本田技研工業(以下、Honda)の新CM「MOVE篇」が本日1月29日に全国で放送スタートする。このCMにて、菅野よう子が手がけた楽曲「Blue」を新人アーティスト・Mayaが歌う新バージョンが使用されている。
2001年よりグローバルブランドスローガンとして「The Power of Dreams」というメッセージを発信してきたHonda。このスローガンは「How we move you.」を副文に加える形で昨年4月に再定義された。「MOVE篇」はこの「The Power of Dreams How we move you.」が目指すものを具現化し、国内外に発信する目的で制作された。
「Blue」は1998年に放送され、世界中で人気を博し、Netflixで実写化もされたテレビアニメシリーズ「カウボーイビバップ」の最終話のエンディング曲。Mayaは米国在住の新人アーティストで、昨年3月にikTokに投稿したグローヴァー・ワシントン・ジュニア「Just the Two of Us」の弾き語り動画で注目を浴びている。「Blue」新バージョンのプロデュースは菅野自身が担当。菅野はMayaについて「可能性の塊。青空に放たれれば、力強くどこまででも飛んで行くでしょう」とコメントしており、Mayaは今回の起用について「祖父母がずっと愛用しているHondaさんのCMに携われたのは夢のようです」と喜びを語っている。
菅野よう子 コメント
想像の翼で、乗り物という概念さえ飛び越えようというHondaのスローガンと、魂の自由を歌ったBlueという曲が、25年の時を超えて響き合うことを嬉しく思います。Mayaさんは可能性の塊。青空に放たれれば、力強くどこまででも飛んで行くでしょう。未来が楽しみです。
Maya コメント
Mayaです。私にとって新しい挑戦と変化の2023年が終わる頃、このような素敵なオファーをいただき心が高ぶりました。菅野さんは初めてお会いした時から気さくに話しかけてくださり、本番のNYレコーディングも楽しくリラックスして臨めました。映像と自分の声が合わさったCMを初めて見た時の感動は忘れません。祖父母がずっと愛用しているHondaさんのCMに携われたのは夢のようです。世界中の皆さんに届きますように。