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折坂悠太の(歌)詞集発売、書き下ろしエッセイ4編も掲載

「折坂悠太 (歌)詞集『あなたは私と話した事があるだろうか』」表紙
2か月前2023年09月15日 9:05

折坂悠太の楽曲の歌詞をまとめた書籍「折坂悠太 (歌)詞集『あなたは私と話した事があるだろうか』」が10月1日に発売される。

本書には折坂がこれまで歌い続けてきた62曲分の歌詞を掲載。既発曲に加え、ライブのみで披露されてきた楽曲や、未発表曲の歌詞も盛り込まれる。さらに折坂が本書のために書き下ろしたエッセイ4編も収められ、読み応えのある1冊となっている。

なお6月から開催中のツアー「折坂悠太 らいど 2023」のうち、9月22日の京都・京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ(小ホール)公演、29日の東京・昭和女子大学人見記念講堂公演の2会場では「(歌)詞集」が先行販売されることが決定した。

折坂悠太 コメント

詞をまとめる作業は、長年使ってきた道具に手入れをするような感覚でした。
ひときれのパン、ナイフ、ランプ。生き抜くために、今一度持ち物チェック。
どうぞ私のかばんを開けて、私をかばんに忍ばせてください。
編集の山口博之さん、装丁の山田和寛さん、関わってくださった全ての人に感謝します。

山口博之(編集者)コメント

<ためらいと抵抗の詞学>

折坂さんの強烈な個性である歌声や歌唱法、メロディやリズムといった"歌唱"の要素から離れた、もうひとつの独創、言葉=“(歌)詞”を私たちはどんな響きで読むでしょうか。

折坂さんは都合のいい言葉で私たちを安易な納得へと誘いません。言葉にできないものに対して、わかったような言葉で誤魔化すことをせず、目をそらさずに見つ続けるのです。熱狂に巻き込まれることなく傍観するのでもなく、淡々と熱く、ためらいながら、抗いながら、私たちの方を向いています。

折坂さんは私たちに何を話しかけようとしているのか。

歌に乗せて“聴く”だけの言葉ではない、読み、想像し、対話するものとしてこの(歌)詞集をつくりました。ひとり静かにこの本を開き、自分だけの読み方で時間を過ごしていただけたらうれしいです。

折坂悠太 らいど 2023(※終了分は割愛)

2023年9月22日(金)京都府 京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ(小ホール)
「(歌)詞集」先行販売
[時間]16:30~17:30 / 18:00~19:00 / 終演後
[場所]4階ホワイエ

2023年9月29日(金)東京都 昭和女子大学人見記念講堂
「(歌)詞集」先行販売
[時間]16:30~17:30 / 18:00~19:00 / 終演後
[場所]1階ロビー

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