1年以上前2024年01月19日 6:05
加藤和彦の軌跡を追った音楽ドキュメンタリー映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」が5月より東京・TOHOシネマズ シャンテほかで全国順次公開される。
加藤はザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」で1967年にプロデビュー。サディスティック・ミカ・バンドでの活動を経て、ソロ、作曲家、プロデューサーとして活躍し、多くの人に影響を与えた。そのほか映画や歌舞伎の音楽制作、坂崎幸之助とのユニット・和幸、小原礼、土屋昌巳、屋敷豪太とのバンド・VITAMIN-Qなどでも精力的に活動した彼は、2009年11月に62歳でこの世を去った。
映画化の企画はサディスティック・ミカ・バンドで加藤と活動をともにした故・高橋幸宏が彼に寄せた思いから立ち上がったもの。劇中ではザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話や、“ヨーロッパ三部作”に隠された逸話などが明かされ、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演の模様やレコーディング風景などを交えた映像を観ることができる。企画、監督、プロデュースを手がけるのは相原裕美。なお映画タイトルの「トノバン」は加藤の愛称だ。
映像には加藤のほか、きたやまおさむ、松山猛、朝妻一郎、新田和長、つのだ☆ひろ、高橋、小原、今井裕、高中正義、クリス・トーマス、泉谷しげる、坂崎、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一、コシノジュンコらが出演。さらに本作では加藤が作曲、北山修が作詞を手がけた楽曲「あの素晴しい愛をもう一度」が新たにレコーディングされる。

JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND
もっと見る
関連記事
高橋幸宏「WORLD HAPPINESS」の発売記念し4都市でパネル展、復刻Tシャツ販売も
高橋幸宏のライブ音源と映像を収めた作品「WORLD HAPPINESS」のリリースを記念し、東京、大阪、名古屋、福岡の4都市のタワーレコードでパネル展が6月5日より順次開催される。
4日前
Perfume、砂原良徳、ちゃんみな、Number_i、山口一郎、10-FEET、YUKI、岡村靖幸…豪華17組登場「MAJ」オープニング映像YouTubeで公開
昨日5月22日に行われた国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」の授賞式のオープニングショー「RYDEEN REBOOT」の映像がYouTubeで公開された。
11日前
YMOトリビュートコンサートの放送&配信決定!松武秀樹、岡村靖幸、小山田圭吾、山口一郎ら出演
5月20日に京都・国立京都国際会館で開催されるYellow Magic Orchestraのトリビュートコンサート「MUSIC AWARDS JAPAN A Tribute to YMO - SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025-」の模様が、7月13日にWOWOWで放送・配信される。
13日前
KinKi Kidsサブスク解禁記念、著名人やスタッフが選ぶプレイリスト企画スタート
KinKi Kidsを愛する著名人やメディア関係者が選曲したプレイリストを紹介する企画「KinKi Kids Playlist Library」が、5月23日より各サブスクリプションサービスにて順次公開される。
14日前
MAJOR FORCE黎明期中心に80~90年代東京クラブシーンのフライヤー集めた展示会開催
日本初のクラブミュージック専門レーベル・MAJOR FORCEの黎明期を彩ったフライヤーを中心とした展覧会「RETURN OF THE ORIGINAL ART-FORM featuring MAJOR FORCE~’80s-‘90s TOKYO FLYERS EXHIBITION」が東京・JULY TREEにて5月17~31日に開催される。
19日前
泉谷しげる、エレック時代の初期4作品リマスター音源配信 個展「サイバーパンク展」開催も
泉谷しげるがエレックレコードに残した初期4作品が配信リリースされた。
24日前
SILENT POETSの7年ぶりアルバムに国内外ゲスト大勢参加、「デススト」提供曲を先行配信
下田法晴のソロプロジェクト・SILENT POETSのニューアルバム「HOPE」が6月25日にリリースされる。
25日前
7月7日は短冊CDの日、今年は高中正義やGOOD BYE APRILなどの30作品以上を一挙にリリース
8cmシングルCDをフィーチャーした企画「短冊CDの日」が7月7日に開催される。
27日前
ハマ・オカモトが細野さんに聞きたい、あの曲この曲(後編)
細野晴臣が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する「細野ゼミ」。ゼミ生として参加するのは、氏を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人だ。補講5コマ目のテーマは「ハマ・オカモトが細野さんに聞きたい、あの曲のこと、この曲のこと」。前編ではYMO「Tong Poo」「TECHNOPOLIS」「Chinese Whispers」の3曲をピックアップしたが、後編ではユーミン「生まれた街で」「返事はいらない」「卒業写真」、高橋幸宏「LA ROSA」、大貫妙子「都会」、小坂忠「ほうろう」、細野のソロ曲「薔薇と野獣」「絹街道」のベースプレイおよびアレンジについて掘り下げていく。ぜひ音源を聴きながら三者のトークを楽しんでほしい。
29日前
細野さんに聞きたい、あの曲この曲(ハマ・オカモト 前編)
細野晴臣が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する「細野ゼミ」。2020年10月の始動以来、「アンビエントミュージック」「映画音楽」「ロック」など全10コマにわたってさまざまな音楽を取り上げてきたが、細野の音楽観をより深く学ぶべく昨年から“補講”を開講している。ゼミ生として参加するのは、氏を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人だ。今回のテーマは「ハマ・オカモトが細野さんに聞きたい、あの曲のこと、この曲のこと」。前編ではYMO「Tong Poo」「TECHNOPOLIS」「Chinese Whispers」の3曲をピックアップし、各曲のベースプレイについて掘り下げていく。
約1か月前