思うほど、怖くなることもありました」「今までで一番いいBiSを作りたい」と意気込みを伝えた。アンコールではソリッドなギターサウンドが印象的な新曲に続いて、BiSライブにおけるエンディング曲としておなじみの「CURTAiN CALL」が2回連続で届けられ、この日限りの特別なライブの幕が降ろされた。

「BiS the REPRODUCTiON LiVE」メンバーコメント(MCより)

クレナイ・ワールズエンド

本日は、中野heavysickにお越しいただきありがとうございます。私は今年の3月の合宿オーディションで合格して、今ここにいます。去年もオーディションに参加したのですが、合格することはできませんでした。落ちたときに悔しくて、1年後もまたここに戻ってくると決意しました。そして今年これで受からなかったらアイドルという夢はあきらめようかなと思ってました。去年の合宿での姿を知ってるぶん、今年はプレッシャーがすごかったですが、今年は絶対に合格してやるという思いで1週間必死にがんばりました。合格したときは実感がなくてずっと夢の中にいる気分でした。渡辺さんの始まりであるBiSのグループの一員になれて本当にすごく幸せです。努力をすれば、あきらめなければ、夢は叶えられなくてもどこかで必ずいいこととして自分に返ってくるので、そのことを忘れずに、これからいろいろなことを6人で乗り越えていけたらいいな思います。みんなに支えられてこその私たちだと思うので、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。多くの方に私の存在や、BiSのことを知ってもらえるようがんばっていきたいと思います。これから応援よろしくお願いします。

シオンエピック

シオンエピックです。本日はお披露目のライブを観ていただきありがとうございます。これまでずっと見ている側で、ステージに立つ側になるなんて、ステージの上なんて想像もつかなかったです。すごく不思議な気持ちです。今こうして皆さんの目を見てパフォーマンスができているのが本当に幸せです。これからWACKで、BiSでどんな経験ができるのか胸が高まっています。これからよろしくお願いします。

イコ・ムゲンノカナタ

改めましてイコ・ムゲンノカナタです。私は小さい頃からアイドルが好きで、自分に似合わないアイドルにずっと憧れていました。人に怒られるのが怖くて、ついいい子ぶってしまう自分にはWACKのアイドルがすごくカッコよくみえて、自分もここでアイドルになりたいと思うようになりました。長い間見てきた夢が叶い、BiSの一員になれたことがうれしくてたまらないです。今日ここでお披露目ライブをできたこと、研究員の皆さんと目を合わせられたこと、声を聞いてもらえていること、全部全部最高に幸せです。BiSとして生きるこの瞬間を大切にこれから一生懸命がんばっていきます。これからもっとたくさんの研究員に会いたいし、ここにいる研究員の皆さんと見ていく景色をどんどん大きくしていきたいです。これからのBiSを、そしてイコ・ムゲンノカナタをよろしくお願いします!

ヒューガー

改めまして、今日はお披露目公演に来てくれた皆さん、そして配信を観てくれている皆さん、本当にありがとうございます! 特別な場所で、今日の新しい始まりの時間を研究員とともに過ごせて、すごく幸せです。 3人は、厳しい合宿を乗り越えて、BiSに来てくれました。 BiSに入って約半年のまだまだ未熟な私は、自分なりにどう新メンバーのことをサポートできるかな、どうしたらもっとBiSが大きくなっていけるのかなって、この1カ月たくさん悩みながら過ごしました。いい意味で全然未来が予想できないんです。毎日会ってるはずなのに、毎日毎日その子の新しい一面を見られるんです。しかも似たようなものが全然なくて、1人ひとりに違う魅力があって。みんなエネルギッシュで、気付かされることや成長させてもらうことばかりです。 だから酸いも甘いも経験して、少しずつ大きくなっていって、力を合わせて、これからどんなふうにでも変わっていけると信じているし、そこに研究員がいてくれたら、もっともっと強い気持ちで進んでいけるなって思います。 どうか、一緒にスタートの一歩を踏んでくれたらうれしいです。これからもよろしくお願いします!

ナノ3

今日は中野heavysickにBiSを観に来てくれてありがとうございます。ついに6人でスタートできるんだ、研究員に会えるんだって今日をすごく楽しみにしていました。新メンバーが加入して、6人になって、それぞれ全然違うタイプの子が集まったので、今までと同じやり方をしていればうまくいくなんてことはなくて、私自身も成長しなければならないことがたくさんあります。いいところだけじゃなくて、ダメなところも認め合って、向き合い続けて、向き合い続けることをあきらめないで、今までBiSが築いてきたものも大切にしてみんなで成長していきたいです。この6人でどんなBiSになっていけるのか、まだ私たちもわからなくて楽しみな気持ちでいっぱいなんですけど、大好きなBiSでBiSの音楽を届け続けて、研究員と一緒にいたいし、これからもっとたくさんの研究員に出会えるように、何回も観たくなるような面白いグループになっていきたいって思ってます。そしてもっともっとたくさんの大きな景色を研究員と観にいけるようにがんばります! これからもよろしくお願いします!

トギー

ここは、3期BiSが初めてワンマンライブをした場所で、新体制で初ライブをするっていうことは、またイチから始められるような感じがしていて、ワクワクした気持ちもありつつ、過去を超えたいって思えば思うほどこわさも感じていました。何かが変わっていくことは、これからどうなっちゃうんだろうって不安がいつも少しだけあるんですけど、今まで活動してきて、変われないままでいることのほうがずっとつらかったのでこうやって3人一気に入ってきてくれて、雰囲気がガラッと変わって、これから先のことが全部未知で、どんなBiSになっていくのか毎日楽しみで仕方ないです。今までで1番いいBiSを作りたいと思っています。みんなの中にBiSはこうであってほしいとかこうあるべきだ!とかあるかもしれないんですけど、それは私の中にもあって、でもどんなBiSでもBiSなんだろうなあと思うので、この6人と研究員で新しいBiSを作っていけたらいいなと思っています。どうなっていくのか一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。今日は本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

「BiS the REPRODUCTiON LiVE」2023年5月14日 東京・中野heavysick ZERO セットリスト

01. DESTROY
02. STUPiD
03. 少年の歌
04. スモーキン・ビリー
05. KiSS MY ASS
06. hey boy hey girl
07. GOiNG ON
08. BASKET BOX
09. thousand crickets
10. テレフォン
11. DA DA DA DANCE SONG
12. BiS-どうやらゾンビのおでまし-
<アンコール>
13. 新曲(タイトル未定)
14. CURTAiN CALL
15. CURTAiN CALL

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